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第2話 新文芸部スタート

金髪ギャルとその友達であろう黒髪の女子が文芸部に電撃入部を申し立てた。

「それでは今学期最初の部活を開始する」

部長の岡田先輩が喋り始めた。

「それでは自己紹介お願いします」

「はーい!私は海老原 えびはらめぐみです!よろしくー」


(金髪ギャルって意外と普通の名前なんだ...)


「海老原愛の友達やってます。松本恵里です」


(黒髪さんも案外ふつーと...)


「はい部長やってます。岡田です」


(部長!いつになったら下の名前教えてくれるんですか!)


「うーす、副部長の奥島っす」


(ついこないだまでこの部活のチャイやつ!キャラが薄れるのを期待だ!そして下の名前は徹!)


「部員の塩田由衣です。好きな本は『呪うよ岡田さんです』」

「なんで俺の名前...もしかして呪われてる!?」


(塩田さんすっかり元気になったな...)


「はーい、友田祥平です。」


(俺の心の拠り所祥ちゃん!やっぱ落ち着くな...)


「そして最後高野。」


顧問の汚い声と共に俺も声を出す


「高野奏太です。よろしくお願いします。」

「高野早速だが自分のコンクールでの功績を発表しろ」

(顧問め!お前を許さない!そして名前をもう1回教えてくれ)


「文芸コンクールでは銅賞を取りました。」

「あぁ部を誇る秀才だ。2人(新入部員)のサポートを要求する」

「さすがに2人は...」

「じゃあ僕やりますよ」

「友田...では松本さんのサポートをして貰おうかな。」

「はい...わかりました」

「そして高野は海老原さんのサポートを」

「...」


(やはり空気は凍るよな...)


「では私は失礼する」


(顧問は部室を出たし部員のみの時間だ。)


「まぁサボり目的なんだけどねぇw」


(そんな気はした。文芸部に来るものはだいたい本を常備している。(こいつらに限る)しかし本棚一面の本にも驚くこともなく素直に椅子に座る。普通に考えれば挙動不審だ)


部長が一応ツッコミを入れる

「サボり目的とは何かね?」

「え?何あんた?もしかして私たちが悪いの?」

「めぐー?反抗しないの。サボる場所提供してもらってるんだから」


(場の空気を例えると南極大陸...と言ったところか...それより部長は相当お怒りのようだ...)


「サボる場所...?だと...?」


(あぁまずいな...こんなにもトイレ行きたい時に話し合いが起きるとトイレ行こうとする途端俺に怒りの矛先が来るだろう...あれ?おれに対する扱い酷くね?)


「とりあえず私たちは何もしないからw」

「やる気にさせるのは...今のめぐにはキツかもねえー」


(あぁ...これは悪魔かなんかだ。サキュバス?それは言い過ぎだな訂正する)


「ふざけるな!」

部長は長机をぶっ叩きながら立ち上がった。


「おぉ!先輩怖ーい」

「こらぁ!」


(一瞬にしてこの悪魔2人に実権を握られた感覚だった。)


「みんな...早く作業に取り組みましょ...夏休み明けには文化祭があって1人1作品出しますし...ね?」


(おぉいいぞ塩田さん!今日は調子がいい!)


「諦めな、どうせ誰も買わないからw」

「さすがに酷いよーw」


諦めたように部長の岡田は座り、無関係な雰囲気を出しながら本を書き始める


(...やはり持ち前の交渉力を発揮するしかないな、見とけよ神様)


「海老原さん、話がある」


奏太は話しながら立ち上がった


「奏太さん?でしたっけw」

「はい、海老原さん、この部活やめてください」

「え?」

「何か抜けたくない理由があるのですか?」

「それは...ない...けど...」

「なぜそんなに間があるのですか?未練でもあるのです?」

「うるさい!」

「愛、白状した方がいいよ。」

「...それは、文芸部内に気になる人がいるからよ!」


海老原は照れくさそうに言ったが文芸部の部員は微笑むのではなく嘲笑った


「相手が誰だろうと海老原さんには振り向かないでしょうね...」

「奏太さん、なんなのよ!あんたはなんなのよ!」

「たとえ相手があなたのような超絶美人さんでも、このような人を小馬鹿にするような人間と付き合ったとてそう長くは続かないと思います。」

「じゃあどうしろって言うのよ!」

「文芸部は文芸部らしく、本を素直に書いてください。」

「そ...そんなんでいいの!?」

「僕たち文芸部は本の内容やジャンル、様々の自分の好きな物を見せ交流し、コンクールでは競い合う、それで僕たち関係を保っているんです。」

「そう...な...!なら本の書き方教えなさいよ!」

「はい!望の頃です」



(しゃあ...!これで大丈夫...)


部長が話し始める

「話し合いしてるうちにもう部活終了の時間だ。明日の部活から新入部員の君たちには書いてもらう」

「わかりましたー!」


海老原が元気よく返事をする。

そして俺も祥ちゃんを呼び学校の裏庭に呼ぶ


〜裏庭〜

裏庭は真ん中に巨木1本そしてその周りにはテーブルがある。その理由はすぐそこに学食があるからだ。俺たちが来た理由はこの裏庭にある自販機目的だ


祥平が話し始める

「裏庭久しぶりに来たな」

「まぁ部活終わったらすぐ帰るし、休み時間と言ってもネタ集め(読書)」

「で何買うの?」

「俺はコーヒー」

「め...珍しいな」

「緊張しすぎて死にかけた!」


ガタンッ!

自販機から物が落ちる音


「ほらこれでも飲め、今日は奢りだ」

「祥ちゃん...」

「それで裏庭呼んだのには他にも理由があるだろ?」

「うん!祥ちゃん...サポート相手の人祥ちゃんのどタイプじゃん!」

「それかよwまぁ奏太が引き止めるっつーか本を書くきっかけを作ってくれたおかげで話しやすくはなったな。」

「良かったな!」

「ところで奏太はあの金髪ギャルどう思うんだよ?」

「え?」


奏太が答える間もなく背後から何かが襲い掛かる


「先パーイ!」

「おぉ海老原さん...」

「奏太さん!私お金ないので自販機奢って欲しいでーす」

「おぉ!って海老原さん今日何もやってないw」

「いいじゃんいいじゃん!」

「うん!わかったよ」

「何しれっと買おうとしてんだよ、というか松本さんは?」

「もしかして松本さん狙ってんの?」


ガタンッ!

自販機から物が落ちる音


「僕のセンスで選びました。」

「ほんとに買ったんだ...」

「わぁー!先輩わかってるー」


松本が遅れてやってくる

「うーす遅れました。」

「おぉ!恵里!」(にまぁ)

「てかお金ないんじゃ無かった?」

「あぁこのソーダ?高野先輩にもらったんだぁー」

「毒盛られてない?」

「今の自販機で貰ったんだからそれは自販機側のせいよ」

「そ...なら友田先輩は私に奢ってくれるんでしょw」

「なっ...なんでそうなる!?」


〜電車〜

「じゃあ私たちこっちだからー」


海老原と松本は先の電車で降りた。


「酷くせびられたな」

「祥ちゃんwよく耐えたなw」

「笑い事じゃないんだけど」

「ごめんごめんw」

「で?聞けなかったけどさ海老原さんのことどう思ってるの?」

「答えは簡単だよ、海老原さんにしっぽ振りまくって本性を知る。そしたら俺はもう上出来かな」

「やっぱり、怪しいとは思ってたけど。好意はないと」

「もちろん!あう言うやつほど本性見せる時面白いんだよねぇー」

「これはとても楽しみだな」

「祥ちゃんは松本さん抱けよ」

「なんでそうなる!?」

「動揺しすぎw」

「そりゃ動揺するだろ!」

「まっ...俺は祥ちゃんと松本さんのこと応援するからさ...お互いコンクールまで前回の金賞目指す思いとは違った意味で協力し合いながら頑張ろうぜ!」

「今回は...協力戦か...」

「そうだよ...」


文芸部員は気づいていなかった。

もうすぐ定期テストが行われることを...

補足

()←これで喋ってるのは主人公です


次回もお楽しみに。

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