14.採集クエストという名のマゾゲー
ちゃお~ (*´ー`*)ノ
お久しぶりでござんすm(__)m
実に4ヶ月と20日ちょっとだろうか…ふざけすぎた気がする!はい、ごめんなさいm(__)m
さてさて、最近やっと仕事が落ち着いて来たので書いたりました続編。内容もふざけすぎているせいか逆に面白くなくなっている可能性が…。うん気のせいだよ。
では本編へごー
14.採集クエストという名のマゾゲー
ガタッ ゴトゴトッ ガッタタタッ
今日も世界は平和です…。
「暇です」
「右に…おなじ…く」
「何も起きませんわね…」
「マーヴ様、お茶でございます」
「マーヴ様、お菓子でございます」
「頂くのねー」
「「…」」
…へ、平和だなぁ~。
現在、馬車に揺られながらエレネスタへ進行中な訳なのだが…既に御者台に座っているメリアと妹様二人は、平和すぎるこの状況に飽きてしまったようだ。もっと平和を謳歌しろよ。
さて、そんなことはさておき、実は採集クエストで受けたサンドラ草の納品数があと一つ足りないという、なんとももどかしい状況に陥っていた。例えるなら、特産キ○コ10個納品であと一個なのにアオ○ノコが出まくるやつ。この世界まで来て物欲センサーは求めてない。(切実)
おや?あれはサンドラ草ではないか?いやー、もう半日経つからね。もうそろそろ出てもい…
ツテの葉…お前じゃないんだ、俺が欲しいのはサンドラ草なんだ!
サンドラ草とツテの葉って似てるんだ…葉っぱ裏が白いのがサンドラ草で、黄緑なのがツテの葉なんだけど、騙された…。
何故だろうか…ツテの葉が「サンドラ草だと思った?残念ツテの葉でした!私は悪くない」とでも言ってるようだ…。
「ねぇねぇどんな気持ち?今どんな気持ち!?ぷギャー!」
ああぁ、やばい。煽り文句まで聞こえてきた、俺もうダ…って煽り妖精じゃねーか。久しぶり見たな。
「殺…」
「煽り死すべし」
「慈悲はないのですわ!」
…なんということでしょう。煽り妖精…もといアオリニア妖精が爆炎と黒炎に曝されて、ツテの葉諸とも灰塵と化して消えてしまいました。これは一緒に消されたツテの葉も涙目ではいられません…。
はぁ、気を取り直して探しますか…
~5時間後
「何故だ!何故見つからんのだ!」
「お兄様!落ち着くのですわ!」
「マジどうかしてる」
「ラヴィ!お気を確かに!キャラがブレてますわ!」
「とりあえず森を伐採すれば見つかるかもしれません!」
「メリアさん!それはダメなやつですわ!」
「地面をめくって篩に掛けるのねー」
「朧さん!それもダメなやつですわ!」
「マーヴさま~。食べていいですか?」
「雅さん!貴女が言うと洒落になりませんわよ!あとお兄様を食べちゃだめですわ!私が食べますわ!」
「「「……」」」
「誰かこの残念な娘にツッコミという名の救済をーッ!」
「サヤカさん!それを言わないでくださいッ!余計に虚しくなるだけですわッ!」
このパテもうダメかもしれない。
「ハッ!?あれはサンドラ草ではなくて!?」
何故だろうか…サンドラ草(仮に)駆け寄るエリーゼの背中に不安しか感じないのだが…。
「サンドラ草だと思った?ざ」(プチっ
ツテの葉だったようだ。
哀れアオリニア妖精。最期まで言わせて貰えずにツテの葉ごと天に召されるとは…。やるじゃない。
「んねんでした!これ本物のサンドラ草でした!」
「えっ……」
「えーなになにー?本物消しちゃったのぉー?よく確かめもせずに消しちゃったのぉー?おぉーん?」(ゲス顔)
「イヤーやめてー!それ以上言わないでー!」
「舜殺だったね!そんな貴女にこの言葉をプレゼント!ざ・ま・あ~!」(ゲス顔)
「あ"あ"あ"~」
「最後の一つを消すとかマジあり得ない」(真顔)
「ひぃ!?」
「「「けーしちゃったけーしちゃったわーいわい」」」
「もう許してぇ~!」
ラヴィ…お前もか…。俺たちは、煽り妖精とラヴィにカゴメカゴメされてる馬鹿を見守ることしか出来なかった…。
さて、その日は諦めて、というか燃え尽きて野宿することにした。で、再出発したまではいいのだが、
何故そこら辺にサンドラ草が生えている!?しかも沢山!!!
あれか!防具作るまで無駄に出なさすぎて、作り終わったあとに無駄にドロップする類いのあれか!誰だ!そんなゲーム要素を世界に取り入れたバカは!!一人しか居ないけど!
『我だ』
やっぱりお前か!?お前何で引き込もってんだ!仕事しろ!というか貴様!今モ○ハンしてるだろ!絶対!
『もーちろんさー』
どこの赤と黄色の人だ!
『もーちろんさー』
なにそれ!スッゴい腹立つ!部屋から出てこい!天の雷を喰らわせてくれる!
『フハハハハッ!見ろ!人がゴミのようだッ!』
お前神だから!それアカンやつや!そしてネタはどうせ知ってると思ったよチクショウ!
『大丈夫だ。問題ない。』
それ死亡フラグーーッ!死ぬぞ!ほんとに死ぬぞ!
『私はフラグくら…あ、あれ?何でルナがここにいるの?(震え』
『何故かと聞かれたら答えてあげましょう。わっだけゲームしよっちかなんば考えよっとかあー?くらすっぞこら。たいがいにせんと、そいうっ壊すけんね。わかっとっと?あんた主神ばい。セイラに呼ばれたけん来てみれば、ゲームばっかしよるじゃなかや。そがんた自分が仕事終わってからしない!そっができんとなら…わかっとっどーね…?』
『アッ、ハイ』
『あ、トモノリさんご迷惑をお掛けしてすみませんでした。折檻が終わり次第謝罪させますので、お許し頂けないでしょうか?
』
アッ、ハイ。
『ありがとうございます。…わらぁはよこんかい!』
『ハ、ハィィィ!』
天神よ…こうなることはわかっていたが…とりあえず冥福を祈る。
『ヒギィィィイイイイイ!?』
はい。ふざけすぎました。ええ、因みに、ルナさんの方言については、地元の言葉を使ってます。たぶん解る方は言われた事がないでしょうか…。ないか。うん。
では、短いですが、ここでさらばなのです。次話についてはたぶん近日中には書き終わる…かもしれない!
ではではばいちゃノシ