第6話 さよなら大山編 海老原の好意
「どうやって殺すんだ?」
「海老原さんの前で公開処刑だ」
「本当にそれだけか?」
「まぁそれ以外にもあるぞ。」
「知ってた」
「まぁ1週間あるから海老原さんと仲良くなれるといいな」
「別にそれを求めていないし、俺はそれ以外にもやり残した事ならある」
「とりあえず1週間後ここにお前を連れ出すいいな?」
1日経ち部室にて
「昨日はこれぐらいだな」
「なんで当たり前みたいな感じでいられるのか?そんな疑問はだいたい俺には予想着いたな」
「さすが祥ちゃんまぁみんなのために言うけど、俺は中学校時代に恋していた人と同タイミング、同一人物にいじめられていたんだ。原因はサッカー主将になってまで一緒に努力したのに怪我したから辞めるって理由で今までの努力があいつらには気に食わなかったらしく、俺と巻き込まれた俺の想い人がそこにはいた。だから俺は是が非でも生活に支障が出ないようにって思いで俺が全て受けることになった。それで俺は体育館倉庫に閉じ込められて総攻撃を受けた。しかしそれは俺だけじゃなかった。それに気づいたのは気絶が解けてからだ。俺の想い人は教室で首吊りをされていた。怒りって感情より何故か悲しくなっちまったんだ。そこまでして俺をどん底に落とし込みたいのか。みたいな。俺は別にあいつらを気づつけたくて怪我した訳でもないし俺の不注意で大山から怪我を負っただけだ。」
「それからその感情をどうしたんだ」
祥平の一言により奏太は気づかされた。
もっといい方法があったんじゃないか
「それから背後からモップで叩かれて倒れ込んだんだ。立ち上がるには時間がかかりそうだったから護身用で家庭科室から盗んだナイフを俺をまたいで目の前に来たやつのふくらはぎを刺したんだ。」
「それが大山だった」
「祥ちゃん先読みしないでよ!」
「ごめんミステリー小説読みすぎて推理頭脳になっちゃったから」
「まぁそれであいつの怒り買っちゃって、もう六日しか命日がないってわけ」
「じゃあ私どうすれば...」
(海老原さんそういえば大山が俺に好意があるとか変なこと言ってたよな。馬鹿らし……)
「見てらばいいよ」
「そんなことできないでしょ!大切なパートナーよ!」
奏太にはパートナーと呼ばれたことが刺さったらしく、立ち上がった
「だったら……」
「もう帰る!」
「ちょ!」
(くそ!もうわかんねぇーよ!恋心とかもう怖くて抱けなかったせいで……もう知らん!)
「奏太。明日謝ればいいし、言い方を変えろ」
「うん」
(俺なりの言い方…これしかないな……!)
そしてさらに1日経ち今回は1年生のクラスがある階へ
「海老原さん!」
「うぉ!せ...先輩!?」
「昨日のこと謝りたくて」
「わざわざここでしなくても...」
「いや俺はこの時間が最適だと思ったんだ。」
「なんで...?」
「そろそろ今までの自分の行動振り返る時間なんじゃないかなって」
「まぁ昨日のこと振り返ってたけど...」
「俺は君まで巻き込みたくないんだ...」
「おぉ……!」
「俺は少なくとも君を特別に思っているよ」
「そ...そうですか...」
(大山が言うより反応は薄いな)
「わ...私は高野先輩に死なれたくないわ!」
(全生徒の気持ちが少しだけわかった。こりゃ人を沼らせる天才だ)
「あぁ...その...」
(大山のせいで訳わかんねぇーよ)
「私と付き合って」
「は?」




