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行間1-1
記述によれば、全球凍結により地球上の生命体はほぼ全て滅亡したとされている。世界中のありとあらゆる場所は一瞬にして凍り、人類含め多くの生命体は死を選ぶ他なかったのである。しかし、現在でも一部の人類や動物は生存しており、狭い箱庭の中で生活をしている。先に全球凍結を予期した者がいたのである。その者はひとつの大きなドームを作り、その中で街を発展させ大きな都市を作ったとされている。その後、新たな国家を設立し、今もなおドーム内の生活を支える存在となっている。
2048年現在、ドーム外の生存者は未確認。また生存確率は0%である。