出愛? (プロローグ)
初めまして、御閲覧いただきありがとうございます。
初投稿、初作品であり、文章構成などにおいて至らない点が多くあると思いますが。何卒ご自愛下さいませ。
僕の大学受験もひと段落して、4月から大学生になろうとしている3月頃―
僕が初めて君と出会ったのは、、
いや、実際には会っていないのだから出会ったとは言えないのかもしれないが。
それもそのはず、僕たちはSNS上で知り合ったのだから。
お互い顔も合わせたことがないし、もちろん本名も知らない。
いわゆる典型的なネット上での付き合い、いわゆる「ネッ友」というのに定義づけられるのだろう。
僕が君を見つけたのは、あるアプリの中でだった。
君が配信者、僕がリスナーの関係性にしか過ぎなかった。
アプリとしては、音声だけを聞くシンプルなものだ。
僕は受験などのいろいろなしがらみから、一時解放されて好奇心旺盛な状態だった。
だから気になって、アプリをダウンロードし、リスナーとして初めてみたのがきっかけ。
こういうのに手を出すのは初めてだった。
アプリを開いていろいろ物色していると、僕好みのイラストをしたアイコンが目に飛び込んできた。
すこし気になって覗いてみると、音声投稿をいくつかしていたので聞いてみた。
すると僕は君の投稿を聞くや否やすごく気に入って、すぐにフォローして投稿のアーカイブも全て聞いてしまった。
すでに次の投稿が待ち遠しかった。
ただ。
最初はそれだけの感情だった。。
(今思えばこの時点で、既に無意識のうちに君に魅了され始めていたのかも知れない。)
春の風物詩が準備を始めた、ある日の夜。
スマホがヴという音とともに振動した。
ふと画面に目をやると一件の通知が届いていた。
それを見るや否や僕はすぐに画面を叩きつけるかのようにタップした。
そう、君の配信の通知だったのだ。
(少しタップすれば済む事なのに。
君がどのように喋って、どのように交流しているのか気になってドキドキして焦ってしまった。)
配信に入ると君が喋っている。
あたかも隣で喋っているみたいに。
これからもこの物語を作りたいと思っています。
つきましては、この作品に対して、不明瞭、改善点等々ございましたら、お気軽にコメントお願い致します。