第12話 一学期終了、居残りで作品を作り終わらせる
校長の長い話と成績表が配られて一学期は終了した
「部室行かなきゃ」
高野は少し疲れていたが切り替えて部室に向かった
(まだ誰もいないのか...)
高野が来た時は誰も来ていなかった
と言っても今日来るのは海老原と松本、友田ぐらいだ
部室にある窓は裏庭が見れるようになっていて真ん中にある巨木を見ていると裏庭に海老原がいるのに高野は気づいた
(あれ?これ海老原さん忘れてるやつ?)
高野は海老原が今日居残りで部活があることを忘れていると思い、走って裏庭に向かった
(海老原さん...いた!)
すぐに裏庭に向かったおかげで帰る寸前の海老原を見つけることができた
「海老原さん!」
大声で呼ぶも気づいてなかったため追いかけた
「おぉ...」
少し引かれたが高野は海老原に気づいてもらった
「ハァ...ハァ...海老原さん...ハァ...部活忘れてます」
「あ!そうだった」
「海老原?どういう関係?」
(ギャル仲間に言ってないのか...すげー引かれてんだけど)
「この人は部活で私のサポートしてくれてるの」
海老原はこういうもギャルなかまには少し疑われている。
「文化祭で作品を販売するのですが期限ギリギリなので作り終わらせようと思ったんです」
「この男と2人?」
(ますます疑われた...なっていえば良かったんだ?)
「いえ、友田と言う男と松本さんも一緒に作品作りをやるはずです」
言い終わる時に友田だタイミングこっちに来る
「高野ー?揉め事か?」
「祥ちゃん!タイミング良すぎ!んん!(咳払い)こいつが友田です」
「よっすー」
「松本さんは?」
「え?」
「今日やんないのか?」
「あぁ!忘れてたw呼びに行ってくる」
友田は走って松本さんが降りてくる昇降口に走った。
「一応嘘では無いです」
「そ...変なことしないでね」
「少なくとも1番いい先輩だよ」
(海老原さん...?何をどう見て言っているんだ?)
「そういうことなので海老原さんのお時間をいただくこととなっております...こちらの方に印鑑をお願いします」
「なんの契約!?」
海老原は笑いながらツッコんだ
「海老原さん早く終わらせましょう」
高野と海老原は部室に向かった
「あれ?高野は?」
友田は遅れてやってきた
なんだか先程のギャル達がお取り込み中だったので盗み聞きをしていた
「海老原のやつ、バレてないかねぇー」
「あの男気づいて無いわけでは無さそうだけど何をすればいいか分からないのかねぇー」
(高野のやつ...気づいてんだったら声掛けろよ)
友田は静かに部室に向かった
「祥ちゃん?松本さんは?」
「帰ったってさ」
「まじかよ」
「そそそ」
(高野め...そろそろ話題を変えろ)
「祥ちゃんは松本さんと仲良くなれたか?」
(そういえば松本さんとちゃんと話せてなかったな)
「どうだかね...早く終わらせな」
「いや!手を加えなくてば!」
「なんだそのこだわり」
「海老原さん?この意味の使い方間違ってますよ?」
「えぇ?」
高野は訂正ポイントを伝えるために紙に書かれたセリフに手を当てた。
その時海老原の手に触れていた
高野は指をさしながら話す
「ここ」
「うわぁあ...」
「どうしたんだ?」
高野は疑問を抱きながら話しかける
腕を動かいした時に高野は海老原さんと触れていたことに気づいた
「あぁ!すいません!」
「う...うん...」
海老原は顔を赤くして答えた
不自然すぎる
「ちなみに何個かあったんでその紙貸してくれれば印つけておきます」
「あぁ...ありがとう」
(こりゃガチのヤツだ)
友田は苦笑いしながらパイブ椅子で足を組み自分の作品(友田の作品)にてをつけだす
それから黙々と進め気がつくと日が落ちかけていた
「うん!訂正するところなし!販売にふさわしい作品だよ」
「じゃあスタバ奢ってね」
「忘れてた...」
「友田先輩寝てる?」
「祥ちゃん?もう帰るぞ?」
「ん?はいよ」
スタバに向かう時に友田は俺は違う方向だからと言い別の場所に行った
「海老原さん駅のところから繋がってるショピングモールでいい?」
「そこのショピングモール知ってたんだ」
「通学に使う駅だもん」
「そっか...行ったことは」
「初めて...かな」
海老原は初めてという言葉にドキッとした
(どうして高野先輩を意識しちゃうんだろう...)
「海老原さん?どうかしたの?」
「い...いや...早く行こ?...」
「う...うん」
高野と海老原を後ろから見守る友田はこう思った
(高野は海老原さんに向けられた好意をいつ気づくんだ?)
「スタバ到着ー!」
「好きなの頼んでいいよ...俺わかんないから」
「んじゃキャラメルフラペチーノで」
「キャラメルフラペチーノのなんか飲むんだ」
「うん!」
「じゃあそれで」
「あぁ!待って待って!高野先輩も頼みなよ!」
「いや俺は別に...」
「キャラメルフラペチーノのふたつで」
「サイズは?」(店員)
「2つともトールです」
「俺も...」
「一緒のもの飲も?」
「う...うん」
(なんなんだこの気持ちは?)
と高野は思った
「お待たせしましたキャラメルフラペチーノのお二つで」
「ありがとうごさいまーす」
高野は会計を済ませ先に取っていた席に座り飲み始める
「そういえば海老原さん、今日のお詫びで5000円渡します。この5000円で好きなの買いに行きましょう!」
「高野先輩...」
「はい?」
「バイトしてるんだっけ?」
「はい...?」
「時給は?」
「1000円です」
「じゃあ高野先輩5時間分で」




