13.神様の頼みごと
ちゃお~(* ̄∇ ̄)ノ
明けましておめでとうございまーすm(__)m
さぁ、今日ばーっと書いたはいいけど会話が多い気がする。
え?結構投稿遅かったねって?ごめんなさい。わりと書く気分じゃ無かったのでw新年明けて体調崩して仕事忙しくて心は荒んでくるし携帯投げたくなるし妙に気分優れないしガチャ運が今年最悪だしetc...
と、愚痴のオンパレードになりそうなのでここら辺でごー
13.神様の頼みごと
ヴェルッツェ孤児院。それは、執事、メイド、使用人等を長年出してきた孤児院である。この街の貴族の使用人は、3分の2がヴェルッツェ孤児院の卒院生だというほどの実績を持っている孤児院だ。そんな孤児院から、何故住所不定な冒険者(無職ではない…と信じたい)主人の世話や家を管理する人材が来るのだろうか。
「何故、とお思いでしょうが、此方にも事情が御座いまして。『クロック・ワールド・オープン』」
サヤカがスペルを呟いた瞬間、時間軸がズレて俺とメリアが別の時間軸飛ばされた。そして目の前では変態が…もとい、神が乗馬(?)していた。
「…一応聞こう。なんのつもりだ?」
「うむ。二人に最初に謝っておくわ。すまん、転生ミスった」
「いや、その件についてはわりとどうでもいい。俺が聞きたいのはそこにいる日本人の件だ」
「それなんだけど、正直私もよく分かってない。私が気づいた時には向こうの世界に既に転生しててね。一応作為的な繋がりを見つけはしたんだけど、その時には世界間壁による自動修復が終わる寸前でね。僅かな情報しか辿れなかったんだ。その情報の一つがこの娘だよ」
「一つと言うことは、他にも情報が読み取れたんだな?」
「うん。965211523789番0103惑星呼称アースから965211523791番0102惑星呼称メドリアへの強制移動。その時に起きた世界間の綻びによる異常転移。つまりこの娘の件ね。あ、因みに君の場合は強制移動転生になるから。それで、世界間の強制移動だけど不正なものだったらしくて、犯人は現在手配中とのこと。で、その犯人はこの世界に未だに滞在中らしい。」
「…プラネット・ツーリストの影響か。犯人の特徴は特定済みなのか?」
「いや、残念ながらそこまで分かっていないと。という訳で、犯人逮捕にご協力お願いしますと上から言われた」
「犯人情報皆無じゃねぇか!というか何故俺たちが探さねばならんのだ!」
「そこを突かれると痛いんだよね、これも上からの指示でさ。神との関係のある地上の有力者を使えと。本来なら私達神が捜索に当たらなければならないのだけど…、上も今回は犯人の詳細が分かっていないこともあって神を動かしたくないんだと思う。神を動かしたら相性次第で犯人にバレるしね」
「お前はダメだな。基本転生と転移は相性が真反対だからな」
「それなんだよ。今、人々の視線と同調してそれらしき人物がいないか捜索してる。正直、5万人同時の視線じゃ足りない。あ、これはバレないから大丈夫」
「俺…要らなくないか?」
「いや、だから私達世界に降りれないんだって」
「他の奴は?調和の神が居ただろ。周りと調和し過ぎて隣に立っているのに存在が分からなくなる奴」
「居場所が分からないんだ…」
「最早神の探索機能さえ誤魔化し始めたか」
「あ、ごめん。言い方が悪かった。場所は分かるけど目視が難しんだ」
「デフォで光学迷彩使ってんのか?アホだ…」
「そのせいで1ヶ月に目撃者がよくて二人らしい」
「何処の幻獣だよ…」
「あのー、それで私達はどうやって犯人を探すのですか?」
「「「……」」」
「え…なにそのなんでお前居んの?みたいな表情はッ!?ってサヤカさんも話に参加してなかったですよね!なんでそこの二人と同じ顔してるんですかッ!?」
「申し訳ありません?とりあえず、私は異常転移の話に出ていたので…」
「はっ!じゃあ私無関係!?ここに連れ込まれた意味!?」
「アリス…」
「はい!?え、いや、あの、トモノリさん?どうして肩に手を置いてるんですか?」
「どんまい」(いい笑顔)
「グホァッ!」
「さて、大破した産廃は捨て置いて、「産廃とはど」うるさい脳筋「ゲハッ!」…なんだっけ?そう「やーい鳥頭ー」…100式黒炎「ちょッマッ」【ゴゥブァーー】…よし、それで犯人の特徴なしにどう見つけろと。態々空間亀裂を見つけろとか言わないだろうな?」
「あ、うん、それはともかく、彼女大丈夫?炭と化してるけど」
「大丈夫だ。問題ない」
「それだめなやつー!」
「そうですよ!死亡フラグですよ!?」
「久しぶり聞きました…」
アリスめ、もう復活した…っておい、サヤカは兎も角、何故お前らがそのネタを知っている!?俺としてはそっちのほうが驚愕に値する。
「今はアリスの炭化よりも犯人の事だ「アベシッ!」」
「そうだね。犯人については、神が管理界からメドリア付近の時間と地上を天から調査する手筈になっている。で、その調査した結果を元に君達が動いてほしい。結果は恐らくカイから神託としてサヤカに送られる」
「なんだ、メッドから俺にじゃないのか」
「メッドは今引きこもってて役に立たなくてね」
「なにやってんだあの天神は…。あ、そういえば向こうの時間軸で昨日の午前10時頃に介入してきたぞ?」
「ちょっと私達も彼女の行動を把握しきれてなくてね。ほんとに気づいたら引きこもってたという感じなんだ」
「ふむ…奴はただのストーカーだ。よし、纏まった。なら犯人の件はその手筈で行くことにする。サヤカ、戻るからそこの炭を片付けておいてくれ」
「畏まりました」
「ちょッ!?畏まらないでくださいッ!!」
「「チッ…生きてたか」ましたか」
「そこッ!いつの間に仲良くなったんですか!」
「「『クロック・ワールド・エンド』」」
「あ、ちょっ!」
「そうなんですか、とりあえず入団は許可します。技能については後程聞きますので、では受付にパーティの変更を申請してきます」
「お供致します」
「…私もお供致します」
先程いみふ行動をしていた雅が、唐突に自然とマーヴの右後ろに付いたのを見て、対抗心を抱いたのかサヤカも左後ろについて行った。ついでにと朧がマーヴの肩に転移する。
「被りましたわね」
「それ…」
「あら?メリアさんはどちらに行かれましたの?」
「…不、明」
「あれ?私はなんでまだここに居るんですか?」
「スペルを言ってないからだよ」
「なるほど。ところで、最初から気になっていたんですけど、なんでブーメランパンツ一つなんですか?」
「ファッションだよ」
「…え?」
「ファッションだよ」
「…『クロック・ワールド・エンド』」
「ふむ、やはり誰にも理解できないのだろうか…」
彼以外誰も居ない時間の中で輪廻転生の神、ネイルは一人ごちた。
ふぅ、心は荒んだまんまか…。あー、物語考えてるときだけ気分が安らぐ。
…ねよ。あ、笹乃っちは仕事が忙しいので極たまに出現いたしやす。たぶん
ではまた、ばいちゃ~(*´ω`*)ノシ