「☆花の高校生デビュー!☆」・・・の、はずだった
この作品は、ラブコメとなっております。
下手だと思いますが、あたたかい目で見守ってくださるとわたしは大変嬉しく思います。(深々とお辞儀)
では、スタートです!!
朝日が降り注ぐ。
桜が一年の中で一番笑顔になる季節。
「ううーんっ!」
わたしは思いっきり伸びをする。
わたしの名前は枝伸花枝。
15歳。
と、いうことは……。
花の高校生!
イヤッホーーーーー!!!!
ちゃんと「理想の!!高校生ライフ☆」も考えてきたんだから!!
彼氏作ってぇ、デートもしてぇ、それからそれから……。
-キスとかもするのかな……。
キャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
やだやだどうしよう!!めっちゃはずかしい!!!
「ちょ、花枝。」
親友の優が、あわてたように小声で話しかけてきた。
「なに?」
「なにじゃないよ。声、もれてるよ。わたしも変な目で見られちゃうからやめて!」
「うん、わかった。」
なーんだ、それだけのことか。
「って、えええええええええええええええええええええ!!!???」
「反応遅いよ……。」
ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウ……。
風が吹く。
「わーさむっ。」
優が言う。
でも、わたしは寒さも優の声も聞こえない。
感じるのは-人々の氷のような視線だけ。
あの子なに考えてるんだろうとか、身の程をわきまえてないよねとか、いろんな声が聞こえてくる。
わたしは目の前が真っ暗になった。
-だって……!
-夢の高校ライフが……!
-こんなふうに始まってしまったんだもの……!!
わたしの中で、「理想の!!高校生ライフ☆」がガラガラガラ……とものすごい音をたてて崩れた。
さ~あ、これからまだまだ続きますよ!
(あまりされても困るのですが)期待しといてください!!
・・・にしても、読んでくれたあなたに感謝です!
よければ感想をください。お願いします。