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過去編6(前編)

過去編6です。

過去編6(前編)

後悔1


目がさめた。そう、あの少女と出会った時の幼い頃の記憶。あの日、私は救われたのだ。あの少女に。


食事をとった後、私は書斎にこもった。


コンコンと、ノックの音が聞こえる。

私は、入るように言った。

「失礼します。旦那様、昨日の件を調べてきました。」と、執事が言う。

そう、昨日メイドたちが言ったことが本当か私は、側近の執事に頼み調べさせた。


報告書の書類を見ているうちに、私は後悔した。そう、なんとメイドたちが言ったことは本当だったのだ。私は、何も言わずに書類を見返す。

あの日、ルーナが言ったこと本当のことだった。なのに、私は、話を聞くこともしなかった。

一気に後悔が押し寄せてきた。

自分がなんてことをしてしまったのかと。私は、後悔のいっしんで、急いで書斎を後にしルーナの部屋に行った。

ルーナの部屋へ行くと、なぜかルーナの部屋でメイドたちがなにかをしていた。私は、急いでルーナの部屋に入る。と、驚く光景を目の当たりにした。そこには、散乱する棚や机、椅子、それどころかクローゼットに入っていたらしき服や装飾品などが当たり一面散乱していた。

私がいることに気がついたメイドたちが慌てていた。その中にドミニカもいた。

私は、ドミニカに近付いて言う。

「これは、どう言うことだ?なぜ、ドミニカがルーナの部屋にそして、どうしてこんなにも物が散乱しているんだ!!」

ドミニカは、慌てながら言う。

「ち、違うのです!!私は、た、ただ、そ、そうルーナ様に取られた物を取り返そうとして、」

「取り返す?私が知らなかったと思うか?本当は君ではなくルーナが君に嫌がらせをされていたことを!!そして、メイドたちにもそう指示していたことも!!」

私は、大きな声で怒鳴る。

「な、なぜ、それを・・・・・」

ドミニカは、驚いたように呟く。

「ドミニカ、私は、君が可哀想だと思って多少なことは目をつぶっていたが、君を甘やかし過ぎたようだ。君には、今日限りでここから出ていつもらう。」

「そ、そんな、あっ、あんまりです、旦那様!

!」ドミニカは、そう言って私に抱きついてくる。

しかし、私は直ぐ様その手を振り下ろす。

「やめろ。君がそんなことをしていたなんて、君を信じていた私がバカだった。」

私は、そう言い、ドミニカと一緒にいたメイドたちを連れていくよう命じた。




ありがとうございました!!

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