40(設定資料編3) 3章(39話)終了時点での追加キャラクタ情報、世界観設定、用語まとめ
"40話"は3章で新たに登場したキャラクタ情報に加えて、以前感想で要望のあった用語のまとめ、それに1部の作中に出てきた地名(の一部)のまとめです。
なお、このページは2部のネタバレにならない範囲で初版投稿以降に追記することがあります。
3章(39話)終了時点での追加キャラクタ情報、世界観設定、用語まとめ
*キャラクタ情報は登場キャラクタ全員を網羅しているわけではありません。
地名については本文中に出てきた地名全てを網羅しているわけではありません。
また、一部本文中で出していない情報もあります。
[キャラクタ情報:エリスの配下(専属侍女以外)]
イーリス(アイリス・ブラッドフォード)
アヴァロン王国の上級貴族ブラッドフォード家の令嬢だったが、アヴァロン王国では自身の強すぎる魔力を制御できず苦しんでいた様子を呪いと誤解されて忌み嫌われた
恋人であるイレインとともに王国を見限ってエリスの配下に加わり、ディアボロスの"イーリス"になったことで魔力の制御が可能になった
専用武装"イリズィーレンデ・シュヴェーアトリーリエ"を与えられるなど、エリスからは専属侍女に次ぐ扱いをされている
髪:銀色、ふわふわセミロング
瞳の色:淡紅色
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ヘレーネ(イレイン・キャヴェンディッシュ)
アヴァロン王国の上級貴族キャヴェンディッシュ家の令嬢で、アヴァロン王トマスの側近だったが、恋人であるアイリスとともに王国を見限ってエリスの配下に加わり、ディアボロスとなった
内政の才を買われてセントメアリの行政府の長"プレジデンティン"に任命される
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ペオニエ・ペルレ(ヴァイオレット・パールズ)
通称ペペ
アヴァロニア大陸北部の反政府勢力"アヴァロニア・リベレーション・フロント"(ALF)のメンバーだったが、カリナにヘクセンシュタープを叩きつけられ、籠められていた"愛憎反転"が発動し、エリスのものになった
"加護"を持つためエリスによってディアボロスにされ、専用武装"カメリエンダーメ"を与えられるなど、エリスからはイーリスとともに専属侍女に次ぐ扱いをされている
髪:深緑色、ふわふわロング
瞳の色:暗紫紅色
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アンゼルマ
エリスの親衛隊"シュヴェンツェ"から"デー・クラフト"の指揮官"コマンデーリン"の1人に選ばれた女性
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ブリギッテ
エリスの親衛隊"シュヴェンツェ"から"デー・クラフト"の指揮官"コマンデーリン"の1人に選ばれた女性
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ヘルガ
エリスが率いる"デー・クラフト"の幹部クラスにあたる"ゲネラーリン"の1人
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タマーラ
エリスが率いる"デー・クラフト"の幹部クラスにあたる"ゲネラーリン"の1人
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[キャラクタ情報:エリス以外の皇女の配下]
イングリト
ノクスが率いる"ヘーア"の将軍"ゲネラール"の1人
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コルネリア
イルミナが独自に定めた幹部集団"ツヴェルフ・ウンディーネン"の1人
ディアボロスのうち、"メルジーネ"と呼ばれる種族の女性
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ヴィーナ
イルミナ配下の人間
テストゥド大陸にある"バグロヴァヤ帝国"の諜報員として、帝国が占領したテストゥド大陸最南端の町ズートリヒェス・ドライエクの様子を探るために送り込まれたが、マリーネに捕まり、イルミナに洗脳されて彼女の"兵器"となった
イルミナに洗脳され、人間のまま彼女の"兵器"として働いている
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[地名]
アマージエン島
○ヴェルトヴァイト帝国の本拠地
ヴェルトヴァイト帝国
○ディアボロスたちの国で、アマージエン島全域のほかアヴァロニア大陸全域も征服
○人間からは国家とはみなされず"魔王軍"と呼ばれる
ヴェルトブルク
○アマージエン島にあるヴェルトヴァイト帝国の都
パンゲーア
○ヴェルトブルクにある皇宮の一部で、女帝や皇女といった皇族が暮らす区画
○皇宮全体を表す場合もある
アビュスス
○海底にあるヴェルトヴァイト帝国の拠点
○現在は女帝の第2皇女イルミナが主となっている
○パンゲーアとは地下通路でつながっている
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アヴァロニア大陸
○本作品の世界で4つある大陸の1つ
○かつては人間たちの国が大陸の全域を領していたが、南にあるアマージエン島から攻め込んできたディアボロスたちのヴェルトヴァイト帝国によって、アヴァロン王国をはじめとした人間たちの国は全て滅ぼされ、現在は全域がヴェルトヴァイト帝国の領土になっている
セントメアリ
○アヴァロニア大陸のほぼ中央にある大都市
○かつてはアヴァロン王国の都だったが、エリス率いるデー・クラフトによって陥落し、ヒンメルスパラストとともにエリスのものとなる
○ミッテルアヴァロニア州の中にあるが、同州の管轄外
○エリスの意向で男子の入域は禁止されている
ヒンメルスパラスト
○セントメアリにある、かつてアヴァロン王国の王宮だった建物
○本来は神によって"空に浮かぶ宮殿"として造られたが、何らかの理由で地上に縛られていた
○エリスたちが封印を解除したことで再び空に浮かぶようになったが、中はエリスたちによって徹底的に造り変えられている
アンデレス・ウーファ
○アヴァロニア大陸南部の州
○州都はジュリオポリス
○ヴェルトヴァイト帝国による征服で人間はことごとく駆逐された
ミッテルアヴァロニア
○アヴァロニア大陸中央部の州
○州都はツェントラルシュタット
○ツェントラルシュタットの北にあるセントメアリは州の管轄外
○セントメアリより南はアンデレス・ウーファ州同様、ヴェルトヴァイト帝国による征服に伴い人間はことごとく駆逐された
○セントメアリより北はディアボロスと人間が雑居している
ヒンターアヴァロニア
○アヴァロニア大陸北部の州
○州都はグラニートシュタット
○州全域でディアボロスと人間が雑居している
ジュリオポリス
○アヴァロニア大陸南部の大都市
○ヴェルトヴァイト帝国とアヴァロン王国の戦争では激戦地の1つとなった
○アヴァロン王国のゴーサ朝はこの地の失陥後、王権をバンベリ家に奪われた
ツェントラルシュタット
○アヴァロニア大陸のほぼ中央、セントメアリの南にある都市
○ヴェルトヴァイト帝国がアヴァロニア大陸中央部を征服した際に造られた、ディアボロスたちの植民都市
グラニートシュタット
○アヴァロニア大陸北部の都市
○ヴェルトヴァイト帝国がアヴァロニア大陸北部を征服した際に新しく造られた
○アヴァロニア大陸3州の州都で唯一、ディアボロスと人間が雑居している
アヴァロン王国
○かつてアヴァロニア大陸で最大の領土を占めていた人間たちの国
○ディアボロスたちのヴェルトヴァイト帝国によって滅ぼされた
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テストゥド大陸
○アヴァロニア大陸の北方にある大陸
○一番大きな国はバグロヴァヤ帝国
アウェス大陸
○アヴァロニア大陸の南方にある大陸
ティグリ大陸
○アヴァロニア大陸の西方にある大陸
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[用語]
アントロポス
○万有の女神ヴェクトラおよびその配下の神々を信仰する人族
○ディアボロスなど、自分たち以外の人族の存在を忌み嫌う
○無の女神レアおよびその配下の神々も忌み嫌っている
○個人の能力差はあるが、使い方さえ教わればほとんどの者が魔法を使える
○一部の者には神々から魔法とは異なる特殊能力"加護"が与えられている
ディアボロス
○無の女神レアおよびその配下の神々を信仰する人族
○アントロポスと政治的に対立しているが、一部の急進派を除いてアントロポスの存在そのものの否定はしていない
○万有の女神ヴェクトラおよびその配下の神々については、信仰対象ではないが敬意は抱いている
○個人の能力差はあるが、使い方さえ教わればほとんどの者が魔法を使える
○吸血種など一部の種族には魔法とは異なる固有能力が与えられている
加護
○万有の女神ヴェクトラおよびその配下の神々からアントロポスに与えられる特殊能力
○ディアボロスからは"グナーデ"と称されている
○戦闘用だけでなく、薬・病気治癒系統のものもある
○加護を持ったアントロポスがディアボロスと化しても加護は失われない
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フィーア・テュヒティヒステン
○ヴェルトヴァイト帝国の女帝および皇女が4名を上限として任命する専属侍女
○序列1位の"エルステ"はいろいろな特権を与えられている
○序列2位の"ツヴァイテ"はエルステの補佐・代理・代行を務めるが、エルステの職務代理・代行中にエルステのみに認められる特権を行使することはできない
○万が一エルステが亡くなった場合はツヴァイテがエルステに、序列3位の"ドリッテ"がツヴァイテに、序列4位の"フィアーテ"がドリッテにそれぞれ昇格する
○一旦任命されたら死ぬまで主を変えず、万が一自分より先に主が亡くなった場合は侍女を解任されて"亡主の墓守"となり、二度と他の主に仕えることはない
トイフェライ
○ディアボロスの女性がフィーア・テュヒティヒステンに任命された際に与えられる特殊能力
○魔法とは異なるため、魔法を封じる"加護"などによる影響を受けない
ドライヴァイゼン
○ヴェルトヴァイト帝国の女帝および皇女が3名を上限として任命する侍女
○政策や謀略の立案をはじめとした裏方仕事を専門とする
○フィーア・テュヒティヒステンと同様、女帝の立会いのもとで任命される帝国の正式な役職
○エリスが作中で1人目、2人目、3人目と言っているものの、フィーア・テュヒティヒステンと違って三者に序列はつかない
ヘーア
○ヴェルトヴァイト帝国の第1皇女ノクスが率いる、帝国の地上軍
○アントロポスとの戦闘や占領地における"軍政"など、任務は多岐にわたる
マリーネ
○ヴェルトヴァイト帝国の第2皇女イルミナが率いる、帝国の"海軍"
○物語の開始時点で作中世界のすべての海を制覇しており、その軍事力は主に陸上の沿海部征服に用いられている
デー・クラフト
○ヴェルトヴァイト帝国の第3皇女エリスが率いる、帝国の"第3軍"
○空を主な活動範囲としており、創設されてからそれほど経っていないため、帝国の他の2軍に比べて小規模




