表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/26

10.クエストへ行こう

ちゃおー。


後半今日書いたっす。眠いっす。あ、聖戦の時間や


いってきま


笹:にこっ


書きますですはい



追伸:12/18に少し弄りました。

10.クエストへ行こう



「さて、宿に着いたわけですが、メリアはどこ」


「マーヴさんのところがいいです」


「の部屋にしますか?」


「最後まで言い切る必要性!?」


「そうですか。一人部屋ですね、わかりました」


「それわかってません!わかってませんから!」


「僕と一緒に寝たいひとー?」


「「「「は…い」いですの」ーい」ーいなのねー」


「「「「…え?」」」」


まて、一人多いぞ!?どこだ!?


「ここなのねー」


「下だと!?」


そこには真っ黒い体に明るい青紫の目の蛇の姿をした上級精霊がいた。


…ってちいさっ!?


「デフォはもっと大きいのねー」


そうなんでせうか…


「そこのハーフエルフヴァンパイアの君の魔力、凄く美味しそうなのねー」


それはいいが思考を読むのはやめてほしい。


「許しが出たのねー。いただきまー」


そういって勝手にパイプ作ってドレインしてやがる。まぁいい、前世じゃよくあったしな。


「およ?凄く懐かしい味なのね。…あ」『久しぶりなのねー。私、忘れてると思うけど死滅のダンジョンの最奥で死にかけてた闇精霊なのねー』


「ぶっ」『お前あいつかっ!?なんでお前みたいな特指定危険物がこんなとこにいんだ!つかなんなんだそのサイズは!?』


おかしい。絶対おかしい。なんで全長が50mをも越える蛇が10cmになってんだ?質量保存の法則?なにそれオイシイノ?状態だわ!ここに召喚された当時もこんな下りをした気がするけども!流石にこの差はない。精々2分の1とかならまだ見慣れたから分かる。いやわからないけども。約5000分の1とはこれ如何に。


「予想以上に美味しかったのねー。魔力くれたし使い魔になってもいいけどどうするのねー」『前より強くなったのねー。ヒトが極精霊て言ってるランクぐらいなのねー』


「え、ええ。その方が利便性のいい提案ですので受けたいと思います。対価は何を求められますか?」『…もはやなにも言わん』


「魔力の定期的な譲歩なのねー」『後は保護なのねー』


「譲歩は1日に1度で宜しいですか?」『…いや、何から保護しろと?』


「大丈夫なのねー」『…猛禽類?』


「わかりました。魔力量はどうされます?」『お前…デフォは50m以上あるからな?それ以上の猛禽類て…あ、すまんいたわ』


「500万「「「ぶっ」」」あればいいのねー」『だしょ?』


「はい、分かりました。「「「!?」」」此方は戦闘の補助をして貰えればと思います」『それはともかく、たった500万で足りるのか?』


「それでいいのねー」『…彼女らの驚愕も納得なのねー』


「弐式、契約術式、起動…相互同意完了、契約開始」『…ん?なんのことだ?』


『一人言なのねー』


『そうかい』


俺の目の前の契約術式を通してお互いの情報が行き交う。いまステータスの同期や能力の補正、スキルの追加等が行われているんだが…この蛇の能力がやべぇ。


名前: ―――


種族:闇精霊[冥黒ノ大蛇]


階位:皇級※


PssSkill

・伸縮自在

・物理攻撃無効

・精神攻撃無効

・魔法耐性Lv9

・温度適応Lv10

・気配遮断Lv10

・認識不覚Lv10

・ダメージ反転Lv10


ActSkill

・魔力吸収Lv10

・転移Lv10

・空間把握Lv10

・空間干渉Lv10

・索敵Lv10

・擬人化Lv7


魔法

・闇属性魔法Lv10

・空間魔法Lv10




こんな感じ。今までの精霊系統のやつらとステータスの差がありすぎて。スキル数は少ないだろうけど内容が濃いわ。


「終わったのねー」『ステータスが異常なのねー』


「名前はどうされます?」『いや、お前もだろ』


「あ、それは付けてほしいのねー」『それはないと思うのねー』


「ふむ…(おぼろ)でよろしいでしょうか?」『俺と同じようなやつなら、そこのメリアもステ高いぞ?』


「それでいいのねー」『マーヴちんの方がヤバイのねー』


「では、契約も終わりましたし、宿に入りましょう」『そんなにか?マーヴちんやめろ』


「そーするのねー」『じゃー、マーヴたん』


「やめてくださいその名前は断固拒否します」


「むふふ。やめないのねー」


「ちょ、まっ」


宿に入っていく二人を見た三人は思う。こいつら絶対初対面じゃねぇ!


「結局、部屋割りはどうするんですの?」


「「あ、」」


「「「マーヴさんと寝るのは!」」」


「「「私、です!」で…す」ですわ!」




因みに部屋割りはマーヴ、朧がシングル部屋で他の三人は二人部屋となった。





朝、俺氏童貞12歳(精神30歳)は非常に混乱している。


何故か。それは


確かに一人+精霊で寝たはずなのに布団の中に黒髪ゆるふわロングロリ巨乳美少女がいたらビックリするだろう!?


いや、少女耐性は既にカンスト済みで、一緒に寝たことについては特に何も思わない。喩え少女が全裸でも!問題は、こいつだれ!と、もうひとつ、こいつ乳でけぇ!だ!もはや、ふにんふにんのもっちもちなる戦略級兵器が俺の右腕に絡み付いている。なのに…なのに!なぜ俺のソウルは反応しないんだ!どこへ行ったんだ!帰ってこい!俺の思春期ソウル!あっ、俺…精神年齢30やった…。寝よ…。



お早うございます、マーヴですはい。ふと思ったんです、よく考えればこいつ朧じゃんって。擬人化もってたし。一緒に寝た記憶があるので間違いないのですよ。でも、なぜ擬人化したし。謎だ。まぁ、それはおいといて、出る準備をせねば。


「おはよーなのねー」


(ゴスロリ)を着替えたりしていると、もそりと起きながらかの闇精神は挨拶してくる。


「おはようございます」


でも全裸なのは如何なことか…。そう思って、俺はそっと彼女にYシャツを被せた。


「一先ずそれ被っててください」


「そうするのねー」


まだ、眼がとろんとしている。もそもそとYシャツを着ようとするが、途中で胸がつっかえて服が降りないという謎現象が起きた。


「むー、ちょっとせまいのねー」


世界のお兄さん方…ごめんよ…。何故だろう。なんかすごく虚しい。


それは兎も角、どうしようか。流石に、この裸Yシャツという決戦兵器を外で見せびらかす訳にもいかない。


「おはようございま…」


どうしようかと思っていると女性陣が入ってきた。何故皆さん固まっているのでしょうか?ボクニハワカラナイ。


「どなた…ですの…?」


「朧ですよ?」


「精霊…だっ…た…はず…」


「擬人化できるみたいなんですよ」


「その可能性があった…」


「取り合えず、なんか服を着せて上げてください。全裸だったのでYシャツを貸しましたけど、このままじゃいけないの…で?」


うん。どうしたんだろう?三人ともすっごく朧の胸を凝視し…あ。察し。


「あー、なんか適当に着せて上げてください。では、昼御飯食べてきます」


そうなんですよ。もう昼なんですよ。仕方ないじゃないか。半分ヴァンパイアなんだもの。


それはさておき、お昼は何にしようか。この宿には食堂が付いているらしく、そこそこの人数が集まっていた。上の三人は既に食べているようなので、カウンター席で食べることにした。「一人で四人席を占領とかいけないと思います」という日本人思考。まだ、心に生きているらしい故郷への未練を惜しみつつメニュー表を見る。ふむ、肉系の食事が多いか。内陸部だし、そこら辺は仕方ないか。しかしどれにしよう。モーブ肉(牛肉)と野菜のさっぱり煮にするか。





美味しかったです。特に野菜が。カーツ(キャベツ)とシロナ(白菜)とシャキリ(玉ねぎ)が入っていたけど、煮物と思ってたけど野菜スープに近かったな。


さて、これからギルドにクエ申請出しに行かなくては。朧はどうなったかね。そう思い部屋のドアを開けた瞬間、固まった。


なんと言うことでしょう!長い黒髪をツインテにし、俺とは逆の黒に青いポイントの入ったゴスロリ…なんでお前もゴスロリにしたん!あれはペッタンこ専用装備ちゃうん!?巨乳様が着たらこんなにも破壊力があるのか…恐るべし巨乳。はっ!なんでメリアにはないん!?前世もだったけどもはや壁だよ断崖絶壁だよ!俺?俺は雄だよ!?


「くっ…こんなにも破壊力があるんですの…?」orz...


「ふじょう…り」ガクン


「また、いや今度こそ…成長するんだぁ…」(涙目)


混乱中の俺をよそに女子たちは、朧のそれに相当にダメージを受けていた。



ー30分後ー



ナニコノゴスロリ戦隊。


そう。俺:ブラッディー系ゴスロリレッド、メリア:セイント系ゴスロリイエロー、ラヴィ:和風系ゴスロリピンク、エリーゼ:お嬢様系ゴスロリグリーン、朧:闇系ゴスロリブルー。


一言、ヤバそう。


このパターンだと、あとブラックが出てきそうだな。フラグにならなければいいが…。

ギルドに着いたはいいが、どんなクエにするか決めていなかった…どれにしようかな神様のいう通り『右から3番目上から5番目』…どうして介入してくるの?暇なの?声からして天空神だと思うけど、もしかして見てんの?ストーカーなの?


い、いや、深く考えたら負けな気がする。仕方ない。そのクエストを受けてやろうじゃないの。で、なんのクエス…ぶふぉっ!


天空神!貴様俺を殺す気か!なんだS級難易度って!しかもエンシェントドラゴンとカイザードラゴンの抗争を止めよ。生死は問わない。ってなんだよ!謎だよ!なんでこんなところにアホみたいなクエスト依頼貼ってんだ!受けようなんてやつ皆無だよ皆無!


と、言うわけでスルー…出来なかった。


「マーヴさんですね。丁度いい。今回の罰則はこれを受けてくれたら免除していいですよ」ニコニコ


イケメンシネマ。こやつは馬鹿か?馬鹿なのか?最低ランクの俺達が最高難易度に挑めるとでも思


「はっ!行きましょうマーヴさん!私達なら無双出来ます!」


「い、いや、無双は無理ですわよ?」


「あほ…い。でも、がんばる」ぶるぶる


「同格相手は久しぶりなのねー」


何故だぁぁあああ!?何故乗り気なんだぁぁぁああああ!?


手続きは此方で処理しておきますねと、やつはカウンター裏へと引っ込みやがった。


おかしい、絶対おかしい、何があったんだ。結局、一言も喋らせて貰えず、引きずられるようにして外に連れていかれた。


おやす…み…



笹:寝ちゃった竹に変わりまして、挨拶はこの私が


ばいちゃ~( *・ω・)ノ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ