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その奇譚(きたん)、叶えるのは難あり  作者: あみの よもやま
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セピア色の記憶、そして困惑 四

 今朝は祖母と母さんを寝室へ向かわせた後、妹とふたり、いそがしくテーブルの上を片付けて、ともかく通学の支度をする。

 そして棚の上に置いてあった五百円硬貨を二枚取ると、一枚を妹に渡し、そのまま玄関を出るのであった。

 出ると、先にいた陽葵(ひまり)ちゃんが家の前に猫の死骸をみつけて、ちいさく悲鳴を上げていた。

「猫、かわいそう」

「また車にでも()ねられてんのか、最近多いなあ」

 俺は妹を先に送り出してから、ひとつ拝んで、とりあえず庭の隅っこにでも安置する。あとで市役所に連絡しておけば取りに来てくれるはずである。

 しかしまあ、なんとも幸先の悪い一日の始まりであることか。

 今日の何かを暗喩していなければ良いのだが。


 駅へと急ぐ大人たちの間をすり抜けて、学校の正門へたどり着くと、うしろから俺を呼ぶ声がした。

 振り向くとそこには慶将(ちかまさ)が追いかけて来ていた。

「やあ、おはよう」

 相も変わらずの端整なお顔に、なにやら意味ありげな笑いを浮かべている。

 俺は家を出るときのことを思い出し、共にややうんざりして、

「はいよ、おはようさん」

 とだけ、元気なく返事をした。

 けれども慶将は、なおも親し気に俺の肩に腕をまわすと、こちらの気持ちのことなど一切無視して、あの騒動のことを嬉しそうに語りだすのである。

 いわく、キミの突然の変化には驚かされたとか、まるで一陣の突風のようだったとか。それを(しの)いだからといって、今の僕では防ぐことで精いっぱい―――いやいやこちらこそ冗談ではないのだ。そうなるまでに、俺はいったいどれだけこいつに殺されかけたことか。


「とにかく、繰り返し言うが、もうあんな無謀なことはしねえって。おまえだって、懲りたんじゃねえのかよ」

「そりゃあ――」

 そう言われると、慶将にもなにか心当たりがあるようで、その立派なご家庭内から、大切な一人息子へむけての(いさ)める言葉がいくつもあったにちがいない。

「しばらくは、僕も大人しくしていないと、いけなくなってしまったよ」

「そりゃ結構」

 俺はひひひと笑った。

 当面のあいだはこいつの来訪に恐れを抱かずに済みそうなので、こちらにとっても朗報であった。


「そういえば、ミカンコはもう学校に来てんのか?」

 通りがかる女子からは様々な視線を投げかけられる中、俺はとなりを歩くこの男に尋ねてみる。

 それは(くだん)の写真に、どうやら宛てができたのかもしれないと告げるためであったが、慶将は気怠(けだる)そうに息を吐くと、金糸のごとき前髪をゆっくり掻きあげた。

 ロマンティック街道のリアルスナップを(じか)にゆくようなその姿には、後ろをこっそり付いて歩く女子の群れなどが大変であったが、こんな青い眼の男でも、一世どころかハーフですらないというのだから驚きだ。


「いや、彼女は今日、すこし用事があるらしい。その件で僕も面倒な頼まれごとをされてしまってね。彼女が学校に来るとしても、たぶん午後からではないのかな」

「ふうん」

 ともすれば本日は、あの得体の知れない巫女様に関わりを持たなくて済みそうだと、俺もひそかに嬉しがる。

「なにを喜んでいるんだい?」

「いやいやいや、滅相もねえ!」

 俺はあわてて否定した。

 その言葉がどんな一人歩きをしてあのお嬢様の耳に届くのか、まったく知れたものではないからだ。

「てめえ、シャレになんねーことになったら、どうしてくれるよ?」

「ふふふ、そんなに怯えなくても、彼女は寛容(かんよう)だよ」

 慶将は、その青い眼を可笑しそうに細めていた。

 俺もこの男を最初に教室で見かけたときには、交換留学生か何かと疑ったものだが、こんな姿をしていても、この地方に古くから所縁を持つ、そんな一族の末裔でもあるらしい。


「てか、その見事な金髪、生活指導の先生たちからしたら、もう反則だろ」

「そうかな? しかし僕から言わせてみれば、今の時代、そんなカビの生えた道徳を説いて生徒を縛り付ける校則など、ナンセンスだよ」

 こいつの眼や髪や肌の色は、かつてドイツから来日した入り婿の、いわゆる隔世遺伝(かくせいいでん)とかいうやつで、両親やその兄弟、また祖父などは平凡な大和民族そのものの容姿であったが、どうしたわけだかこの男の代になって、その遺伝形質が突如発現したというのである。

「ならキミもいっそのこと、染めてみたらどうかな?」

 俺がその髪をじっと見ていると、慶将は今思いついたように、そんなことを勧めてくる。

「しねえよ」

 俺なんぞが染めたら、ますますヤンキーになっちまう。

 しかしまあこの男の整った顔容のみならず、身体的特徴にまで金髪イケメン曾祖父(そうそふ)の血が再現されているというのだから、その先祖返りぶりには俺でなくとも羨ましく思うはずだ。

 そして今朝も呆れることに、ちょっと振り返るとこう、自然に歩いているつもりの私設ファンクラブの女子たちが、後ろにうようよついて来る。



 どうも俺はそうした女子の目を(いと)うきらいがあるらしく、教室へ行くまでの道すがら、ちょっと職員室に寄るからと、そんなもっともらしい理由を申し述べて、慶将を先頭としたその行列から抜け出るのだった。

 とはいえ、本当に職員室へ行くわけにもいかないから、俺はその前を通りがかるだけである。

 するとうしろから、またもや俺を呼ぶ声がする。

 今朝はよく声の掛けられる日だなあと、ちょっと意外そうに思いながらも、付き合いよろしく振り返ると、そこにはクラスメートの男子がいた。

 背が低くちょっと謎めいた印象を持つ男で、姓は藻南(もなみ)、名はなんだっけ。

飛鳥(あすか)だよ」

 そうそう、そんな文化アタックみたいな名前である。

 いつもは(ひつぎ)の中にでも納まっているような男のはずなのに、こんなにも明るいうちから声をかけてきて、灰になったら大変だ。


「ボクが普段そうしているのは、それなりの理由があるからだよ。それよりもなに? なんだかずいぶんびっくりしているみたい」

 そりゃ朝のHRの始まる前に、ボッチの俺が二度も呼び止められるだなんて、まさに珍事だからな。

「ハンチって、なんか皆とはちがって、変だよね」

「だまらっしゃい」

 俺がむっとすると、飛鳥は喉の奥を鳴らして笑う。

「そうした、『変』という意味じゃないよ。ちょっと毛色の違った、興味深い対象ってことさ」

 やや口の達者な男でありながらも、俺のようにそうハブられていないのは、その前髪の下に隠れている、愛嬌ある丸い瞳のおかげなのだろう。

 この俺ですら、初見のときから妙な親しみを覚えていたほどだから。

 とはいえ、飛鳥もやっぱり一人称は「ボク」なのだ。

 そして俺の記憶媒体(データベース)によれば、その「ボク」と名乗るヤツと一緒にいると、十中八九、(ろく)な目に遭わないという法則が適用されている。


「ちょ、ちょっとなに? いきなり早歩きで」

 逃げだす俺の後ろに、飛鳥が歩調を合わせてついてきた。

 さりげなく(そば)を離れたつもりが、かえって注意を引いてしまったようである。

「いやいや、俺はトイレにだな」

 とりあえず、適当なことを言い(つくろ)う。

「トイレなら、向こうにもあるでしょ」

 そう言って飛鳥が指をさすのは、教職員用のトイレであった。

「怒られんだろ、生徒が勝手に使ったら」

「今にも洩れそうなら、許してくれると思うよ」

「それくらい我慢できるわ。つうかむしろ朝から教師と顔を合わせることの方が、メンタル削られるっつうの」


 とにかく、(まと)わりつくことだけは諦めてくれたらしい。

 階段をひとつ跳びに駆け上がって後ろを振り向くと、もう飛鳥はついてきていなかった。

 建前を崩すわけにもいかないから、トイレを借りてから教室へゆっくり向かうことにして、そこの手洗い場のタイルの床をたどり、扉を開けた。

 開けると、他には誰もいなかった。

 朝の喧騒がはるか遠くにひびく中、格好だけでも男子便器の前に立つと、脳がそう反射するのか、尿意を呼び起こさなくとも案外に出るものらしい。

 それで、ほっと一息。

 ふんわりと身を埋めるような素の解放感に浸っていると、いきなり真後ろから声がする。


「用を足しているときにわるいけど、ちょっと拝借(はいしゃく)

「飛鳥?」

 するとこいつは迷惑なことに、主砲の砲軸を支えていた俺の右手をいきなりつかんで、自分の方へと引き寄せる。

「ちょっ、おまおまおまあっ!」

 なんとも情けない恰好で俺は叫んだ。

 砲軸の一つを外されたその着弾点は、もう大惨事である。

 慌てて止水したものの、片手だけでは、俺も主砲を鎮めるのに難儀(なんぎ)する。

 それでもなんとかパンツの奥へと押し込めて、憤怒の形相で振り向くと、飛鳥は俺の右手を捕らえたまま、そこに自分の手指を重ねていた。

 よくは分らんが、俺が怒りの咆哮をあげたとき―――カチンっ、という音とともに、手洗所の明りがみな一斉に落とされた。


 ―――あ?


 この陰まった空間に、ひどくまぬけな俺の声だけがしていた。

「キミはさ、希人なのかい?」

 はっとして、俺は顔色を変える。はじめはただの悪戯(いたずら)だとばかり、けれども飛鳥は真剣な顔を向けてくる。

「ボクにとっても、それは重要なことなんだよ」

 男のくせに、へんになまめかしいその声音―――赤い唇に白い歯なみをちらとのぞかせ、この俺を妙にわくわくとさせるのである。

 そのことを意識しだすと、どうにも思考が散らされた。


「なぜボクはこの身体にいるのだろう。その答えを見つけ出してくれる人こそが、希人じゃあないのかな」


 俺はなにか強い既視(きし)感に襲われて、うまく言葉が出てこない。

 曇りガラスから射し込む清々しい陽さえも、今は(さえぎ)られ、不気味な(やみ)が徐々に浸透してくるようだった。

 くすくす笑う飛鳥の声音だけが、天井に響き渡っている。

「こうしたことは、初めてではないでしょ? キミはもう覚醒したんだから、一度は経験しているはずだよ」

 ―――経験?

 それでようやく気づくのだ。

 周囲の風景はまたしてもや、あの不自然な、灰色の様相を(てい)していた。


「いきなり希人を見つけられるだなんて、ほんと、僥倖(ぎょうこう)だよね。ボクもこのまま、天寿を(まっと)うしてしまうのかと思っていたけれど」


 背後から、飛鳥の両手が這うように伸ばされて、その指が俺の胸の前に結ばれる。されるがままの今の身体は、まるで一塊の土くれ人形のようですらあった。

 そんな俺の心を読んだのか、耳元に、飛鳥がそっとささやいてくる。

「なら、ボクがキミの手足になってあげようか?」

 俺はキッと睨みつけた。

 こんな尋常ではない状況でも、まだ抵抗する意思くらいは残っていた。

「そんな恐い顔をしても無理だってば。こうしたとき、確かキミは指一本動かせないはずだよ――ふふっ、そうら、やっぱりこれかなあ。大丈夫、ボクが続きをシてあげるから」

 飛鳥は可笑しそうに笑いながら左手を滑らせるように、すっと下げると、俺のズボンのジッパーを引き下げてゆく。


 ―――ぎゃー、てめえ、ちょっとまて!


 そんな俺の焦りすら、こいつはどこ吹く風であった。

「それ、いい顔だねえ、うんうん、実にボク好みだよ」

 飛鳥の機嫌はじつに良い。

 そして俺のズボンの内側に冷たい指先をゆっくり忍ばせて―――。


 ばんっ! 

 と、扉の開けられる大きな音がとつぜんした。

 続けて俺を呼ぶ声がする。そこでは慶将(ちかまさ)が肩で息をしながら扉を押し拡げていた。


「まったく油断のならない役目だよ、この僕も!」


 飛鳥は今までの余裕を一変させ、声にならない悲鳴を上げた。

「ほう、釣れたのは藻南(もなみ)クンだったか。意外だね。僕らはてっきり女性タイプなのかと思っていたのだけれど」

 むっつり黙っている飛鳥を、慶将(ちかまさ)はその底光りのする蒼い目で睨みつける。

「ふ、ふんっ、そっちこそ。ボクはもっと(たくま)しい男の方が、その役割を(にな)うに相応しいと思うんだけどね」

「おやおや、ご希望に添えず申し訳ない」

 怯えを見せつつも声を尖らせる飛鳥へ向け、慶将(ちかまさ)は芝居がかった仕草で返答をした。その間も、足先で床板をいちいち探るように、ゆっくりこちらへ近づいてくるのである。


「ねえ蜷山(になやま)くん。ひょっとして、なにか恐ろしいことを考えてない?」

「どうやら藻南(もなみ)クンには、僕の意図が読めたらしい。そのとおりだ」

 慶将が平然と答えると、飛鳥の怯えた頬の線がつりあがって、猛禽のような顔つきになっていた。

「じゃ、じゃあ、殺される前に、さっさと降参するよっ」

 そして俺の拘束を解くと、慶将にむけて蹴飛ばすのである。

 飛鳥に蹴られたとき、俺は声が飛び出たことに驚いた。灰色の、あの色彩のない異常な光景も、すっかり元通りになっていた。


「希人殿も、すこしは彼に抗ってみせたらどうだい? それとも、そういうご趣味があるのかな。だとしたら、僕はちょっとお節介だったのかもしれないね」

 床に膝をつける俺を見て、慶将は意地悪く笑う。

「ば、ばっかやろ、ほんっとに身体が動かなかったんだから、仕方ねえだろ! つうか、なに? どういうことなんだってばよっ」

 俺は自分の身体が動くのを確かめながら、こいつらに問いかけた。

「キミは、事情が知りたいのかい?」

「たりめーだっ」

 なんたって、俺だけが何も知らされずに蚊帳の外なのである。そこの気持ち悪い男の正体とは、いったいなんなのか。


「これもまたミカンコさんの考えなんだよ。まあつまり、おとぎ話の桃太郎も、たったひとりで鬼ヶ島へ行くわけでもないだろう? そこには必ず協力者などがいるはずだ。ただ、それが誰なのか。人の多い学校の中では、彼女でも感知することが難しいんだよ」

「なんだそれは。希人になると、もれなく御供(おとも)でもついてくるってのか?」

「まあそんなものだと、思ってくれたまえ」

 ひどく簡素な、慶将の解説でもある。

 そこへ、憮然(ぶぜん)とした飛鳥の声が加わった。

「ふうん、じゃああの女、今朝はわざといなかったのか」

「そうさ。キミのようなうっかり者を、(おび)き出すためにね」

「くそ、あの女狐めっ」

 飛鳥は地団太を踏んで悪態をついた。

 その飛鳥の首根っこを、慶将はむんずとつかみ上げると、無表情なその顔にうっすら冷たい笑みを忍ばせる。

「僕の前ではあまり彼女の悪口を言わない方がいい。キミのその、可愛いお顔が潰れてしまったら、だれが見たって格好悪いだろう?」

 ヤクザ顔負けの恫喝に、飛鳥はひっと顔を引きつらせると、丸い瞳から大粒の涙をぽろぽろとさせた。


「お、おい、なにも泣かせなくったって・・・」

 俺がおろおろしてそう言うと、とたん、慶将は破顔する。

「ハンチ君、キミはもう少しこの彼女、いや、彼に用心した方が良いよ。そうしないと―――」

 そうしないと?


 飛鳥はこの男の腕から逃れると、いきなり俺の首っ玉にしがみついてきた。

 それで思わず抱きとめてしまったが、どうしたわけだか世界は(まぶた)を閉じた飛鳥のお顔でいっぱいとなり、その前髪が頬にもあたってくすぐったい。

「ハンチ君、キミねぇ」

 慶将がそこで深々と嘆息を吐いていた。

 俺は眼だけでその呆れた顔を見て、そしてこの飛鳥へ視線を戻す。

 こうした状況を理解してくるにつれ、まあなんとも気まずい思いを味わっていたものだが、飛鳥を振りほどこうにも、まったく力が入らない。

 この触れている唇を通して、まるで全身が疲れきったボロ雑巾にでもされてゆくような心地であった。


 ああ、慶将殿、この情けない状況をどうにかしてくれやがれ―――


 俺の懇願(こんがん)を読んだかのように、慶将はこの変態野郎をひっぺがした。

「うう~ん、おいしかったっ。おかげさまで、身体の調子もだいぶよくなったよ」

 腕一本でぶらぶら吊り下げられている飛鳥は、悪びれずにそんなことを言う。そして背を丸めて宙でくるりと一回転すると、慶将の手を逃れ、扉の近くに着地するのだった。


「てめぇ、なに、してくれたよ…」

 ヘナヘナと腰砕けになって床に座り込んでしまった俺は、すっかり青色吐息である。

「だから、ちょっと精気をもらっただけだってば。そうしないと、せっかく解放されたのに、ボクの本来の力が出せないからね」

「せいき?」

「そう。それがボクという存在の(みなもと)なのさ」

 そしてごちそうさまと、なんだか手で(ひさし)みたいな敬礼を作って、扉の向こうへ消えるのである。


 それを見送っていた慶将は、かるく苦笑しながらこちらに向き直ると、なにか文字の書いてある短冊を、ひらひらとさせていた。

「ハンチ君、ご協力ありがとう。ミカンコさんに頼まれた通り、とりあえず仕掛けはしておいたけれど、あの彼はまだ気づいていないようだね。フフフ、可愛らしいものだ」

 その白い紙の文字が俺の目にも入ってくる。なんだかえらく古風な書体のようにも見受けられたが。

「なに、それ」

「彼らを調伏(ちょうぶく)するための(まじな)いの一種、だと思ってくれたまえ」

 そして慶将は手を差しのべてくる。

 俺は(かす)かに眉をひそめ、掴んだその手に力を込めた。

「調伏だって?」

「ああ。あとは起動させるだけで、彼もキミの隷属下に加わることになるだろう。これからもこの調子で頼むよ。なんせ、あんなものを世間に野放しにしていたら、大変なことになるからね」

 起き上がってふらつく俺を支えながら、慶将はそんなことも言うのである。


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