発明タブーな異世界で美少女ロボットを発明したら
頬の腫れがまだ癒えないが取り合えず朝食にするとしよう。
俺とつぼねは台所に向かう。つぼねはまだ少し怒ってる模様…。
「今日の朝食はなに?」
「マスターの大好物のピザとサラダの盛り合わせですぅ」
「おう、そりゃいい」ピザは好きだ。あのなんとも言えないチーズのとろみとケチャップの酸味が食欲をそそる。ふふ。朝からピザってチョイスも別に悪くはないな。
「では持ってきますね♪」つぼねはそう言うと、たたたと小走りに冷蔵庫からサラダの盛り合わせを取ってくる。ふむふむ。レタスにキャベツの千切りトウモロコシに短冊切りのニンジンにクルトンがぽつぽつと入っている。旨そうだがやはりサラダに欠かせないのはドレッシング及びマヨネーズだろうな…。
「つぼねマヨネーズかドレッシングなかったっけ?」
「でしたらここに」言うとつぼねは急に上着を脱いで半裸になる。
「ほえっ!?な、な、ななにやってんだよ!急に!」
「マスターがマヨネーズをわたしの乳房から出るようにしたんじゃないですかぁ」
「そんなことしたっけ?あ、そういや…」悪ふざけで乳房からマヨネーズが出るようにしましたね…そういや。若気の至りってやつですね、はい、反省しています…。俺はつぼねから背を向けて見ないようにする。
「それでは出しますね…。恥ずかしいので見ないでくださいっ。見たら殺しますよ?」
「お、おう」背後でブリュっと音がする。もう出てるのか!?マヨネーズぅぅう!!!
「はあ!はあ!ああん!出るっ出てますっマヨネーズがこんなに…」
「そのエロい声出さないでくれるかな…色々危ないし…」
「もう良いですよ…こちらを向いても」
振り返るとサラダにマヨネーズが器用にかけられていた。どんな風にやったのか想像すると体に良くないので止めておこう…。
「じゃあ、いただきます…」サラダをもさもさと貪る。ヤバイつぼねから出てると想像するともう駄目だ!味は旨いけど色々と不味いいろんな意味で。
「あら?食べないのですかマスターならば私がいただきますね」
「俺は…ピザだけにしとくわ…」ピザを軽く平らげた。味はしない。マヨネーズの件がここまで響くとは…過去の自分はなぜそんな馬鹿げたことを考えたのだろう…。
「いただきました。もう腹一杯だからちょっと休むよ…」
俺はソファにに向かう。朝食を食べることですらこんなに苦労するとは…美少女ロボットも考えものだな。
「あら?口の端にソースが着いてますよ?マスター」つぼねは俺の口の端にキスをしてぺろぺろ嘗めてくる。
「ぐはぁ!?なにすんだいきなりっ!」
「だってマスターの口の端にソースが…あ」
状況をやっと理解したのかつぼねの顔は真っ赤になる。擬音をつけるならボフンと湯気が出てるみたいだ。くそっこんなに可愛い娘を自分で作っちゃったもんだから俺って奴は天才かも知れない…いや、天才としか言いようがない。ナルシストと思われるかもしれないが俺は自分のことを天才だと日頃よく感じることがあるのだ。だって、こんなに可愛い娘を自分の手で産み出せるのだから…。