12.また増えた。
ちゃお~( *・ω・)ノ
ちょっと今日は短めでっす。
何故かって?文章の区切りがよかったから!
いや、今まで区切り気にしてなかったやん。
と、いうつっこみが聞こえてきました。
もちろんわざとだ!
…あれ?笹さんの制裁がこない…?
プルル、プルル「はい、笹乃ですー」
何処いんの?
「いま?名古屋ー」
お土産よろ…ではなくて、なにしてん?
「掃除」
…さいですか。
「さいですー。また来年くるわー。じゃねー」ピー
ピー
ささ、前置き長かったですが、皆さん読みませう。(*´ω`*)
12.また増えた。
「…えー、ほんとに討伐したのですか?」
「五度目です。部位証明、証言、証人…証龍?証拠現場、これ以上何を証明すればいいんでしょうか?」
「い、いや、やはり受け入れがたくてね」
「お気持ちは解りますが、事実ですので」
「う、うむ…」
そう言って、GMことアイゼルさんは神妙な顔をして俯いてしまった。気持ちはすっごく分かる。だって最近登録したてのGランクが、S級難易度のクエストを受けて、失敗なら兎も角、成功してきたらどう対処していいのか分からなくなるのは当然だろう。
しかも、暴れていた本人?を連れてきたのだ。既に、二回目の質問辺りで元のの姿に戻ってもらっていたりする。流石に、路上で元の姿に戻る訳にもいかないので、地下の大型訓練場で戻ってもらったけどな。
証拠現場も、態々高速馬車で片道5時間掛けて行って、専門の人に検証までしてもらった。因みに今はその帰りだ。
「わかりました。ここまで証明されてはなにも言えませんので、条件達成とします。長々とすみませんでした」
「いえ、信じがたいのは解っていますので。報酬は手渡しでお願いします」
「ええ、そのように」
帰りは、カッポカッポと平和に揺られながらギルドまで帰った。
「此方が、報酬金になります。では、カードお返しします」
「ありがとうございます」
「あと、今回のクエストは異例であったため、ランクアップを適用することが決定至しました。パーティメンバー全員がランクDとなります。また、朧さんとエンシェントドラゴンの娘さんは、ギルドにマーヴィラスさんの使い魔として登録したいのですが、朧さんは兎も角、エンシェントドラゴンの娘さんの方が名前が無いので登録できない状態にあります。出来ればこの場で決めて頂きたいのですが…」
「そうですね…雅なんてどうでしょうか?」
右後ろに控えている雅(仮)に聞こうと振り返ったら、すっごい目をキラキラさせて此方を見ていた。
「名前を…頂けるんですか!」
「ええ、寧ろ無いと色々と不便ですし」
とは言え、なぜ今まで名前の件に気づかなかったんだろう。
「すごく今更な気がしますわ」
「左…に、同…じく」
「マーヴさん、そこら辺鈍いですよね」
「私の時は、名前も契約条件に入ってたから気づいたのねー…」
後ろで、半眼で呆れて此方を見ているような雰囲気が漂っている。わ、忘れてた訳じゃないんです!ほんとですよ!
「え、えーっと、雅でいいんですか?」
「はいっ!どんな名前でも構いません!それでマーヴ様の隣に居られるのならもっと…」モジモジ
「「「「ちっ」」」」
何故か後ろで不穏な空気が…。
「では雅さんで登録しておきますねー」にこにこ
流石受付のお姉さんだ!笑顔でこの空気を断ち切りやがった!
「なお、使い魔のお二人に関しては、人型になれるということで使い魔の印等は必要ありません。只し、街中では緊急時以外元の姿には戻らないでください」
「わかりました」
「では、ランクアップと使い魔に関する説明は以上です。なにか質問等はありますか?」
「そうですね…あ、各街の検問の際に朧と雅の使い魔証明は、このカードでできますか?」
「はい、カードを提示された後、お二方の魔力を魔力検査機に通して貰えれば結構です」
「わかりました。あとは…そうですね、エレネスタまでの護衛クエストはなにか入っていませんか?」
「エレネスタですね、少々お待ちください…えーっと、エレネスタ行きは…すみません、お待たせしました。現在入っているのは、カイル商会とフルーエン商会のみですね。ただ、どちらとも参加人数が締め切られていますので、残念ながらクエストの発注は出来かねます」
「そうでしたか…ありがとうございます。では納品系クエストはなにかありますか?」
「納品系ですね、えー、納品系だと四件ほど出ていますね。粘着茸10本の納品、サンドラ草5本の納品、ベルーヌの肉1頭分の納品、ガラザの牙7本の納品がクエスト内容です」
「では…サンドラ草とベルーヌのクエストの発注をお願いします」
「かしこまりました。此方が依頼書と、受諾書になります。この四角い枠の部分にサインをお願いします。…では、達成条件をクリア致しましたら、依頼書と受諾書をエレネスタのギルドの受付に渡して頂いてください。その後に検品と価格評価に移ります。サンドラ草については、依頼者同伴での検品となりますのでご注意下さい。これで、クエスト手続きは以上になります。ご武運をお祈りしております。行ってらっしゃいませ」
「はい、ありがとうございました」
…なにがあった冒険者ギルド!200年と少しでなにがあった!?
前は…『あー、このクエストですねー。少し待っててくださいね~。…確認とれました~。~(省略)~はーい、では行ってらっしゃいませ~』…こんな感じだったのに!※改善されたのは彼が消えて50年後である。
昔の方は、ギルドが冒険者のアットホームみたいな感じで、帰って来た後の『あ、おかえりなさーい』は、我が家に帰ったみたいで割りと好きだったんだけどなぁ…。
「お兄様が黄昏ていますわ!」
「なに…を…思い…だした…た?」
「さぁ…なんででしょうね?」
「」
「マーヴ様ぁ…ずっとお側にぃ…」
「「「…」」」
顔を赤らめて全く関係のない言葉を発しつつ、黒のゴシックドレスをフリフリしながらくねくねしている(?)駄龍を見つめながら、三人は思う。こいつは一体なんなんだ、と。メリアは、マーヴと雅の間でウィル・コネクトのやり取りがされているのではないかと疑うが、そういった伝達系魔術信号が感知されないことに気づき、さらに謎に包まれてゆく。実際は、雅のただの妄想が言葉に出てしまっただけの話である。要するに、考えるだけど壺にはまってしまうアレである。
「おや?皆さんどうしたんですか?」
メリアは何かを考えているようだし、エリーゼとラヴィは雅の…なにあの動き!こう…言葉にどう表していいの解らない!クネクネしつつ螺旋?…は?…うん、すまない。俺のボキャブラリー不足だ…。そして朧は…溶けてる!?何故!?え?なんだって?魔力?早く言えよ!
「あのー、すいません。此方はマーヴィラス様のパーティでしょうか?」
朧に魔力の供給をしていたら横から声を掛けられた。
「え?あ、はい。そうですが、そちらは?」
振り向きながら答える。が、その容姿を見たとき、内心かなり焦ってしまった。だって、
「はい、ヴェルッツェ孤児院を今年、卒院しました、サヤカと申します。この度は、そちらのパーティに加入申請をしたく、参りました」
まんま日本人の少女だったから。
ゴスロリだと思った?残念日本人少女でしたー。
ねぇどんな気持ち?今どんな気持ち?プギャー!
煽ってみたけど、これで怒るやつ要るのかね?あ、FPS中だったらキレるな(確信)
たぶん、これが今年の最後の投稿になるかもです。現時点でブクマ数91件、正直言っていいですか?
ブクマして貰えると思ってなかったです!
いやほんとに。実際、面白いんでしょうか?この小説。まぁ、僕としては物語を書くことが楽しいからいいんですけど。
さて、今年もあと数日ですよ。因みに、竹乃の仕事は28日まで終わりでござんす。…きっと。
最後に、読んでくださってる皆様、だんだんな~(ありがとう)
では、皆さんよいお年をば。来年また会いませう(*´ω`*)
ばいちゃ~ノシ