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クラフト冒険記   作者: ロ位
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未知の声

ゲーム内の世界に転移したと悟った俺は、ゲームの時との違いをひとつづつ確かめていく。。。

俺は周囲を見渡してみる。やはりここは俺が数週間までゲーム内で建築していた家だ。しかし何だろう。やけにグラフィックがきれいになっている。あのかくかくしていたゲームとは大違いだ。試しに地面を掘ってみる。

<アイテム、土を獲得しました。称号、冒険の始まり獲得>

地面を無事掘れてアイテム化できたことに安心するとともに俺は聞こえてくる声に不安を覚える。周囲に人の姿は見えない。この声はどこから来ているのだろうか。声の出どころ確かめるために木を採掘してみる。再び声が聞こえる。

<アイテム、杉の原木を採掘しました。採掘レベルが上昇。レベル2に>

二回目となったらさすがに気がつく。この声は頭の中に直接響いてきているのだ。信じられないが、この世界に転移というあり得ない方法でやってきた今ならすんなりと受け入れることができた。




この世界に来て分かったことだが、この世界はゲームの時と同じように、いろいろなものにレベルという概念があり、レベルが上がるにつれ様々な能力が上がっていく。ゲーム時と同じなら、この世界には採掘スキル、料理スキル、鍛冶スキル、建築スキル、戦闘スキルの五種類があるはずだ。しかしここはゲーム時と全く一緒ではないだろう。さっき聞こえてきた声などゲームにはなかった。その点からみると、まだ俺も知らない未知のスキルがあるかもしれない。それはスキルだけではないだろう。未知のモンスター、未知の武器、未知のエリアもあるだろうしそもそもこの世界で死んだらどうなるのかすら俺は分からない。気を引き締めていこう。俺はそう決意した。

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