死に至る病(私の評価が)
私は、年に1回のペースでウィルス性胃腸炎にかかっている。
ウィルス性胃腸炎とは、ノロウィルス等のことである。
もはや、毎年の風物詩とかした行事であり、対処もお手の物だ。
昨年は、12月まで、症状は起きず『今年は、もしかしたら』と期待していたが、12月上旬に地獄をみた。
症状は、朝方起きた時に突然の嘔吐、腹痛から始まる。
『やはり、今年もか』と思いながら、原因を解明しようと思考する。
前日は、関係機関との飲み会があり、刺身があったので、きっとそれだろう。
予想をつけたところで、病院に行く前に、会社に電話を入れねばと連絡をする。
ちょうど後輩がでたらしく、私は、鈍い思考回路の中説明をした。
「おはようございます私です。今日の仕事なのですが、昨日は関係機関との飲み会がありまして、朝から凄い吐き気するので、休みをとって病院に行こうと思います。」
「そうなんですか、お大事にしてくださいね私さん。」
そうして、病院に向かい、医者からは「ウィルス性胃腸炎ですね。」と診断され、回復に努めるのであった。
翌日、元気になった私が会社に向かうと、山田から
「元気になったのか~。しかし珍しいなお前が二日酔いで休むなんて。」
「えっ・・・?」
一瞬何を言われたのか分からなかった。さらに山田は
「しかし、馬鹿正直だね~。他の言い訳すればいいのに。」
などど、へらへら笑ってやがった。
「だって、飲み会の次の日に、凄い吐き気をもよおす二日酔いだもんな。俺はあんま経験ないな。」
なるほどと、山田に言われて気が付いた。
確かに、電話口で飲み会があって吐き気が凄いと言ったら普通そうなるだろう。
症状がつらくて、頭が全然回ってなかった。
それと同時に『ヤバいな』と思った。その日は、もちろんやらないと行けない仕事があり、上司が負担してくれていた。
急いで、職場で間違いの訂正をするのであった。
しっかりと考えてしゃべることの重要さに改めて気づかされる今日この頃である。
ちゃんと弁明する前に少しお小言をいわれました。