第16話 結局のところ
にしても天ノ原高校にとてつもなく近い高校がまさかの大山に支配下にあったとは
そりゃ拳からでそうだは
と高野は心の中で笑いながら天ノ原高校に向かっていた
(それより学校がどうなってるのか気になるし、大山の生存確認もしたいところだ)
高野は天ノ原高校に着くも特に異常がなかったので部室に直行した
(あれ?今日誰もいないのか...)
部室の鍵が空いていたが中には誰の姿もなかった
しかし何かがこの部室に来た痕跡は残っていた
(誰かいたのか?)
バンッ!
突然の音に音がしたはずの裏庭を部室の窓からこっそり覗き込んだ
すると天ノ原高校の生徒が膝から崩れ落ち、その前にいた人物は何か物体を構えていてそこから煙が出ていた。
高野はすぐに拳銃だとわかった。
一瞬気持ち悪くなったが距離があったため血や打たれた部位ははっきりと分からなかった。
逃げようとした時にはその犯人も裏庭を出てこっちの部室に繋がる階段を上り始めていた。
コツコツ
高野からしたら聞かなかったことにしたいほどの音だ
だってその犯人がこっちに来ているからだ
高野は賭けに出た
部室はにかなので飛び降りて巨木に飛び移つろうとしている
(行けるか?)
高野は緊張気味だったが部室の窓を開け巨木に移るため大ジャンブした
多少距離があったがなんとか飛び移ることができ木の枝にぶつかりながら降りることに成功した
(あいつはもう違うところに行ったのか?)
そんなことを考えていると打たれた生徒が倒れ込んでいたので、抱え込み助けを呼ぼうとしたがこの状況で呼ぶと確実に犯人はこっちに来るとわかったので高野はその生徒に天国では幸せになれよと言い残し生徒の亡骸を後にした
(物騒だ、まさかこの高校に死人が出るとは)
校門から出ようとした時、先程の生徒会(?)たちが何やらこっちに溜まっていた。
そいつらに気づかれる前に門の後ろに隠れ盗み聞きした。
「我が校長、何とかやれてるかな?」
(どうやらあの犯人はこの高校の校長か...どうやって銃手に入れた!?)
疑問はあるものの何をしているのかよく聞き取れなかった。
「やれてないかもよー。だって天ノ原高校に娘もいるしね」
(まさかのw)
「海老原陸さんね...」
(は?)
高野は驚いた
まさかの美容師エレクトが校長もやっていたとは。
そりゃ大山とエレクトは繋がるわけだ...
「海老原陸さん、高野奏太って男探してなかった?」
「そいつなら今日この高校に喧嘩売りに来たけど」
(あれ?なんかもっとやばい状況になってない?)




