美少女ロボットとの朝
朝目が覚めるとわしの…いや俺の上に美少女が股がっていた。 「早く起きないとキスしちゃいますよ。マスター(棒読み)」
「さあ!思う存分してくれ!俺にちゅっちゅしてくれぇ~い!!!」
さあ来い!どす恋!美少女と朝からキスするシチュとかまじパネェわ興奮するねっ。俺はこのために彼女を作ったんだからキスぐらいのサービスは会ってもよかろう。
「キモい…うぇへ誰がするもんですかこのド腐れ変質者。マスターがこんな風に言わせるプログラムを私に仕組んでないなら毎朝こんなこと言いませんよ普通に…本当にありえないからっ!」
というデレも俺がプログラムしてるから言ってくれるのは分かっている…。まだまだロボットに自我を持たせることは世間では発明されてないというか発明禁止だから未来永劫無理な話だ。しかし!この桐原つぼねちゃん(美少女ロボット)には確かな自我がある!。頬が照れて赤くなるプログラムをした覚えはないし、俺に股がるようなプログラムもしてない。つまり彼女は俺のことが好きだから自我の赴くがままに行動をしてるわけで…。わしって幸せ。
「朝から美少女の…つぼねのおっぱ…毒舌は最高だなあ」
「今おっぱいと言いかけたましたね…。気持ち悪すぎてオイルを吐きそうですぅ」
「浴びせてくれ!君の吐瀉物が俺は好きだ!君の吐瀉物ならご飯10ぱいは逝ける!」
「なんだかマスターのぱいとかいけるのイントネーションが気になるのだけどそこは触れないでおきますぅ…」
「触れないでおく…(意味深)」
「本当に下ネタがお好きなんですね。マスターはわたしを作ってくれた…だから恩や尊敬はあるのですが…そのなんと言いますか年頃の女の子に下ネタはやめてもらいたいのですが…」
「俺から下ネタと発明を取ったらごみしか残らねぇよ。だから俺はつぼねに下ネタを言って恥ずかしい思いをさせたり。毒舌をわざと言わせて俺のマゾヒズムを刺激したりして楽しむのだお」
「本当に変態!気持ち悪すぎてオイルを吐いたあとマスターから100㎞いや10000㎞離れた土地に引っ越しますよ」
「ぐへへへどこまでも君のおっぱ…揉みに行くよぐへへへ」
「ひゃあ!本当に本当に本当に本当に本当にもう無理無理無理無理無理無理
生理的に受付拒否ですぅ。死ねばいいのにマスターなんて!」
「死んでもずっとつぼねの後ろに浮遊体として抱きついたまま過ごすゾ~」
「徐霊のためにエクソシストを100人用意しますっ!もう木っ端微塵に跡形もなく成仏させてみせます!」
「ぐへへへその心意気は良いが所詮俺にエクソシストの術法など皆無に等しいわ!ずっとずっとつぼねちゃんの側にいるぜぶへへへへフゴォ!!」
ぶへへへへと言った瞬間に鉄の拳比喩でもなんでもないまごうことなき鉄拳が俺の頬を抉りこむ!
「もう最低ですぅ!死んでくださいっ!そのあと成仏して二度と私にふれないでくださいぃぃぃぃい!マスターなんてもう知らないっ!ぷいっ」
「ぐへへへ可愛いよお毒舌巨乳美少女ロボットはやっぱり作って正解だぜ」殴られた勢いで鼻血が出る。別の意味でも出ているのだが…。
「か、可愛いとかそんな…」つぼねはみるみる頬を赤くさせゆでダコのようだ。
「可愛いとかテヘヘ」つぼねは頬を手で覆い体をくねくねさせる。まるで水面に浮かぶワカメのようだ。
「コポォた・ま・ら・ん!!!!!」俺はそのまま理性をぶっ飛ばしつぼねに抱きついた。
つぼねの黒い髪が宙をなびく。俺はつぼねを押し倒した状態になる。つぼねの手首を力強く握りしめ動けないようにする。
「い…痛いですぅ。ら、らめぇゆるしてぇおねがいぃぃ」
「ぐへへはへつぼねの双丘…いただきますっ!」
ハッと気がつくと美少女が俺の上に股がっていた。
「早く起きないとキスしちゃいますよ。マスター(棒読み)」
あれっ!?…夢だったのか。どうやら俺はつぼねを押し倒す刺激的な夢を見ていたようだ …全く夢とは思えん内容に驚く。俺がつぼねを押倒すわけないのに…だって現実の俺はこの変態的な内面をつぼねに隠して生きているのだから。
「なにしてるんだい?早く俺の上から降りろつぼねっ!」
「どわぁ。痛てて…もうマスター急に動かないでよぉ」
ベッドの下に落ちたつぼねが上目使いで俺を見つめてくる…。お、おう…萌える。だが、俺は内面に流れる熱いパトスをグッとこらえてつぼねを見ないようにしようとする…しようとするが視線がつぼねの下腹部にどうしても行ってしまう。なぜかって?つぼねはベッドから落ちた弾みで尻餅ついた体勢になっている…つまりはだなーパンツが丸見えなんだよ…。つぼねのM字に開いた足…下に見える純白の楽園…。最高だぜアルプス。白き魔物から目が離せない。離したらその瞬間襲われる何者かわからない得たいの知れないなにかに。
「なにジロジロ見てるんですか!エッチ!変態!どスケベエロじじぃ!」
パチーンと夢ではグーパンだが現実ではパーで俺の頬を打つ。パーでも痛いのな…流石ロボット鉄で出来てるだけはある。
こんな感じで俺とつぼねのラブコメみたいな一日が始まるのであった。