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18.勇者と魔王


ちゃお~(*´ω`*)


皆様お久しゅう。


最近涼しくなって割りと過ごしやすくなったでございますな~



…え?じゃあ書けって?やだなぁお客さん。まだ、こんなに暑いじゃないですか(滝汗



そそそそそれは兎も角!本編に行くのじゃ!!


18.勇者と魔王






ー 世界の盟約 ー




第45説:勇者と魔王



勇者と魔王とは、一定の種の大量発生と星への暴力によって、顕現することを許される。




勇者は対象の星以外の星から強制召喚し、魔王は対象の星の強大な存在が選ばれる。




勇者と魔王は、顕現した瞬間から、両者の存在の時間が止まる。これはどちらかの死をもって再び回りだす。




勇者と魔王は、星の管理者より、種の削減行為及び星における破壊と再生の権限を譲歩される。




勇者は魔王を消さなくてはならない。




魔王は勇者に抗わなければならない。




勇者と魔王とは、対であり、その存在は対等である。




そうであるために、両者の命運が勝利を分かつ。




勇者と魔王には、それぞれ相反した武器が与えられる。




勇者と魔王は、どちらか勝利を得た場合、勝者は生を、敗者は死を受ければならない。




しかし、両者は対等であるため、生を得た片方は、いずれ必ず死を受けなければならない。




これらの盟約は、勇者と魔王ともに死をもって破棄される。





























「…いや、なんで今頃それを聞かせたんだ?」


「そういえば言ってなかったなって思って」


「できれば前世の召喚時に言ってほしかったわ!」


「だだだだだってしょうがないじゃないか!」


「連打するえ○りか!」


「世界からの要請は断れないんだよ!しかもあの時は主神になったばかりで初めての仕事だったんだから!」


「は?主神ってのは固定じゃないのか?」


「主神と副神その従属神は400年毎に神の中からの人気投票で決まるよ」


「どこの生徒会だ!」


「メドリア神議会の○存」


「やっぱり知っていたか!つかもうアウトだ!!」



ここは神界の天の間、つまり天神ソルの部屋である。マーヴは、公爵宛の手紙からその真偽を確かめに、神界の一番情報が集まる場所にやって来たのだ。


「それはともかく、勇者と魔王が現れたってのは本当だよ」


「その世界で強大な存在か…俺達じゃないよな?」


「そそそそそそんなわけないじゃないか!」


「下手くそかッ!!」


「冗談だよ。君ともう一人の元魔王は盟約を破棄されてるからね。次の勇者ちゃんは、ちょっと運が無いかなぁ。召喚元の世界ここと同じような世界で、その女の子は王族で、クーデターによって親は目の前で斬首されて国民に晒された挙げ句焔で焼かれた。本人は罪人の烙印を押されて投獄。その後、性奴隷として他国に輸送中に流行り病に遭い、生死をさ迷って無事生きながらえたと思いきや、他は護衛すら残らず死亡。そこを通った親切な使節団に拾われて目的の国に行くと、使節団は他国の間者だということがバレて彼女以外打ち首。そのあ」


「まてまてまて!なんだそれは!不幸過ぎるだろ!寧ろ死んでないことが尊敬にあたいするわ!」


「まぁ、彼女の周りがどんどん死んでいって死神という渾名が付いた頃に勇者召喚されたんだ。うん、これは命運と言っていいね」


なんか、こう、こっち来ても大丈夫なのか?


「そのあたりは大丈夫…たぶん」


「まて、多分といったか?」


「まだ死者は出てないから大丈夫だよきっと」


「きっとってなんだ!…因みに召喚されて何日目だよ」


「2ヶ月は経つよね」


ならまだ希望はあるか。世界を跨いで命運が変わっているといいが…。


「で、魔王は?」


「魔王は恒例通り魔族から出たよ。過激派の最高幹部だった奴で、強さでいえば君の本気の2/3くらいじゃないかな」


「…え?もっかい言って?」


「魔王は恒例通り魔族から出たよ。過激派の最高幹部だった奴で、強さでいえば君の本気の2/3くらいじゃないかな」


「2/3って結構ヤバくね?しかも過去形と言うことは、もう代替えしてるってことか」


「うん、君がいなければ彼だけで世界征服できるね」


「うーん、魔王がうちのメンバー1人分と同じレベルか~」


「…そっちの方が異常だと気付いてる?」


( ・∇・)?


「いや、( ・∇・)?じゃないから」



とりあえず、素性と居場所を吐かせてルナに引き渡した(お仕置きの途中だったらしい)後、俺は加護をくれた神達に挨拶をして新しく作ったホームに帰ることにした。





ホームに帰って冷房の効いた執務室で寛いでいたら[コンコン]とノックの音がした。


「サヤでございます」


「入っていいですよ」


「失礼します」


認証付きのスライドドアを開けて入ってきたのはサヤだ。ギルドホームを購入…というか土地を購入して建てた日本風物件。正直回りの家から浮いた。が、設備は現代日本風なので文句はない。というかでない。まぁ、詳しい話はまた今度でいいだろう。


ともかく、ホームを持ったという事で、管理する人をどうするかとなったとき志願したのはサヤであった。日本風物件を建てたからなのかはわからないが、妙にそわそわしていた。


と、いうわけなのだが、一人で一軒を受け持つのはどうか…出来なくはないが、数人居ないと困ることもあるだろうと二人雇った。


最初募集を掛けたのだが…こう、ピンとくるやつが居なかった。と言うかスパイだらけだった。ので、募集を打ちきり孤児院へと向かうことにした。


そこで見つけたのがルリとルラという双子の女の子だ。…いや、考えてもみろ。数十人居る中にルリとルラって子がいたら目が行くだろ?あれから例の絵本が頭から離れない。もう採用するしかないじゃないか!


まあ、実際優秀なので大した問題は無かった。が…


「マーヴ様がご不在の間に公爵閣下からお電話を頂きまして、それで閣下からマーヴ様への言伝てを承っておりま」


「「おやかたさま~!このあいだおしえてもらったおかしできました~!!」」


「あっ、こら!」


なんか、なつかれた。




さて、ルリルラからもらったアップルパイを頬張りながら、サヤから公爵閣下からの言伝てを聞く。


「閣下が仰るには、数ヶ月後に勇者御一行様方が此方の国へいらっしゃるとのことで、閣下の護衛を月花に任せたいとのことです。数日後に書類が届そうなので、サインとメンバーの招聘を宜しくと仰られていました」


「分かりました。では、各地にお仕事に出ているメンバーに遊ばずに3日で終わらせて戻ってくるように伝えて下さい」


「畏まりました」


そう一礼してサヤは出ていった。


「ふぅ、自分以外の勇者を見るのは初めてか…にしてもこいつら、まだ俺が持ってるんだがなぁ…」


そう、1人になった執務室でごちた。


聖剣エルス


魔剣デルート


この双振りの"勇者と魔王が持っている"はずの剣を弄びながら。






ちゃうねん。なんかネタ入れたかってん。



はい。意味不明な謝罪は兎も角この辺でばいちゃノシ


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