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破壊王貞治

お久しぶりです。


夏休みも終わり、少し悲しいですね。


※最近ゲーム実況を「アラキリマル」でyoutubeに上げましたのでよかったらどうぞ(https://youtu.be/JWN5t9ZuReE)

(全然視聴回数がなくて泣けてきます・・・この小説もそうですが)

破壊王貞治


奴は、私の班の班長であり、そこそこの年齢のおじさまである。


初めて、会ったときは、凄いまじめそうな上司が来たと思っていたが想像以上に


ヤバい奴だった。


それは、とある暑い日の出来事でした。


貞治とともに、もうあまり使われていない会社の倉庫行ったのですが、


なんと、鍵が紛失しており、開けることができませんでした。


私「あれっ?鍵がなくないですが」


貞治「う~ん、どうしようかね。早めに中に入りたいんだけど」


貞治と私は、倉庫に入用なものがあり、焦っていました。


すると、貞治が「あっ!」と何かひらめいた様子でした。


私は、(流石班長!頼りになる)と期待に胸を含まらせていると、貞治は解決案を提示しました。


貞治「私君、隣の壁に穴開けて侵入しようよ」


私「・・・・・。」


マジで、意味不明でした。


倉庫の隣も空き部屋になっており、特に使われいないですが、


貞治は、壁をコンコンと叩くと


貞治「これなら、何とかなりそうだね。」


満面の笑顔で、ドリルを持ってくるのでした。


これが、後輩であれば怒るのですが、いかんせん相手は上司であり、


私は、ただ、現場を茫然と眺めるしかできませんでした。


「ヴィーン!!」


軽快な音ともに、壁に穴があけられていきます。


貞治も最初は楽しそうにしてたのですが、途中から何かにぶつかったのか動かなくなりました。


貞治「私君、少し引っかかってるからあとやってよ」


なんとも無茶ぶり。むしろやりたくない。


しかし、イエスマンの私は、渋々ドリルを手に取り、後に続きました。


確かに、何かぶつかった感触があり、止まっていました。


私「これ、危ないんでやめませんか?」


貞治「大丈夫だよ、若いんだし頑張って」


意味不明な声援の下、勢いを込めて押すと・・・


「パリーン!」


何枚もの盛大なガラスの割れる音とともに壁の向こうが現れました。


まぁ、壁にガラスが立てかけてあり、すべてを破壊したのでした。


そんな茫然とした私を横目に、貞治はこう言いました。


貞治「あ~、ガラスがあったんだ~。やっちゃったね。」


この手にしたドリルをどうしてくれようか。


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