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20.神の眷属


ほんの気まぐれに過ぎなかった…



ちゃお~竹乃ですお。


会社が急に休みになってすることなくなって書いてみたお。まぁ主にノリと勢いでしかなかったがな!



1/10 21:00 ご指摘部分をちょっと弄りましたm(__)m



20.新たな問題



「ルナさーーーーーーーーん!!」


神界へ着いた途端、全力で月と夜の神であるルナさんを呼んだ。


「はい?どうしました?」


神待主殿の待機所に瞬時にルナさんが現れた。


「ソルがやらかしたの知ってます?」


「ああ、デミゴット勝手に増やしたやつですね。勿論、現在進行形でお仕置きの最中ですよ。神零海水に神効鉄で加工したチェーンで亀甲縛りにして重力石くくりつけて沈めてます」



ナニソレどこの東京湾!!!??



「じゃなくて!影響ないんですか!?サヤが他の神に操られでもしたら終わりですよ!」


するとルナさんはニッコリしながらこう言った。


「ダイジョウブダイジョウブ、ルナヲシンジテー」



「シンジ!ラレナァァァアアアアアイ!!」



マーヴ、神界NO.2に対して全力のこの突っ込みである。


「まあ、本当に大丈夫でしょう。沈めたままサヤちゃんの状態をチェックさせてますし、それを怠らないように水の最高神と法の最高神と拘束と監視の最高神に馬鹿(ソル)の監視をお願いしましたので。それはさておき、マーヴが操られても不味いのですよ?極大ブーメランですからね?」


因みにマーヴが暴れると1大陸は滅びる(確信)


「いやほら、俺はルナさんの眷属扱いなんで、他の神に操られるとか絶対ないじゃないですか。というか、もうルナさんが主神になった方がいいんじゃないすか?神界人気総選挙で毎年1位じゃないですか」


「ああ、そう言えば低級の神達がそんな事やってたわね…。かなーり最初に言ったけど、私は夜の神だから主神にはなれないのよ。あと水と風の最高神が貴方に宜しくって言ってたわよ」


「そうなんです?それは残念すねー。それと、アルウェさんには12式ジェット円陣の護符を、スイレンさんにはこの日本酒もどきを渡してもらえます?」


「ハイハイ、承りました。…私には?」


「心配しなくてもちゃんとありますって。はい、安眠布団セット。性能はレム様(眠りの最高神)の折り紙つき。最近ちゃんと寝れてないですよね。でっかいクマ出来てますし、髪も所々跳ねてますし、スッゴい疲労感ですオーラ出てますし……」


「ああもうマーヴいい娘~お姉さん抱き締めちゃう」


「キャラがおかしい!そして抱きつかない!あと俺男!雄!」


「こんな美人顔で男とか…やっぱマーヴ・ギルティ…」


「いや、ファーストネームは罪やないです。俺はもう帰りますよ!急に来たんで向こう混乱してるでしょうし」


「あら、そうなの?もうちょっと居ません?寧ろ一緒に寝ましょう?ハァハァ」


どうやら相当キテるらしい。普段クールなルナさんが俺を襲おうとしてる。



「…リベリアさああああああん」


「はい~お呼ばれしましたリベリアですよ~」


マーヴは全力で拘束と監視の最高神を呼んだ。


「ルナさんを自室に監禁して睡眠を充分に取らせてください」


「え!?ちょ」


「はい~承りました~」


「あ!待ちなさいリベリア!副神の言うことが聞けんとですか!というかだれの許可があって拘束しよっとですか!」


「問答無用です~。働きすぎはよくないのですよ~。因みに法の最高神です~。労働基準法がどうのこうの言ってましたよ~」


「くぅぅううう!マーヴ覚えときなさいよ~!次は絶対一緒に寝てもらうけんねぇ~!」


「うん、戻るか」




△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△




「あらぁ、お帰りなさぃ」


未来号(例のあの馬車)の帰還用魔方陣から帰るとロビーには冥しかいなかった。


「あれ?冥だけ?」


「他は外に出てますよぉ。私は休憩時間ですぅ」


「サヤいまどこに?」


「ええとぉ、確か置物(おぼろ)駄龍(みやび)と一緒に買い物に行ってますぅ」


どうやら食材集めに行っているらしい。ならば、説明は帰ってからがいいだろう。


「それでぇ、そう言うことでぇ早速私とベッドINしましょお!」


「お前もか!つか本題を飛ばすな!」


「けちぃ」


「はぁ、サヤの件については、後でみんな揃ったときにまとめて話すから」


「わかりましたぁ。という事で私とベッドINしましょお!うへへへへぇ」


そう言って、妖しい光に燃えた目をした冥は俺の背後を取り、拘束術式を連発して自分の部屋に連れ込もうとする。


「何も分かってなかった!ちょ!ここで本領発揮するな!そして運ぶな~!」


術式の鎖に簀巻きにされ、冥の肩に担がれてリビングから出ようとしたときに雅とサヤが帰って来た。


「ただいまもどりました~って!こら!溝狐!私のマーヴ様に何してくれてんですか!!私も混ぜるのです!」


そして救せ…い…買い物籠をぶら下げた魔王の配下が現れた。


「駄龍は黙るのですぅ!最初は二人だけと決めてるんですぅ!」


「なら最初は私に譲るのです!私のほうがふさわしいのです!」


「その傲慢は身を滅ぼすのですぅ」


「その嫉妬は自滅を促すのです!」


「はい、そこの二人それまで。冥さんは、マーヴ様の拘束を解いてあげてください。雅さんは買い物籠をキッチンに運んでください。それ以上続けるならお二人の最高神に言伝てしますよ」


「「ア、ハイ」」


既にサヤは自分の立場を最大限活用していた。




「俺の説明…要らなくない…?」



遠い目をしたマーヴであった。



わ~い。


置物は怠惰を貪る。


なんかこれいけんじゃね?



そんなことはなかった竹乃ばいちゃ~

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