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私は他の人とは違う!

作者: 七瀬
掲載日:2020/04/24



【私は他の人と違う。】


私は、幼い時からずっとお父さんやお母さんにそう言われ続けてきたの!


『香奈美ちゃん! 貴女は他の同じ歳の女の子達とは違うのよ! 貴女は

特別なの! だから、お父さんやお母さんに悲しい思いをさせるような事

だけはしないでね!』

『・・・ううん、』

『そうだぞ香奈美! お前は、何をやっても素晴らしいんだ! お父さんや

お母さんにとって! お前は “自慢の娘なんだぞ!”』

『___分かったわ! お父さん、お母さん!』

『あぁ~本当に! 香奈美はいい子だ!』

『___本当にそうだわ! この子が、私の娘で良かったわ!』

『___お母さん、』



 ▼




___私は両親が望んでやっとできた子供だったから、、、?

物凄く期待されて生きてきたのよ!



・・・でも成長していくうちに、私が特別じゃない事が分かってきたの!


学校の成績やスポーツ、見た目や特技など、、、私には何もなかったわ!


___次第に、、、。

私の中で、【私は他の人達とは違う】という意識が薄れていったの...。



 *



___ただ単に私の親は、、、?

親バカで、子供を特別扱いしているだけなのよ!

ずっとそう思っていたのわ!



___私が高2の時に、私は真剣にその事をお母さんに話した事もあるの!


『___ねえ? お母さん、私って? どこが他の人達とは違うの?』

『・・・えぇ!?』

『私の中で、特別だなんて! 思ったことがないのよ!』

『心配いらないわ! いつか? 貴女にも分かる時が来るから、、、!』

『・・・・・・でも、分かったわ、』



 ▽



___私もそれ以上は、お母さんには何も聞けなかったのだけど、、、?

私は特別どころか、、、他の同じ歳の女の子達と比べても劣っていると

感じていたわ、、、。



___勉強も出来ないし!

スポーツも、これといって出来る訳でもない!

クラスの人気者やモテる感じの女の子でもないし!

取り柄という取り柄がなかったのよ!



 *



___ただ1つあるとすれば、、、?

私は意識を集中すると相手が何を考えているのかが分かるのよ!

それと相手の運気も上げてあげられるの!





・・・でもそれは! 誰にでもできる事だと思っていたし!

私にとって、【特別な事】だと思っていなかったのよ!



 ▼



___でも、ある時、、、。

私と仲がいいすみかちゃんと話している時にね!


『___ねえねえ? 香奈美ちゃん、今度の日曜日空いてる?』

『・・・えぇ!? Wデートするの?』

『・・・まだ話していないのに、、、なんで分かったの?』

『すみかちゃんの好きな男の子って? タケル君なんだね!』

『・・・どうしたの香奈美ちゃん? なんだか怖いよ!』

『大丈夫よ! 私がすみかちゃんの運気を上げてあげるから!』

『・・・香奈美ちゃん、本当!?』

『うん! もう1人の男の子は、宮園君なんだね!』

『えぇ!? そ.そうだよ! だから、なんで分かるのよ!』

『すみかちゃんの考えている事が分かったから、これって? 凄い事なの?』

『そりゃ~凄い事でしょ! あたしの考えてる事が分かったんだよ! まだ!

話してもないのにさ~!』

『___ふーん、そうなんだ!』

『じゃ、日曜日ね! ちゃんと遅れずに来てよね香奈美ちゃん!』

『・・・あぁ、ううん! 分かってるって!』



 ▽



___ひょっとして?

これが! 【私は他の人と違う】の意味なのかな、、、?


家に帰って私は、今日あった事をお父さんとお母さんに話す事にしたわ!



『___えぇ、そうよ! ワタシとお父さんは超能力一家なのよ!』

『・・・えぇ!? “超能力一家” って?』

『ワタシのお爺さまとお父さんのおばあ様は、兄妹だったのよ!』

『___えぇ!? そうなの?』

『その血を引いている! ワタシもお父さんも超能力があるのよ!』

『お父さんの超能力はな! 相手の意識をコントロール出来る能力だよ!』

『例えば、香奈美の意識に入って! 俺の思っている事を話すぞ!』

『___私、お父さんの事がだーいすき!!!』

【___私、お父さんの事がだーいすき!!!】


『・・・えぇ!? 今のお父さんが、、、!?』

『___あぁ! そうだよ!』

『___凄いわ!』


『お母さんは、瞬間移動が出来るのよ!』

『・・・えぇ!? ウソ!?』

『___ちゃんと見ててね!』


【シューン】


『___えぇ!? 凄いわ! お父さんもお母さんも凄い!!!』

『香奈美にも何かあると思っていたら、、、? 人の考えている事が

分かる能力があるのね!』

『・・・ううん、それにやっと分かったわ! お父さんとお母さんが

ずっと私に、【私は他の人と違う】の意味が、これだったのね!』

『___あぁ! そうだよ!』


『それとな? 香奈美! 俺と母さんは、【超能力部隊】と言うところに

所属しているだ! 香奈美も超能力が開花したなら? 超能力部隊に所属

してみないか、、、?』

『・・・でも? そこは、何をするところなの?』

『___人助けだよ! 俺たちはヒーローなんだ!』

『・・・少し、考えさせて。』

『___もちろんだよ!』



 *



___そして、、、!

私もお父さんやお母さんと一緒に、日夜問わず、人助けをする事にしたのよ!

【超能力部隊】に入る事に決めたの!!!


『はい! 199(超能力部隊)です! どんなご用件でしょうか?』

『___助けてください! 誰かに狙われているんです!』

『分かりました! マリーグレット! 出番よ!』

『___はい!』



___私の能力を人の為に使う時が来たわ!





最後までお読みいただきありがとうございます。

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