↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

「君なら待っていてくれる」と雪の夜に置き去りにされたので、もう窓辺の灯りはつけません

掲載日:2026/10/02

「ミレイユ。君なら待っていてくれるだろう?」


 レオナール様は、私の返事を聞く前にそう言った。


 王宮の大広間では、冬至祭を締めくくる最後の舞曲が始まろうとしていた。天井から下がる千本の蝋燭が金色に揺れ、楽団の奏者たちが弓を構えている。


 私は薄青いドレスの裾をつまんだまま、彼の隣に立つフローラ様を見た。


「急に息苦しくなってしまって……。ごめんなさい、ミレイユ様。少し休めば平気だと思うのですけれど」


 フローラ様は胸元を押さえ、レオナール様の腕に寄りかかっていた。頬は白く、声もか細い。けれど先ほどまで、友人たちと笑いながら三曲続けて踊っていたことを、私は知っている。


「馬車で彼女を屋敷まで送ってくる。最後の曲には戻れないかもしれないが、控室で待っていてくれ」


「今夜のために、三か月前から約束していました」


 言うと、レオナール様は困ったように眉を寄せた。


「分かっている。だから謝っているだろう。ただ、具合の悪い人を放ってはおけない」


「フローラ様のご家族も、侍女もいらっしゃいます」


「彼女は幼い頃から私を頼ってきたんだ。君は一人でも大丈夫だろう?」


 その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で何かが音もなくほどけた。


 君なら待っていてくれる。


 君は一人でも大丈夫。


 七年間、何度聞いただろう。


 最初に聞いたのは、婚約して半年ほどたった春だった。


 庭園で昼食を取る約束の日、レオナール様は二時間遅れてきた。騎士見習いの訓練が長引いたのだという。私は冷めたスープの前で本を読みながら待っていた。


『怒らないのか?』


『お仕事なら仕方ありません』


『君なら分かってくれると思っていた』


 ほっとしたように笑う彼を見て、分かってあげられたことが嬉しかった。


 次は、私の誕生日だった。


 彼は祝宴に来なかった。フローラ様が飼っていた小鳥を逃がし、一緒に探していたのだと翌日に聞いた。


『君への贈り物は、日を改めても渡せるから』


 その年の贈り物は、結局届かなかった。


 それでも私は待った。


 夜の見回りがある日は、伯爵家の二階にある窓辺へ青いランプを置いた。


 王宮から彼の屋敷へ帰る道には、我が家の前を通る場所がある。青い灯りが見えると、無事に帰ってきたのだと安心するから、消さずに待っていてほしい。婚約したばかりの彼にそう頼まれたのだ。


 雨の夜も、風の夜も、私はランプに油を足した。


 彼の姿を見つけられるわけではない。窓の下を馬車が通る音がするたび、厚いカーテンを少しだけ開ける。けれど暗くて紋章までは見えない。それでも翌日、『昨日も灯っていたな』と彼が笑えば、待っていてよかったと思った。


 いつからだろう。


 彼がその灯りに礼を言わなくなったのは。


「ミレイユ?」


 名前を呼ばれ、私は冬至祭の広間へ戻った。


 レオナール様は焦れているようだった。フローラ様を支える腕には力が入っている。


「お待ちします」


 私が答えると、彼の顔から緊張が消えた。


「ありがとう。やはり君は優しいな」


 優しい。


 以前なら、その言葉だけで胸が温かくなったはずだった。


 二人が広間を出ていく。閉じた扉の向こうで、楽団が最後の曲を奏で始めた。


 私は壁際に立ったまま、一曲が終わるまで動けなかった。


 踊り終えた人々が帰り支度を始める。知人から馬車に同乗しないかと声をかけられたが、レオナール様が戻るかもしれないからと断った。


 やがて大広間の蝋燭が消され、私は控室へ移った。


 暖炉の火は小さく、窓の外では雪が降っていた。侍女のセラが膝掛けを持ってきてくれる。


「お嬢様。先にお帰りになりませんか」


「戻ってくるかもしれないわ」


「戻られるなら、使いを寄こされます」


 もっともな言葉だった。


 それでも私は待った。


 控室には五本の蝋燭があった。


 一本目が消えたとき、王宮の使用人が温かい茶を運んでくれた。


 二本目が消えたとき、楽団員たちが裏門から帰っていった。


 三本目が消えたとき、暖炉の薪が崩れた。


 四本目が消える頃には、窓の外の馬車寄せに一台も残っていなかった。


 最後の一本が短くなったとき、年配の侍従長が控室を訪れた。


「ベルトラン侯爵令息から伝言をお預かりしております」


 ようやく帰ってくるのだと思い、私は立ち上がった。


「フローラ様がお休みになったため、今夜はそのまま侯爵家の客室に泊まるとのことです。ミレイユ様には、どうか先にお帰りください、と」


「それだけですか」


「はい」


 侍従長は気遣わしげに私を見た。


 謝罪も、待たせた時間への言葉もなかった。


 先に帰ってくれ。


 私はとっくに、一人で帰ってよかったのだ。


 でも彼は、私が帰らずに待つと知っていた。だから急いで知らせる必要さえ感じなかった。


「馬車を用意いたしましょう」


「お願いします」


 答えた直後、最後の蝋燭が消えた。


 暗くなった窓に、自分の顔が映る。


 怒っている顔でも、泣いている顔でもなかった。ただ、とても疲れていた。


 私は七年間、彼の帰る場所であろうとした。


 けれど彼が大切にしていたのは私ではない。


 何をしても消えない灯り。


 何度置き去りにしても、同じ場所で待っている未来。


 彼が信じていたのは、私の愛情ではなく、私が動かないことだった。


 * * *


 屋敷へ着いたとき、夜半を過ぎていた。


 二階の窓辺では、青いランプが燃えている。


 セラが私の帰宅に間に合うよう、油を足しておいてくれたのだろう。雪の中で見る青い灯りは美しかった。


「お嬢様?」


「あのランプを消して」


 セラは一瞬だけ目を見開いた。


「よろしいのですか」


「ええ。今夜から、もう必要ないわ」


 自室へ入り、私は自分の手で火を消した。


 芯から細い煙が上がる。七年間毎晩見てきた窓辺が暗くなった。


 怖くなるかと思っていた。


 けれど暗闇の中で聞こえたのは、暖炉の薪がはぜる音と、自分の呼吸だけだった。


 机の引き出しを開ける。


 奥には、港町リュメルに住む伯母から届いた手紙が三通入っていた。


 伯母は亡くなった夫のランプ工房を継いでいる。職人の管理と帳簿を任せられる人を探していて、商学を学んだ私に手伝ってほしいと、春から何度も誘ってくれていた。


 返事はいつも同じだった。


『婚約者の務めがございますので、王都を長く離れることはできません』


 レオナール様に頼まれたわけではない。


 ただ、彼が帰ってきたときに私がいなければ困ると思っていた。


 私は新しい便箋を取り出した。


『伯母様。工房のお仕事について、もう一度詳しくお聞かせください。できることなら、私もリュメルへ参りたいと思います』


 書き終えると、窓の外が少しだけ明るくなっていた。


 夜明けを待たず、私は初めて自分から朝へ向かった。


 * * *


 レオナール様が訪ねてきたのは、翌日の昼だった。


「昨夜は悪かった。フローラが眠るまで手を握っていてほしいと言うものだから」


 応接間へ入った彼は、いつもの椅子へ座り、いつものように手袋を外した。


 右手の親指の縫い目がほつれている。


 以前の私なら、会話をしながら預かっていた。彼が次に来る日までに、同じ色の糸で繕っておくために。


 今日は手を伸ばさなかった。


「フローラ様のお加減はいかがですか」


「朝にはすっかり元気になった。大したことはなかったようだ。君も無事に帰れたんだな」


「はい。王宮の方が馬車を手配してくださいました」


「そうか」


 彼はそこで初めて、私が茶を用意していないことに気づいたようだった。


「今日は飲まないのか?」


「お茶なら、ベルを鳴らせば侍女が運びます」


「いや、君がいつも淹れてくれるから」


「婚約解消をお願いしたく、お呼びしました」


 レオナール様の手から手袋が落ちた。


「何を言っている?」


「父から正式な書面をお送りします。侯爵家からお預かりしている品も、一週間以内にお返しします」


「待ってくれ。昨夜のことで怒っているのか? 謝る。だが、具合の悪いフローラを放っておくわけにはいかなかった」


「送っていかれたことを責めているのではありません」


「では、何が不満なんだ」


 本当に分からないのだ。


 私は膝の上で手を重ねた。


「あなたは昨夜、私が控室で待っていると知っていましたね」


「待っていてくれと頼んだからな」


「それなのに、戻らないと決めてから伝言を出すまで、何時間かかりましたか」


 彼が口を閉じた。


「私が寒くないか、帰る馬車があるか、一度でも考えましたか」


「王宮なのだから、誰かが何とかするだろう」


「そうですね。誰かが何とかしてくれました。あなたではない誰かが」


 彼は傷ついたような顔をした。


「君は昔からしっかりしている。フローラとは違う。彼女は放っておけないんだ」


「しっかりしていれば、放っておいてよいのですか」


「そんな意味ではない」


「私が泣かないから、悲しくないと思いましたか。怒らないから、約束を忘れてもよいと思いましたか。待っているから、待たせても構わないと思いましたか」


 一つずつ尋ねるたび、七年間の場面が胸を通り過ぎた。


 冷めたスープ。届かなかった誕生日の贈り物。窓辺の青い灯り。帰らなかった冬至祭。


「君がそう感じていたなら、言ってくれればよかった」


「昨日、言いました。三か月前から約束していたと。フローラ様にはご家族も侍女もいると。それでもあなたは、私なら待てると言いました」


「それは、君を信頼していたからだ」


「信頼とは、相手の時間を勝手に使ってよいという意味ではありません」


 言葉にすると、不思議なほど心が静かになった。


「私はリュメルへ行きます。伯母の工房で働きます」


「港町へ? いつ戻る」


「戻る予定はありません」


 レオナール様は椅子から立ち上がった。


「そんなことを急に決めるな。少し時間を置こう。君は今、感情的になっている」


「私は昨夜、五本の蝋燭が消えるまで考えました」


 私も立ち上がる。


「もう、あなたのために待つ時間はありません」


 床に落ちた手袋を拾い、彼へ差し出した。


 ほつれた糸が親指から垂れている。


「これは……」


「お屋敷の方にお願いしてください」


 彼は手袋と私の顔を見比べた。


 いつもなら何も言われなくても繕った。だから彼は、糸が切れていたことさえ知らなかったのだろう。


「ミレイユ。君なら、こんなことで七年を捨てたりしないと思っていた」


「七年を捨てるのではありません」


 私は扉を開けた。


「これからの時間を、拾いに行くのです」


 * * *


 港町リュメルでは、王都より早く朝が来るように思えた。


 工房の職人たちは日の出とともに炉へ火を入れる。赤く溶けたガラスが竿の先で膨らみ、息を吹き込むたび、丸い光の器になっていく。


 私は帳簿を整理し、注文票の形式を整えた。油の仕入れ先を見直し、納期を壁に大きく書き出した。


 誰かを待つためではなく、自分が選んだ仕事のために一日を使う。


 それだけのことが、毎朝嬉しかった。


 伯母は私に、窓辺の小さな机をくれた。


「ここなら港が見えるでしょう。疲れたら船を数えるといいわ」


「仕事中にですか?」


「仕事中だからよ。休む時間も予定に入れないと、働くことまで嫌いになるもの」


 伯母はそう言って笑った。


 王都を出て一か月ほどたった日、港湾警備隊から大きな注文が入った。


 対になる信号灯を十組。濃霧の夜、岸と船が互いの位置を知らせるためのものだという。


 注文を持ってきたのは、警備隊長のユリウスだった。


 日に焼けた顔に、灰色の目。無口そうに見えたが、注文票には必要な寸法と使用場所が細かく書かれていた。


「納期は二十日後でお願いしたい。ただ、難しいなら先に言ってほしい。船の予定を変える」


「二十日あれば大丈夫です」


「本当に?」


「はい」


「無理をして、あとで困らないか」


 尋ねられて、私は彼の顔を見た。


 以前なら、大丈夫だと答えた時点で会話は終わっていた。


「では、余裕を見て二十二日いただけますか」


「分かった。二十二日後の午後に来る」


 ユリウスはその場で予定を書き直した。


 約束の日、完成した信号灯を並べて待っていると、午後から雪が降り始めた。


 王都の冬至祭ほどではないが、海風に運ばれる雪は横殴りで、港の道を白く消していく。


 約束の時刻を十分過ぎても、ユリウスは現れなかった。


 胸の奥に、古い癖が戻ってくる。


 何かあったのだろう。忙しいのだろう。私は待てる。


 そう考えた自分に気づき、私は工房の扉を閉める準備を始めた。


「伯母様。今日は帰ります。灯りは明日お渡しします」


「それでいいわ。約束は、あなた一人が守るものではないもの」


 外套を着て扉を開けると、雪の向こうから人影が走ってきた。


「ミレイユ!」


 ユリウスだった。肩に雪を積もらせ、片手に包みを抱えている。


「すまない。港で荷馬車が立ち往生した。使いを出そうとしたが、工房へ向かうなら自分で来た方が早いと思った」


「待っていれば来たのに」


 反射的に言うと、彼は首を横に振った。


「待たせているのは私だ。迎えに来るのも私の役目だろう」


 何でもないことのように言われた。


 けれど私は、すぐには返事ができなかった。


 ユリウスは包みを差し出した。中には、工房の向かいにある店の焼き菓子が入っていた。


「前に、木の実が入ったものが好きだと言っていただろう。寒い中で待たせた詫びになるかは分からないが」


 私は一度だけ、伯母との会話の中でそう話した。


 覚えていてくれたのだ。


「ありがとうございます」


「灯りの確認は明日でいい。今日は送っていく」


「でも、お仕事が」


「明日の朝に回した。君を送ってから港へ戻ると言ったら、部下に今日は帰れと追い出された」


 少し困ったように笑う。


 私も笑った。


 誰かが予定を変え、自分の方へ歩いてきてくれたことが、こんなに温かいとは知らなかった。


 * * *


 春の初め、レオナール様が工房を訪れた。


 一目で彼だと分かった。


 けれど、王都で最後に見たときより少し痩せていた。右手には新しい手袋をしている。親指の縫い目だけ、糸の色がわずかに違っていた。


「話がしたい」


 私は伯母に断り、工房の隣にある茶店へ入った。


 レオナール様は、自分で注文した茶を一口飲み、顔をしかめた。


「濃すぎましたか」


「いや。君がいつも、私の分だけ薄くしていたのを思い出した」


 私は何も答えなかった。


「君がいなくなってから、分かったことがたくさんある」


 彼は手袋を見た。


「服のほつれも、忘れていた手紙の返事も、母上への贈り物も、いつも君が気づいてくれていた。青い灯りが消えた夜、初めて帰り道が暗いと思った」


「道には、街灯がございます」


「そういう意味ではない」


 苦しそうに言う。


「フローラには、もう必要以上に関わらないと伝えた。あの夜も、帰ろうと思えば帰れたんだ。だが彼女に頼られる方が、君に甘えるより立派なことをしている気になれた」


 初めて聞く、正直な言葉だった。


「君は何でもできるから、私が何もしなくても離れないと思っていた。君の強さを褒めながら、それを理由に一番後回しにしていた」


「はい」


「謝っても、足りないことは分かっている。それでも謝りたかった」


 レオナール様は深く頭を下げた。


「すまなかった」


 七年間、欲しかった言葉だった。


 胸は痛んだ。でも、窓辺でランプを守っていた頃のように、彼のために何かをしてあげたいとは思わなかった。


「謝罪は受け取ります」


 彼が顔を上げる。


「では、王都へ――」


「戻りません」


 その目から希望が消えた。


「もう一度だけ、私を待ってくれないか。今度は私が変わる」


「私は、待つことをやめるためにここへ来たのです」


 静かに答えた。


「変わるのでしたら、ご自分のために変わってください。私が戻る日のためではなく」


 彼はしばらく黙っていた。


 やがて、分かった、と言った。


 茶店を出ると、港へ続く坂道の下にユリウスがいた。


 彼は工房へ来る予定ではなかった。私たちの姿を見つけても近づかず、道の反対側で立ち止まっている。


 私はレオナール様へ別れの挨拶をし、自分から坂を下りた。


「待っていたのですか」


 ユリウスへ尋ねる。


「いや」


 彼は少し考えてから、正直に言い直した。


「待っていた。ただし、君が来なければ工房まで迎えに行くつもりだった」


「どうして?」


「一緒に見たいものがあるからだ」


 港には、完成した信号灯が設置されていた。


 岸に一つ。沖へ出る警備船に一つ。


 夕暮れが海へ降りると、二つの青い灯りが同時にともった。


 片方が待ち続けるための灯りではない。


 離れた場所にいる二人が、互いの位置を確かめ、互いに進むための灯りだ。


「綺麗……」


「君が作った色だ」


「工房のみんなで作った色です」


「では、みんなが作った色を、君と見られて嬉しい」


 ユリウスはそう言い、私の隣に立った。


 急かさず、置き去りにもせず、同じ方角を見ている。


「次の休みに、岬の灯台へ行かないか」


「何時に出発しますか」


「君の都合のいい時間を聞いてから決める」


 思わず笑うと、彼も笑った。


「では、朝の九時に工房の前で」


「分かった。九時より前に迎えに来る」


「早すぎたら、待たせますよ」


「そのときは、私が待つ」


 海の向こうで、もう一つの灯りが応えるように瞬いた。


 私は青い光を見つめながら、明日の予定を考えた。


 誰かが帰ってくるのを待つためではない。


 自分が行きたい場所へ、自分の足で向かうために。


 窓辺の灯りは、もう必要なかった。


 これからは、私も歩いて会いに行く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
こんな事で7年間を捨てるとは思わなかったですか・・・ 婚約者の事を捨てて来ていたのは貴方の方ではと思わず突っ込みたくなりました。 雪の夜に婚約者を置き去りにした男と噂が立ち、新しい婚約者はなかなか見つ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。