関係性は簡単に崩れる話。
対人関係というのは、本当に難しい。
1秒前まで仲良くしていても、自分にとって正しいことでも相手にとっては正しくない、といった解釈や価値観の不一致で簡単に関係など崩れていく。
その崩壊をどうにか留めたり、改善しようとするのが対話や討論なのだろうけれど、それすら拒まれたらもうお終いだ。
関係性の再構築など不可能だろう。
印象は悪いままで固定され、何を言おうが何をしようが、全くの無意味だ。
だってそうだろう、印象は簡単には変えられない。
ならばお互いがこれ以上不快にならない為にも、拒まれた以上此方も拒めばいい。
取られない手を差し出し続けるのは、酷く滑稽で無意味なのだから、当然だろう。
けれど時に、面倒くさい人もいるもので。
先に相手が拒んだから、相手の為を思って此方も拒否することにすれば、それはそれで不快に思ってくる者もいる。
自分たちが拒んでおきながら、此方も拒むようになれば、それはそれで憤る。
一体どうしろというのだろう。
お互いがお互いにとって相容れぬ不快な存在として固定化したのだから、関わらないようにすればいい。
その為の拒否だというのに、それの何が不愉快なのか。
それらも、解釈や価値観の違い故にわたしに理解出来ないだけなのだろうけど。