私は他の人とは違う!
【私は他の人と違う。】
私は、幼い時からずっとお父さんやお母さんにそう言われ続けてきたの!
『香奈美ちゃん! 貴女は他の同じ歳の女の子達とは違うのよ! 貴女は
特別なの! だから、お父さんやお母さんに悲しい思いをさせるような事
だけはしないでね!』
『・・・ううん、』
『そうだぞ香奈美! お前は、何をやっても素晴らしいんだ! お父さんや
お母さんにとって! お前は “自慢の娘なんだぞ!”』
『___分かったわ! お父さん、お母さん!』
『あぁ~本当に! 香奈美はいい子だ!』
『___本当にそうだわ! この子が、私の娘で良かったわ!』
『___お母さん、』
▼
___私は両親が望んでやっとできた子供だったから、、、?
物凄く期待されて生きてきたのよ!
・・・でも成長していくうちに、私が特別じゃない事が分かってきたの!
学校の成績やスポーツ、見た目や特技など、、、私には何もなかったわ!
___次第に、、、。
私の中で、【私は他の人達とは違う】という意識が薄れていったの...。
*
___ただ単に私の親は、、、?
親バカで、子供を特別扱いしているだけなのよ!
ずっとそう思っていたのわ!
___私が高2の時に、私は真剣にその事をお母さんに話した事もあるの!
『___ねえ? お母さん、私って? どこが他の人達とは違うの?』
『・・・えぇ!?』
『私の中で、特別だなんて! 思ったことがないのよ!』
『心配いらないわ! いつか? 貴女にも分かる時が来るから、、、!』
『・・・・・・でも、分かったわ、』
▽
___私もそれ以上は、お母さんには何も聞けなかったのだけど、、、?
私は特別どころか、、、他の同じ歳の女の子達と比べても劣っていると
感じていたわ、、、。
___勉強も出来ないし!
スポーツも、これといって出来る訳でもない!
クラスの人気者やモテる感じの女の子でもないし!
取り柄という取り柄がなかったのよ!
*
___ただ1つあるとすれば、、、?
私は意識を集中すると相手が何を考えているのかが分かるのよ!
それと相手の運気も上げてあげられるの!
・・・でもそれは! 誰にでもできる事だと思っていたし!
私にとって、【特別な事】だと思っていなかったのよ!
▼
___でも、ある時、、、。
私と仲がいいすみかちゃんと話している時にね!
『___ねえねえ? 香奈美ちゃん、今度の日曜日空いてる?』
『・・・えぇ!? Wデートするの?』
『・・・まだ話していないのに、、、なんで分かったの?』
『すみかちゃんの好きな男の子って? タケル君なんだね!』
『・・・どうしたの香奈美ちゃん? なんだか怖いよ!』
『大丈夫よ! 私がすみかちゃんの運気を上げてあげるから!』
『・・・香奈美ちゃん、本当!?』
『うん! もう1人の男の子は、宮園君なんだね!』
『えぇ!? そ.そうだよ! だから、なんで分かるのよ!』
『すみかちゃんの考えている事が分かったから、これって? 凄い事なの?』
『そりゃ~凄い事でしょ! あたしの考えてる事が分かったんだよ! まだ!
話してもないのにさ~!』
『___ふーん、そうなんだ!』
『じゃ、日曜日ね! ちゃんと遅れずに来てよね香奈美ちゃん!』
『・・・あぁ、ううん! 分かってるって!』
▽
___ひょっとして?
これが! 【私は他の人と違う】の意味なのかな、、、?
家に帰って私は、今日あった事をお父さんとお母さんに話す事にしたわ!
『___えぇ、そうよ! ワタシとお父さんは超能力一家なのよ!』
『・・・えぇ!? “超能力一家” って?』
『ワタシのお爺さまとお父さんのおばあ様は、兄妹だったのよ!』
『___えぇ!? そうなの?』
『その血を引いている! ワタシもお父さんも超能力があるのよ!』
『お父さんの超能力はな! 相手の意識をコントロール出来る能力だよ!』
『例えば、香奈美の意識に入って! 俺の思っている事を話すぞ!』
『___私、お父さんの事がだーいすき!!!』
【___私、お父さんの事がだーいすき!!!】
『・・・えぇ!? 今のお父さんが、、、!?』
『___あぁ! そうだよ!』
『___凄いわ!』
『お母さんは、瞬間移動が出来るのよ!』
『・・・えぇ!? ウソ!?』
『___ちゃんと見ててね!』
【シューン】
『___えぇ!? 凄いわ! お父さんもお母さんも凄い!!!』
『香奈美にも何かあると思っていたら、、、? 人の考えている事が
分かる能力があるのね!』
『・・・ううん、それにやっと分かったわ! お父さんとお母さんが
ずっと私に、【私は他の人と違う】の意味が、これだったのね!』
『___あぁ! そうだよ!』
『それとな? 香奈美! 俺と母さんは、【超能力部隊】と言うところに
所属しているだ! 香奈美も超能力が開花したなら? 超能力部隊に所属
してみないか、、、?』
『・・・でも? そこは、何をするところなの?』
『___人助けだよ! 俺たちはヒーローなんだ!』
『・・・少し、考えさせて。』
『___もちろんだよ!』
*
___そして、、、!
私もお父さんやお母さんと一緒に、日夜問わず、人助けをする事にしたのよ!
【超能力部隊】に入る事に決めたの!!!
『はい! 199(超能力部隊)です! どんなご用件でしょうか?』
『___助けてください! 誰かに狙われているんです!』
『分かりました! マリーグレット! 出番よ!』
『___はい!』
___私の能力を人の為に使う時が来たわ!
最後までお読みいただきありがとうございます。




