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反響話法について

 演算スライムが用いる音声言語に依存しない意思疎通方式。

 言葉による意思の疎通を段階に分けた場合、


 思考→言語化→音声化して出力→音声として入力→言語として理解→思考化


 と言った段階をとるとした場合反響話法は、


 思考→思考を魔力によって複製→魔力として放出→魔力のまま入力→思考化→言語として誤認識→再思考化。


 とした経路を辿る。


 その結果反響話法は異音同義語と異音類義語の区別が難しく、皮肉は正確に伝達出来ず、場合によっては意図しない皮肉が生まれる。


 例えば何かミスをした人に、皮肉として「絶好調だね」と言いたい場合、反響話法上では「絶好調だね」と「絶不調だね」は異音同義語として見做される。


 それは激痛と疼痛と痛痒程度の差でしか無く、文脈上多少不適当であったとしても許容される様に、最終的には痛みと言った大きな括りの意味で認識されてしまう。


 場合によっては厭味ったらしい言い方をしていると言った言語以外の要素として意図が伝わる場合はあるが、それが口調になるのか態度になるのか目付きになるのか雰囲気になるのかは受け手側の解釈次第。


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