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空のエリス  作者: 長部円
第2部 2章
53/98

13(設定資料編4) 2部1章(12話)終了時点でのキャラクタ情報1

前回の後書きに書いた通り、今回は設定資料編4としてキャラクタ情報のまとめをお届けします。

なお、人数が多いので2回に分け、今回はエリスとその配下、次回はそれ以外としました。

2部1章(12話)終了時点でのキャラクタ情報1


*登場キャラクタ全員を網羅しているわけではありません。

※魔象:女帝とその娘(皇女)だけが使える強力な魔法

※トイフェライ:女帝または皇女の専属侍女だけが使える特殊能力


[主人公]

エリス


ヴェルトヴァイト帝国の第3皇女

"無"の女神レアから強大な能力を得る代償として、生まれてから10年以上自我が目覚めなかった

女神レアの眷属エクリプスが憑依していて、自我を持たない(意識を失っている)状態のエリスの身体を操る

姉2人(ノクス、イルミナ)のことは大好き

小柄で愛らしい容姿のため、侍女たちの多くはエリスのような妹がほしいと思っている


自分の専属侍女4人のうち2人を人間(アントロポス)から選び、自らの魔法でディアボロスにしたほか、独自の幹部集団"ノインラターネン"のメンバーにも元人間(アントロポス)を採用している

姉2人に倣って第3の軍"デー・クラフト"を率い、空からの攻撃と搦手による侵略を担う

アヴァロン王国の都セントメアリを奪った後、王宮を改造して自分の本拠"ヒンメルスパラスト"にした


髪:黒、ふわふわロング(腰までの長さ)

瞳の色:漆黒

専用武装:ジズ

魔象:時空魔象(ラウムツァイト)虚無魔象(ニヒティヒカイト)


====


[エリスの専属侍女]

メイ


エリスの専属侍女のうち序列第1位の"エルステ"

元は人間(アントロポス)で、アヴァロン王国の旧王家"ゴーサ家"の末裔

ゴーサ家はバンベリ家に王位を奪われた後も王国の一貴族として存続していたが、メイの両親は無実の罪で処刑され、自身も山に結界を張られた上で幽閉された

そのため、人間ながら同じ人間に憎しみを抱き、目の前に現れたエリスを、"囚われの身になっても、いつか運命の人が助けに来てくれる"という母親の未来予知に従い"運命の人"として慕う

成人しているが小柄で、身長はエリスよりも低い

ヴェルトヴァイト帝国史上初めて、元人間(アントロポス)ながらエルステになった

ノインラターネンのうちイーリス、ペペ、ミヤはメイの配下とされている


髪:白、ストレートロング

瞳の色:緋色(人間(アントロポス)だった頃は灰色)

専用武装:グラウエ・エミネンツ

トイフェライ1:ツェアシュテールング(破壊)

・様々なものを"破壊"できる(メイの魔力の成長に伴って破壊できるものの範囲が広がる)

トイフェライ2:シェプフング(創造)

・"無"から物を"創る"ことができる


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クロエ


エリスの専属侍女のうち序列第2位の"ツヴァイテ"

エリスが生まれてからずっと側に仕えていた

長身の美女だが自己主張は控えめで、作中の出番も少なめ

ノインラターネンのうちレニと空席の"ゼクス(6)"はクロエの配下とされている


髪:黒(烏の濡羽色)、セミロング(胸のあたりまでの長さ)

瞳の色:ダークブラウン

専用武装:ナハティガル

トイフェライ:シャテン(影)

・主の影または黒い部分に潜むことができる


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アンネ


エリスの専属侍女のうち序列第3位の"ドリッテ"

ディアボロスのうち、吸血種とされる種族の女性ヴァンピーリン

身体能力や吸血種固有の能力は高いが、それをうまく制御できなかったため、拘束具を付けられ、吸血種の中では腫れ物に触るような扱いをされていた

エリスの血を吸ったことで力の制御ができるようになった


エリスやメイよりも小柄だが、とある部分は大きい

背中の小さな翼で低空飛行ができ、翼に魔力を通せば高く飛ぶこともできる

ベルタに強く慕われており、アンネもベルタのことが大好きであることから、ノインラターネンのうちベルタと姉のカリナはアンネの配下とされている


髪:赤、ふわふわセミロング(ツインテール)

瞳の色:ブラッディレッド

専用武装:ブルートローテ・プリンツェシン


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ファニー(シュテファーニエ)


エリスの専属侍女のうち序列第4位の"フィアーテ"

元は人間(アントロポス)で、"薬"に関する知識や能力に秀でた一族・ベネディクト家の三女ステファニーだった

兄や姉と違って、神々から与えられた"加護"が人間の役に立つものではなかったため、王都の外れに引き籠っていた

エリスの"愛憎反転ハスリーベ・ウムケーレン"で人間を憎むようになり、エリスの配下となった


ディアボロス化にあたって、人間(アントロポス)だった頃に比べて小柄になった


幼馴染のグレーテルとは人間(アントロポス)だった頃から好き合っている

ノインラターネンのうちリューディアとグレーテルはファニーの配下とされている


髪:緑、ショート

瞳の色:ピンク(人間(アントロポス)だった頃より赤みが増している)

専用武装:グリューネ・フルヒト


====


[三賢女(ドライヴァイゼン)]

マグノーリエ


エリス配下の三賢女(ドライヴァイゼン)の1人

元は女帝リリス直属の配下だった


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バルザミーネ


エリス配下の三賢女(ドライヴァイゼン)の1人

元は第2皇女イルミナの配下だった

ロリコン


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クラウディア


エリス配下の三賢女(ドライヴァイゼン)の1人

長年にわたってパンゲーアで侍女として勤めてきた

ドライヴァイゼン就任にあたって、寿命を延ばすため小柄になった


髪:黄、ふわふわロング

瞳の色:灰色


====


[ノインラターネン]

イーリス(アイリス・ブラッドフォード)


アヴァロン王国の上級貴族ブラッドフォード家の令嬢だったが、アヴァロン王国では自身の強すぎる魔力を制御できず苦しんでいた様子を呪いと誤解されて忌み嫌われた

恋人であるイレインとともに王国を見限ってエリスの配下に加わり、ディアボロスの"イーリス"になったことで魔力の制御が可能になった


ノインラターネンの筆頭"アインス"に任じられるなど、エリスからは専属侍女に次ぐ扱いをされている


髪:銀色、ふわふわセミロング

瞳の色:淡紅色(ヘルマゲンタ)

専用武装:イリズィーレンデ・シュヴェーアトリーリエ


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ペオニエ・ペルレ(ヴァイオレット・パールズ)


通称ペペ

アヴァロニア大陸北部の反政府勢力"アヴァロニア・リベレーション・フロント"(ALF)のメンバーだったが、カリナにヘクセンシュタープを叩きつけられ、籠められていた"愛憎反転ハスリーベ・ウムケーレン"が発動し、エリスのものになった


"加護(グナーデ)"を持つためエリスによってディアボロスにされ、ノインラターネンの"ツヴァイ"に任じられるなど、エリスからはイーリスとともに専属侍女に次ぐ扱いをされている


髪:深緑色、ふわふわロング

瞳の色:暗紫紅色

専用武装:カメリエンダーメ


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リューディア(リディア・バンベリ)


アヴァロン王国元国王ヘンリー4世の第5子(第3王女)

エリスたちの王都攻めにて、ファニーが振り撒いたザフィッシュマテリエによって暴走したため、父や兄の王太子エドワードに取り押さえられ、隠し部屋に閉じ込められた

エリスたちによって助けられた際、メイに一目惚れした


ベルタに魔法を教わった後、ノインラターネンの"ドライ"に任じられた


髪:ブロンド、ショート

瞳の色:青


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レニ


元は第1皇女ノクスの配下だった

エリスに無礼な行為をしてしまったため、ノクス配下としての職務を解かれ、エリス配下となった

後にノインラターネンの"フィーア"に任じられた


髪:青、ストレートセミロング

瞳の色:シアン


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ミヤ


元はウリン軍の女性戦闘員だったが、ウリンでは"加護(グナーデ)を発揮できなかったため、"第1次リューリク平原の戦い"の際に女性戦闘員たちが暴走して破壊したキウンの守備をたった1人でするよう命じられた

キウンに極秘潜入してきて、自分をそばに置きたいと言ってくれたメイに心を奪われ、メイのものになる

ディアボロスになったことで加護(グナーデ)を阻害していた要因が解消され、本来の実力が発揮できるようになった

現行メンバーの同意を得て、ノインラターネンの"フュンフ"に任じられると、ウリンの女性部隊切り崩しのため暗躍した


髪:黒、ふわふわセミロング

瞳の色:暗緋色

専用武装:ゲルベ・カッツェ


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グレーテル(マルガレーテ)


元は人間(アントロポス)で、ファニーの幼馴染マーガレットだった

アンネに魅了され、さらにエリスによってディアボロスにされた

ノインラターネンの"ジーベン"に任じられたが、あまり前線には立たない


髪:オレンジ、セミロング

瞳の色:マゼンタ


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カリナ・ヴァルプルギス


魔女(ヘクセ)でベルタの姉

魔女には珍しく近接戦闘も得意とする

ノインラターネンの"アハト"に任じられる


髪:ピンク、ふわふわセミロング

瞳の色:深緑

専用武装:リージゲ・クレフテ


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ベルタ・ヴァルプルギス


魔女(ヘクセ)でカリナの妹

帝都の公園で愛用の帽子がいたずらにより飛ばされてしまった際、取り返す手伝いをしてくれたアンネを慕い、"お姉さま"と呼んでいる

当初は正式なエリスの侍女ではなく、アヴァロン王国の第3王女であるリディアの遊び相手兼監視役を務めるなど、可能な範囲で"事実上"エリスの侍女として働いていたが、後にノインラターネンの末席"ノイン"に任じられ、正式にエリスの侍女となった


髪:茶色、ふわふわロング

瞳の色:緑

専用武装:ドゥンケルヴォルケ


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[専属侍女・三賢女・ノインラターネン以外のエリスの配下(事実上エリスの配下になっている者も含む)]

ラヘル(レイチェル・バンベリ)


アヴァロン王国元国王ヘンリー4世の第3子(第2王女)

エリスたちの王都攻めにて、ファニーが振り撒いたザフィッシュマテリエによって暴走したため、父や兄の王太子エドワードに取り押さえられ、隠し部屋に閉じ込められた

エリスたちによって助けられた際、エリスに一目惚れした

エリスの手でディアボロスにされ、エリスからヒンメルスパラストの管理を任せられている


髪:ブロンド、ふわふわセミロング

瞳の色:珊瑚色(コラレンロート)


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マルティナ・マートルウッド


アヴァロン王国第2王子トマスの侍女

トマスの父であるアヴァロン国王ヘンリー4世が殺され、トマスが国王を称した後、トマスの命でセントメアリに派遣されたが、出発前日に現れたルーシアと相思相愛になり、さらにエリスとメイによってロリコンに堕ち、ルーシアとずっと一緒にいられることを条件として人間(アントロポス)のまま帝国に寝返った


エリスに洗脳されて彼女の"兵器"となったが、他の"兵器"と違い、頭の中はほとんど弄られていない


髪:黒、ストレートセミロング

瞳の色:深紫


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ヘレーネ(イレイン・キャヴェンディッシュ)


アヴァロン王国の上級貴族キャヴェンディッシュ家の令嬢で、アヴァロン王トマスの側近だったが、恋人であるアイリスとともに王国を見限ってエリスの配下に加わり、ディアボロスとなった

内政の才を買われてセントメアリの行政府の長"プレジデンティン"に任命される


髪:ブロンド、ストレートセミロング

瞳の色:朱


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マナ


元はウリン軍の女性戦闘員だったが、ミヤに洗脳されると、加護(グナーデ)を使ってそれまでの味方を次々と堕とした

ウリンが事実上滅亡した後は、加護(グナーデ)をもっと活かすため、ミヤの副官のような立ち位置に納まっている


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マユ


元はウリン軍の女性戦闘員だったが、ミヤに洗脳されると、マナによる"連鎖堕ち"を支援した

ウリンが事実上滅亡した後は、マナとともにミヤの副官のような立ち位置に納まっている


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ルリ


元はウリン軍の女性部隊の1つを率いていたが、ミヤに洗脳されたマナの加護(グナーデ)で堕ちた

ウリンが事実上滅亡した後は、配下の隊員とともに復活したチュンヤン王国ではなくエリスの配下に加わった


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ジン・シュエ


チュンヤンの王族・ジン家の王女でホンメイの姉

ウリンのクーデターによってテンオウ宮殿の地下に幽閉され、何かの儀式のために魔力を使われていた

メイたちによって助けられ、ヴェルトヴァイト帝国がウリンを事実上の滅亡に追い込むと、チュンヤンを再興して女王となった

自分を助けてくれたメイに心酔しており、エリスにも服従を誓っている


----


ジン・ホンメイ


チュンヤンの王族・ジン家の王女でシュエの妹

ウリンのクーデターによってテンオウ宮殿の地下に幽閉され、何かの儀式のために魔力を使われていた

メイたちによって助けられ、ヴェルトヴァイト帝国がウリンを事実上の滅亡に追い込むと、メイの侍女となった


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エクレア(エクリプス)


"無"の女神レアの眷属

女帝リリスが三女エリスを産んだ際に、エリスに憑依した

レアからはずっとエリスと一緒にいることを命ぜられている

エリスの身体から抜けて実体化する際はエリスにそっくりな姿をとるが、体毛の色と瞳の色はエリスと異なる

エリスとは相思相愛で基本的には対等な関係だが、エリスの代理として配下に近い扱いをされることもある


髪:銀色、ふわふわロング(腰までの長さ)

瞳の色:極彩色


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ルーシア


"万有"の女神ヴェクトラ配下の天使

ヴェクトラにマルティナのお供を命ぜられ、ヴェクトラの神殿で祈りを捧げていたマルティナの前に現れた

マルティナの精神に干渉して自分への好意を植え付けたが、自分もマルティナに好意を抱き、相思相愛になった

エクレアとは旧知の仲で、セントメアリでの再会はエクレアがエリスのもとへ行って以来のことだった

エリスに籠絡されているため、女神と恋人であるマルティナの次にエリスのことを優先的に考えて動くようになっている


髪:灰色、ふわふわロング

瞳の色:灰色

<2023/ 1/ 1修正>誤記を1か所直しました(ジーベン←アハト)

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