過去編4
順番直しました!!( ̄▽ ̄;)
コメントありがとうございます!!
過去編4
真実
あの後、結局ルーナと和解することはなかった。
そんなある日、ルーナは屋敷から姿を消した。
ルーナの部屋に、置き手紙があった。
「実家に戻ります」
ただ、一言書いてあった。
私は、彼女が気を引くために帰ったのだと思った。だから、気にも留めなかった。
ルーナがいなくなってからしばらく日がたった。
ある日、私が廊下を通っているとメイドたちの話し声が聞こえた。
「ねぇ、ばれてないよね?」
「何が?」
「私たちがルーナ様に嫌がらせしてたこと」
「大丈夫でしょ?だって、それはドミニカ様が指示なさったことだし、ドミニカ様の方が私たちより酷いことしてたじゃない。それに、バレたとしても、旦那様はドミニカ様を想っていることだし、大丈夫よ。」
そんな話が聞こえてきた。私は、動揺した。嘘だと思った。なぜなら、ルーナの言うことを信じていなかったからだ。
私は、
「おい、止まれ」
そう言い、話し合っていたメイドたちに言った。
「今、言ったことは本当なのか!?」
私がいることを知らなかっメイドたちが驚いた様子で言った。
「だっ、旦那様!!」
私は、もう一度言った。
「もう一度聞く、さっき話したことは本当なのか!!」
メイドたちは、びくびくしながら言う。
「だっ、旦那様!!違います!!私たちは、本当になにも・・・・・!!」
「嘘偽りなく言え!!もし、一つでも嘘をついてみろ、それたらお前たちの命は無いものと思え!!」
私は、メイドたちを脅す。
真実か嘘か知りたかったからだ。
「だっ、旦那様。申し訳ございません!!」
メイドは、その場で頭を下げながら言う。
「確かに、私たちはルーナ様に嫌がらせをしていました、ですが、それはドミニカ様からの指示で」
「私たちは、その命令に従っただけです!!」
「どうか、命だけはお助けを!!」
メイドたちが一斉に許しを乞う。
私は、信じられなかった。ドミニカがそんなことをしていたことも、本当はルーナが嫌がらせをされていたことも。
ありがとうございました!!