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第1話

俺の名前は鈴木隼人。ただの高校2年生だ。そんな俺は今高校に登校しているのだが、誰にも言えない秘密がある。


俺は、

()()()()()()()()()()




俺はとある日部屋で読書をしていたら急に光が現れた。そこで出会った奴等にいきなり勇者にされてどうなるかと思ったがなんとか魔王を倒すことが出来た。そんな中仲間のアリスにまさかの告白されるとは思わなかったが。


…さて、頑張って異世界に戻ると入ったものの、本当にどうすれば良いんだろうか。あんな熱い告白されてしまったら頑張って戻るしか無いだろ。


…なに?だったらポータルを抜けなければいいだろって?出来ないんだよそれは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のだ。


まったく、とんでもないことをされてしまったものだ。


向こうの世界にでも行けるピンクの扉はないかなぁ。無い物ねだりをしたってどうにもならないことは分かってるんだ。














高校の屋上、寝転がっている一人の生徒がいた。勿論鈴木隼人だ。


「…屋上ってこんな気持ちいいんだな、分からなかった」


高校の屋上って入れないイメージがあったのだが鍵が壊れているらしく入ることができるらしい。


「…異世界から帰ってきても特になにもないんだな。もしかしたら使えるかも…火玉(ファイアーボール)!!!」


なんてね


と言おうとした矢先、炎の玉が宙に浮かんでいた。


「…へ?なにこれ?」


俺はまさか魔法を使えるとは思わなかった。


「もしかしたら…《身体強化》」


魔力を感じる


「…やっぱりだ。何でか知らんが魔力、スキル、異世界で得たものが引き継がれている…」


そう、引き継がれているのだ。


「…でもまぁ、この世界では使うこと無いからなぁ」


そう楽観視していた。


その時、扉の開く音が聞こえた。そこにいた人物に少し驚いてしまった。


「…なぜ中田さんが?」


そこには黒髪が特徴で俺もよく覚えている女性、中田有希がそこにいた。


「鈴木さんが屋上にいるとは思わなかったです、何をしていたのです?」

「ちょっと涼まりに来ただけです」


もちろん本当だ。


「…早まらないでくださいね」


なんて言った?早まる?この人疲れているの?


「涼まるなんて絶対嘘、やめたほうが良いわよ」


少し恐ろしい顔で言う。何で勘違いするんだか。


「そんな訳無いでしょう、あ!先生!」

「!」


中田が振り向くもそこには誰もいない。前を向いても誰もいなかった。


「!!!」


すぐに探しても誰もいない。急いで先生に報告しようと階段に駆け寄ろうとしたら隼人がいた。


「じゃあね中田さん、また後で」


こうして隼人は屋上に中田を残して去って行った。

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