第7話 さよなら大山編 大山の計画進行
「私と付き合って」
「は?」
高野は突然のタメ口と人生初の告白に混乱した。
本来の高野ならどんな相手でもすぐ付き合うだろう。
しかし大山という人物との戦いが控えている中この選択は果たして高野にとっていいことなのか。
(大山に勝つには武力だけじゃねぇー、精神面でも攻撃を仕掛けないとすぐ武力によって押しつぶされる。しかしここで付き合って公開処刑される彼氏とか全世界探したら...まぁ数人いるか)
「大山に勝つには海老原さんの力が不可欠だ。だからその時はよろしく」
高野はもうすぐ昼休み終わるからと移動を言い分にその場をにげるように立ち去った。
(これが正しかったか...もうすぐわかる。)
〜大山〜
「お前たち俺のいいこと聞けなかったらすぐ殺すからな。」
「おぉーい」
(高野相手に不良70人か...少しもったいないが高野の公開処刑の客でもあるからな)
「では計画を発表する」
「おぉーい」
「まず大山が決行日の放課後に高野を校庭に連れ出す。
大量の不良達は海老原を校庭に連れ出し、高野を目の前不良達に殴らせる。
最後はとっておきの注射器で殺してやろう。
しかしその前に海老原もこの計画に入れる。
海老原には高野の精神を破壊してもらう必要があるからな。」
少し元に戻り海老原の話へ
「おい海老原」
「何よ噂の大山さん」
「海老原に触れたらどうなるかわかってんの?」
(この取り巻きを利用すればいいか)
「おい黒髪、靴舐めろ」
「恵理、やんなくていいよ...」
(恵理...松本恵理か...海老原のお付きの者ポジション、こいつを利用すれば彼氏も表出てくるだろう。)
「恵理ちゃん♡」
大山は松本の腹部を軽く殴った。
松本には今までにない激痛が走った。
大山は体がでかくジャイアンが高校生にそのままなったようなものだ。
「恵理ちゃん♡話聞けるかな♡」
(このやり方で...)
「嫌よ!私は海老原を利用されるぐらいなら死ぬまで殴り合いに付き合ってあげるわ」
「なるほど...そっちも殴るということか?」
「そうよ...かかってきなさい!」
大山は大きく拳を振りかぶった。
そのせいで動きが鈍っており、喧嘩をしたことがない松本でも軽く避けれる程の遅さだった。
しかし当たればひとたまりもない。
(避けるとはな...)
「武道派か?」
「たまたまよ」
(しかしこんな時間をかけられない)
大山は松本の胸倉を掴み、押し倒した。
そして押し倒す流れで松本の素敵な顔を叩く。
「そろそろ話を聞いてくれるかい?」
「嫌よ!」
大山は何度も叩いた。
しかし殴らなかった。
大山も一応人間だしこの計画の主催者は「大山ではない」
「頼む!少しでいいから協力してくれ」
「なんでよ!」
「そもそも高野なんて殺す気ないし生かしてそっちに戻す予定だ。協力してくれ!お前らも死ぬ運命になるぞ!」
大山は泣き顔で叫んだ
「俺を...救ってくれ...」




