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野生の山田が現れた①

私の会社では、新任期1年目では研修の場が設けられている。


その初めての、研修では、これから何十年と苦楽を共にする同期達との出会いであり、非常に期待を膨らませていたものである。


そこで、私は初めて山田(仮)という変人に出会った。


見た目は、高身長で好青年を思わせる風貌である。


研修の休憩時間に山田を含めた何人かの同期で自己紹介がてら会話をした


私「初めまして、私と言います。出身は○○で、○○歳です。これから、よろしくお願いしますね。」


同期A「よろしくね、私君。僕は同期Aで、前職経験があって年齢は少し上だよ。ちなみに、結婚してて子供いるんだよね。」


ここまでは、至って普通の会話であり、各自の自己紹介が進み山田の順番になった


山田「初めまして、山田と言います。大学院卒なので、年齢は少し上ですね。結婚はしていなくて、童貞です。」


他同期「・・・・・・・。」


一瞬、山田が何を言ったのか理解が追い付かなかった。


隣の同期をみても、みな沈黙を保っており、思考回路が追い付くも言葉が出なかった。


確かに、結婚、彼女の有無の説明をしたものはいたが、童貞まで紹介するとは斬新である。


その後、私の「そっか、よろしくね。」の一言だけで休憩時間は終わるのであった。


山田は、声がでかく、思ったことがすぐに声に出る、非常に純粋な奴だと後々知ることになる。


ちなみに、私の会社は本社と支所が複数あり、現在は山田と同じ支所にいる。


職場では、山田の奇行がさく裂し、私は同期として周りから山田係として扱われている。










山田以外にも、強烈な個性をもった同僚いますので、紹介していきたいと思います。


もちろん、山田の更なる話も含めてね。

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