第1話 はじまり
現在中学生の作品です
暖かい目で僕の作品を見守ってください
俺はなんの変哲も...
そこら辺にいるであろうTheオタクでヘタレ陰キャメガネだ。
自分で言うのも少し泣けてくる。
陰キャになるには少し理由があるはずだ。
特に俺なんかは過去のことがトラウマで女性に限らず人間不信ですらある。
と言っても俺はトラウマトラウマと言い訳している。
多分トラウマを植え付ける側の人間だったと中学校時代の自分を振り返り思う
そんなことを考えているうちに我が高校 天野原高校に到着していた。
そして主人公の名は
高野奏太だ
(体育館の方は騒がしいな...そういえば今日入学式か...)
ふと思い出した
入学式の式の準備を担っていたのと代表挨拶の担当であったことを
奏太は全力で体育館の方に走って向かった
「えぇ...2年代表挨拶の高野奏太君」
マイクの音が鳴り終わる頃には沈黙が続いていた。
それと同時に体育館内はどよめいた
「すいません!遅れました!」
新入生の金髪ギャルで予想だが1学年で一番陽キャだ
そんなざわつきを上手く使い反対側の扉から奏太は体育館内に入り込み空いている席に着いた。
「えぇ...改めて2年代表挨拶の高野奏太君」
「はい...」
立ち上がったとともに代表挨拶になった経緯を思い返す。
〜数週間前〜
「奏太、お前代表挨拶できるか?」
「急に言われても...」
先生に言われたからしょーがないだろ...
かのような雰囲気が教室内にはあった。
奏太もめんどくさくなり先生からの願いを聞くことにした。
〜場面は体育館内に戻る〜
少し緊張気味にステージに上りステージの真ん中にある演台の前に立つ
「1年生の皆さん入学おめでとうございます...」
俺はその後どのような挨拶をしたのか結構緊張していたのか記憶にない。
とりあえずやることはやったと自分に言い聞かせてまた空いている席にひとまず座った
(まぁ何とかやれただろ)
新しいクラスメイト...新しい教室がどこかを確認するためにひとりで名簿が張り出されている場所に向かった。
(問題児は数人、話しかけやすい人は...文芸部がひとりと...)
内心落ち着きながら教室に向かった
...
いつ見ても教室とは殺風景だ。
読書しているやつとか
教室で暴れてるやつとか
下ネタで盛り上がってる男子とか
(やはり慣れないな)
奏太は興味無さげに教室全体を見渡し黒板に書かれた自分の席に座りカバンから取り出した前回のコンクール優勝者の本を読み始める。
タイトルは「黒」だ
黒というタイトルからは見いだせない良さがあり俺を叩きのめして金賞を取った者の本を読むのは少し息苦しいが自身の改善点を見つけるために黙読を始めた。
「にしても陰キャ多いなぁー」
「そんな事言うなよ笑」
先程名簿にいた問題児2人(今回は2人)の会話を耳にしながら本を読んでいると聞きいていられない話題があった
「文芸部って何が楽しいのかねぇー」
「本書いて賞とったラッキーとかだろ」
「まぁ運動もできず話すこともできない人たちが入る救済処置の文化部でそのひとつ一番冴えない部活よねぇー」
(それは本読むの嫌いなだけだろ...)
「あ...あの...文芸部をバカにしないで貰っても...」
(お!文芸部の仲間、塩田さん!いけいけ!)
「なにそれ笑」
「やっぱダサい部活だわ」
「自分の好きな本バカにされるのが嫌だったのかな笑」
(まぁ本嫌いの人沢山見てきたから分からなくもないここは下がった方がいい)
「どうした?まだ納得しないか?」
「何やってもダサい、部活どころじゃないかもよー」
そういいながら男の方は塩田さんの本を奪い取り水道に走った
「ほーら、水につけちゃうよー」
「や!やめてください!その本の作家のサインがついてるんです!」
(そういえばその本部活で紹介とともに自慢したような...そんな事より大丈夫か?あれ?まぁ今俺が来たところで悪影響なのは知ってるほっとこう)
その後何があったかそこまで知らないがいじめを実行した2人は生徒指導室でみっちりしばかれたぐらいは耳にした。
〜放課後〜
(気を取り直して部活に行くか...)
道中何かあった訳では無いが本日入学式があったにもかかわらず部活体験ができる
部室に行くとソファで泣き崩れている塩田さんがまず目に入った。
設計はこうだ
人が8人ぐらい座れる長机が2つその長机に座るためのパイプ椅子が16個1番奥には申し訳なさ程度のソファがあり先輩ぐらいしたか座れない。
今回は塩田さんに使用許可が降りたのだろう
しかも気合いが入ったのか顧問も今日はいる。
...知名度が無さすぎて名前を忘れた訳ではない(忘れた)
そして極めつけは壁一面の本棚に余すことなく敷き詰められている大量の本
ジャンルは様々だがほとんどラノベ系が読まれているのかちょっと傷が入っている
なんならラノベは本棚の6割を占めている
俺はラノベとかラブコメ見るのも好きだがやはり憧れるのはミステリー作家。
犯人の動機とか心情の変化を書くのが俺からするとすごい夢だ。
そんな事よりまだ読み終わっていない「黒」の続きでも読むかと考え込んだ脳を一旦リセットし、パイプ椅子に座って本を読もうとする時豪快に部室の扉が開いた。
「文芸部はここかー!」
「声大きいよー」
ギャルが2人
そのひとりは入学式俺が遅刻した時に一足先に来た金髪ギャルだった。
俺からすると救世主だが見るからにサボり目的だろう。
「これからよろしくねぇー」
呑気に金髪ギャルは喋り、奏太は少し頭を下げ挨拶をした。
そして奏太はこいつらはサボるために来た。
『俺は関わることは無い』
そう思っていたのが今となれば奏太は懐かしいだろう。




