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レスティア物語  作者: マリア
第二章 王都センスティア
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レナードの訓練

 結局、なし崩し的にあの出来事は事故ということで片が付いた。カイルも不明だった属性が分かってよかったのか悪かったのか。ともかく扱いの難しい属性であることははっきりと分かった。龍属性と含めどう使ったらいいか全くわからない。


 そして、ひと悶着あったもののここまでカイルの事情に深く踏み込んでおいて先生を続けないという選択肢もなく、レイチェル達もヒルダを認めざるを得なくなった。また、無の日を休日とすることにも賛成をもらい、トーマなどは張り切っていた。カイルをどこに連れまわすのか考えているのだろう。なんだか、休日でも結局いつもと同じメンバーで過ごすことになりそうだ。


 ヒルダから借りた本を持って店に帰りながら、カイルは明日のレナードとの修行について考える。明日は光の日。朝ギルドに行くのと同じくらいの時間にレナードを訪ねて王城の騎士団駐屯地に行く予定だった。途中まではレイチェルも一緒だ。


「なぁ、レイチェル。レナードさんってやっぱ強いんだよな。Xランクって言ってたっけ」

「そうだな。父様は、魔力を持たない人間でありながら、騎士団団長にまで上り詰めた人だ。その剣の腕は、剣聖ロイド様をもしのぐのではといわれている」

「! すげぇんだな、本当に。レイチェルも強いもんな」

「わたしなど、まだ父様から一本も取ったことがない。だが、いずれは超えてみせる。か、カイルの隣にいるにはそれくらいの実力は必要そうだからな……」


「俺も父さんを越えなきゃなぁ。素質はあるって言われてるんだし、後はやるだけだよな」

「うむ、わたし達も簡単には追いつかれないよう精進することにしよう」

「早ければ年内にはランクを上げることが可能かもしれませんわ。先の騒動の解決に関しても評価をいただいておりますし、最近自分でも魔法の腕が上がったことを実感できますわ」


「カイルの魔法の使い方は参考になる。発想や柔軟性がすごい」

「そうか? 属性のおかげかもしんないけど……」

「形や設計図を作る手助けをしてくれても、元の案がないと意味がない。それはカイルの力」

「そう、か、そうだな。使い方って重要だよな。今日色々魔力や適性に関しても教えてもらったけど、勉強になった」


「あの紙に色々メモしてたやつか? よく集中してできるよな。俺なら寝てるかも……」

「トーマももう少し勉強した方がいいんじゃないか? 知識では俺がすぐに追い抜くかもしれないぞ?」

「な、なな、そ、そんなことはない、と思う、けど……でも俺は体を動かさない勉強が苦手で……身のこなしとかなら一発で覚えられたりするんだけど……」

「資質がそちらにばかり偏ってしまったのか……不幸だな」

「何をっ! ダリルだって勉強は苦手な方だろ! カイルのメモ見て難しい顔してたろ!」

「! そんなことはない。ただ少し、細かいことを覚えるのが不得意なだけだ」


「苦手と同じ意味だと思うがな……。それで、授業料は払えそうか?」

 なんだか低い次元で争っているトーマとダリルを横目で見ながらキリルがカイルに問いかけてくる。もし足りないようならレイチェル達や親方達も出そうと考えていた。

「それなら大丈夫そうだ。無の日を除く週六日昼から夕方までで、一日銅貨一枚で教えてくれるって」

「! そうか。随分融通してくれたようだな、気に入られたということか」


 それならカイルの稼ぎでも十分に払える。キリルは安堵の笑みを向けたが、クロが相変わらず不機嫌なことに気付いて視線を向けた。クロはその視線を受けて、仲間内にしか聞こえない声で言う。

『条件付きでその価格だ。よりにもよってあの女の作る新薬の実験台になるなど』


 クロの言葉にレイチェル達の歩みが止まり、一斉にカイルに詰め寄ってくる。レイチェルなど、王宮にいた間ヒルダの作った新薬の巻き起こしてきた騒動を知っているだけに、カイルの胸倉をつかんで揺さぶってくる。

「ま、まさか、飲んだとは言わないよな! なぜそんなことを承知したのだ!」


「や、難しい薬の材料取ってこいだとか、魔物の素材集めろとかより楽だろ? ヒルダさんだってそこまでヤバい薬は飲ませないだろうし……」

『ヤバくはない薬で倒れて昏倒しそうになったことは楽なことなのか?』

「クロっ、言うなって」

「飲んだのだな……飲んで倒れたのか…………この、バカイルっ!」


 懸念した通り、レイチェルの拳骨が落ちてきた。カイルは告げ口をしたクロを恨めしそうに見るが、クロは素知らぬ顔をしている。クロとしても心配をかけさせた腹いせをしたつもりなのだろう。

「今回ばかりはレイチェルの味方をしますわ。全く、もう少しご自愛なさいませ」


「何の薬? 効果は? 後遺症は?」

「えっと、”魔力増幅薬”って言ってたな。効果は総魔力量を一割ほど引き上げるらしい。後遺症はない。クロに分担してもらって魔力操作でどうにか調整できたから……」

 カイルの答えに、アミルは頭に手を当てて、ハンナは半眼になる。


「カイルの総魔力量を一割も増幅だなんて、倒れるはずですわね」

「極度の魔力酔い、中毒症状」

「心配はいらないのか?」

「むしろ、普通の魔法使いの方が憐れになりますわね。魔封じの腕輪でも分かるように、カイルの総魔力量はただでさえ膨大ですわ。それを一割ということは、簡単に言って普通の魔法使い百人分の総魔力量が一度に増えたということですわ」


「それは永続?」

「魔力の器自体を成長させるからそうなるらしい」

「さすがは”狂乱の薬剤師”、作る薬の桁が違うか」

「ヒルダさんの二つ名か?」

「そうだ。ヒルダ様は識者としても名高いが、むしろ悪名としてのこちらの二つ名の方が知られていたりする。一度陛下なども服を着ていなくても自身では着ているように見える薬を盛られてな、パンツ一枚で王宮を歩き回ったこともある……」


 それ以外にも、ヒルダのたまりにたまったストレスを発散させるために様々な薬が開発され、色々な人々に試されていた。カイルは、レイチェルの話を聞いて、さすがに早まったかもしれないと冷や汗が浮かぶ。薬の効果を自分では確認できないタイプだと、かなり困ったことになりそうだ。


「優秀な薬剤師でもあるのだがな……。通常魔力増幅薬といえば、一時的に扱える魔力量を底上げするものだ。あとで反動が来て、しばらく使用可能魔力量が減少するという副作用のある、な」

 そういった面では、魔力酔いという副作用はあっても、永続的な魔力増加という効果を持つ薬を作れるヒルダはかなりの腕だと知れる。ただ、悪ふざけが過ぎるところもあるということだ。


「でも、約束しちまったからな……なるべく気を付けるよ。変なことになってたら止めてくれ」

「それはもちろんだが……やはり、飲まないという選択肢はないのだな、全く」

「それがカイルの良いところでもあり、困ったところでもあるのですわね」

「要注意。カイルはヒルダと勉強した後は家で待機、わたし達の誰かが迎えに行く」


 あられもない恰好や異常な状態で通りを歩かれたりしたら何が起きるか分からない。カイルとしてもそうした事態は避けたいため、ハンナの提案に二つ返事でうなずく。また、休日だけではなく一日別行動の日でも夜はテムズ武具店で合流することに決まった。


 ドワーフ達も大勢での食事は歓迎するところだし、どこかに繰り出すことも可能だ。今日は色々あったのでテムズ武具店で食事をとり、各々帰路についた。カイルはこれから親方達との修行をやって就寝だ。最近ではディランからも注意を受けることが少なくなってきた。カイルが作った武器がテムズ武具店に並ぶ日もそう遠くはないかもしれない。


 相変わらず怒鳴り合いをしながらも、カイルは一心不乱に槌を振り下ろし、金属に形を与えていく。熱く熱した金属は手早く形を整えなければ美しい形には仕上がらない。それと同じで、今のカイルは鍛え時なのだろうと、自身を鼓舞していた。




 カイルはレイチェルに連れられ、王宮の通用口から入り騎士団の本部へとやってきていた。中からは大勢の気配と、気合の入った声が聞こえてくる。隣に立つレイチェルを見てみるが、慣れた様子で扉をくぐる。カイルも慌ててついて行く。初日の今日を除き、これからは自分一人でも来なければならないのだ。


 孤児時代の忌避感をどうにか抑えて、扉をくぐり敷地内に入っていく。騎士団の団員達が修練を積んでいるのは大演習場と呼ばれる場所らしい。そこで教官をしている上級騎士などから指導を受けるのだという。

 レイチェルは近衛騎士のため、隣接する近衛騎士の演習場で今日は修練を行うということだ。そしてカイルは、というと、駐屯地にある騎士団本部の建物の裏にある実戦訓練を行ったりする訓練場でレナードの指導を受けることになっていた。


 一糸乱れぬ様子で剣を振る騎士達を横目に、時折いぶかしげな視線を向けられつつもレイチェルに続いて建物を通り抜けていく。訓練場に着くと、そこには模造剣らしきものを用意し、仁王立ちで待つレナードの姿があった。

「おはよう、レナードさん」

「おはよう、父様」


「ああ、おはよう。レイチェル、もういいぞ」

「はい、わたしは近衛騎士団の方にいってきます」

「ああ、しっかりとやってこい」

 レナードに送り出され、レイチェルは一度カイルに視線を送った後にまた建物の中に入っていく。レナードと二人になったカイルはどんなことをするのかとレナードの顔を見る。


「さて、これから俺の指導を行うわけだが。まずは騎士団の新兵にも施している訓練だ。基礎体力や筋力が足りなくては剣を振る段階に至らない。剣の基本はまず体であり足腰が重要になる。だから、俺がいいというまで全力で走れ。魔法を使っても構わん。この訓練場の外側ギリギリを走れば一周で一kmほどある。装備は付けたままだ、いけ!」


 カイルは真剣にレナードの話を聞いていて、レナードが手を叩いたのと同時に走り始める。防具や剣を身に付けたままとなると、普通に走るのとは少々勝手が違う。しかし、カイルはいつだって森や路地をこうやって走ってきた。訓練場は平たんではなく悪路もあるが、草の生い茂る草原や木々が立ち並ぶ森を走るよりは楽だ。


 レイチェル達との修行でも最初は走ることから始めていた。だが、レナードがいいというまでは終わりが見えないまま走り続けなければならない。その精神的な苦痛も普通はあるのだろう。けれど、カイルは……カイルの夢自体が終わりの見えない道さえ定かではないものだ。だから、カイルはそれを苦痛だとは思わない。


 息が切れ、手足が重たくなり痛みさえ出てくると、回復魔法を使って癒し走り続ける。体力が完全に戻るわけではないが、活力が戻り痛みやだるさが消えるだけで走る気力は沸いてくる。十周を越え、二十周を越え、五十週を越えてもレナードから声はかからない。

 カイルは歯を食いしばりながらも、回復魔法と気力だけで尽きた体力を補い走り続ける。最初の時のような速度は出なかったが、レナードから叱責はされなかった。その時のカイルの全力を見てくれているのか。


 百週に達したところでようやくレナードから静止の声がかかる。カイルは地面に倒れこむようにして足を止め、荒い息をどうにかまとめようとする。汗が吹き出し、全身が燃えるように熱い。

「……少し休んだら筋力トレーニングだ。いいな」

「……は、い……」


 有無を言わせぬ調子に、カイルもうなずくしかない。どうにか呼吸が整ったところで腕立てや腹筋、懸垂や反復横とびなど、これまたレナードがいいというまで続ける。何度回復魔法をかけてもすぐに腕や足、背中やお腹などあちこちが悲鳴を上げる。回復魔法が使えなければ、身動きが取れなくなっていただろう。


 やはり国を守るための騎士団ともなるとその訓練もハードらしい。基礎訓練が終わる頃には昼が近づいていた。地面に倒れこんでいたカイルだったが、レナードの言葉でフラフラになりながらも立ち上がる。レイチェル達との修業とは違い剣を使わないのに、それよりもはるかにきつい。


 ここまで来てようやくレナードは準備していた模造剣をカイルに放り渡し、自らも構える。

「どこからでも打ってくるといい。わたしから一本でもとれたならこの国でも有数の剣士となれるだろう」

 カイルは力の入らない腕に気合を通ししっかりと剣を握りしめる。一度深呼吸をすると、レナードを見据えた。センスティ王国最強とも名高い剣士。魔法を抜きにすればおそらくかなう者などいないだろう、騎士団の団長。


 レナード相手にどれだけ持つだろうか。こうして向かい合えば分かる。勝てる見込みなどないことは。ただ、それでも負けるつもりで戦う気はない。千分の一でも万分の一でも勝ちを拾いに行く。

 カイルは踏み込むと同時に二つの魔法を同時発動させる。光で目くらましをして、闇で自身の視界は守る。模造剣では魔力の通りは悪いが、魔力を纏わせて下から上に振りぬいた。軽く上体をそらすだけで躱されるが、狙いは上ではない下だ。


 レナードの軸足の下の地面を柔らかくして、足を取られたところでさらに固めて動きを封じる。振り下ろす剣に合わせるように下や横からも風の刃を叩き付ける。レナードが、剣で受け止めようと動かす前に、小さな爆発を起こし剣の軌道を変えさせる。 

 少し驚いた様な顔をしたレナードだったが、次の瞬間にはカイルの視界から消えていた。そして腹のあたりに固い金属の感触を感じたと同時に十メートル以上吹き飛ばされ。何度も地面に叩き付けられて気絶した。


 剣を振りぬいた格好のまま、少し離れた地面に力なく横たわるカイルを見ていたレナードだったが姿勢を戻すとカイルの元に歩み寄る。実のところ、レナードは訓練の初めから驚き通しだった。どんなに気合が入った新兵でも、それまでにも少なからず訓練を積んできた騎士団員でもレナードの訓練では音を上げる。


 走るのも魔法を使ったとしても五十周がいいところだ。まだやれそうだったので続けさせたが、まさか倍を走り切るとは思わなかった。その後の筋トレも普通なら無理だろう所でも魔法で無理矢理治してでも続ける。ついつい余分どころか過剰に行ってしまった。レイチェル達が言っていた意味がよく分かった。


 こちらの要求するところにいつだってそれ以上の成果で返してくる。だからこそこちらもそれに合わせて要求を高くしていくしかないのだろう。根性だけでは語れない、執念にも似た強い意思。

 模擬戦に関してもそうだ。いきなりの目つぶしに、相手の逃げ道をふさぐような魔法との連携。綺麗な顔に似合わぬほどの汚い戦い方。そう、騎士としてみれば邪道ともいえる戦い方だが実戦を想定すれば被害を抑えて生き残るために必要な手段だ。


 レイチェルなどと模擬戦をするのとは違う、実戦さながらの危機感や焦燥さえ感じさせる。レナードも初手でこれほどの技を出すつもりなどなかった。だが、やらなければやられていたかもしれない。そう思えるほどに、気迫の乗った、それでいて負けることを理解しながらも勝ちに来た姿勢。上達が早いはずだと納得する。

 レイチェルはいい男を選んだ。見る目があるなどと、喜んでいたレナードだったが、地面に倒れているカイルの容態を確認した途端、そんな考えが頭から吹き飛ぶ。思わず膝をついて肩を握る。


 レナードがカイルの元にたどり着く前に、カイルは意識を取り戻していた。というより、痛みによって強制的に起こされたというべきか。体を横向きにし、腹を押さえて悶えながらこみ上げてくるものを我慢する。が、出来ずに吐き出してしまう。胃の中身などではない、目の覚めるような鮮血。苦しさと痛みで涙が頬を伝う。


 どうにか息を整えるか集中して魔法を使わなければならない。これは、もしかしなくても致命傷だ。まさか最初の一撃でここまでの傷を負うとは思わなかった。騎士団の団長ともなれば訓練でも手加減などしないのだろう。

 似たような状況で魔法を使ったことはあるし、今は魔力にも余裕がある。膝をつき肩をつかんできたレナードが驚いた顔をしているあたり、想定外の負傷だったらしい。そんな技を出させることができた己を褒めるべきか、それとも防ぐこともできずこんな怪我をした自身を責めるべきなのか。


 ともかくは治療だ。カイルはもう一度せり上がってきた血を吐くと、魔法を発動させて傷を癒す。激烈な痛みを生んでいた腹部から徐々に痛みが遠のいていき、飛ばされた時地面であちこちぶつけたりこすった傷も消えていく。

「ふっ、はっ、はぁ……はぁ。やっぱ、レナードさん……強いんだな」

「そ、それは……大丈夫なのか?」

「傷は、魔法で治して……血は魔力を変換させて補ったから。でも一撃かぁ……遠いなぁ」


 カイルがどれほど手数で攻めても、魔法を使って詰めても、一瞬で、一撃でひっくり返される。これが今のカイルとレナードの実力差なのだろう。見上げた空ほどではなくても、そう簡単に手が届かないくらいには遠い。

 カイルは体を起こすと、涙をぬぐって立ち上がる。レナードが気にしていたようだったので、地面の血も消しておいた。訓練場といえど、あちこちに血だまりがあっては騎士達の士気も落ちるだろうと考えているのだと思ったから。まさか、未来の息子をつい殺しかけたことを気に病んでいたなどとは思わない。


 しかし、そんなレナードの後悔などその後の模擬戦ですっかりと消えることになる。というより一々後悔していてはカイルの相手は務まらないと悟っただけだ。何せ、戦う度に、戦いを重ねるたびに考え抜いた新たな一手を狙ってくるのだから。気にしていたりすれば一本取られてしまいかねない。

 その日の訓練が終わるまで、カイルの声にならない悲鳴や苦痛の声。そして、剣をぶつけ合い、何度も地面を転がされる音が途絶えることはなかった。

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