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レスティア物語  作者: マリア
第四章 再会への旅路
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人の可能性

カイル→魔王サイド

 魔王は武器は使わず手足のみを使って攻撃してくる。魔法を使っている形跡も見られない。つまりはそういうことだろう。ただの身体能力だけで圧倒できるということだ。

 カイルは腹部に向けて突き出された拳を左手の刃で受け止めると同時に地面を蹴って距離を取る。息をつく暇もない。数多くの魔法を制御していることで軽い頭痛はするし、突破口が見つからない。向こうの攻撃を防ぐ以外体に触れられもしないのだ。

 これが魔王、これが一領域を治める王の力だ。彼を目の前にしてもあの赤い豹の時のような威圧感は感じない。感じないからこそ恐ろしい。全く底が見えないのだから。


 カイルは深く息を吸うと、これまでの攻防の中で準備してきた魔法を発動させる。魔法の修練中、偶然発見したこと。魔法は自然現象を超越する。しかし、周囲の環境が魔法に影響を与えないわけではない。

 キィィン、という甲高い音と共に魔王がいた場所とその周囲全てが冷たい静寂にとらわれる。魔王相手に大きな魔法を使おうとすればその前に潰されるだろう。だが、もし階級が低ければ? 低くても周囲の環境を利用して高い効果を得ることができれば。

 かつて初級魔法に魔力の上乗せをすることで威力を上げたように。低い階級の魔法でもやり方次第では高い効果を望める。


『うっそ~、どうなってるの、これ~』

 目の前の光景が信じられず、リリスの口から驚きの声が漏れる。人を驚かすのはお手の物だったが、最近では驚かされることも多い。やはり人とは未知の生き物だと実感する。

 魔王がいた場所から周囲二十m近く、その空間すべてが凍り付いていた。黒くて厚い氷が地面を覆い、魔王も氷柱の中に閉じ込められている。今がチャンスのはずなのだが、カイルは動くことができなかった。

 なぜならそれまでは感じることのなかった、圧倒的なまでの魔力の波動。魔王の威圧ともいえるものが放たれていたためだ。


『ハハハハハ、面白い。もっとだ、もっと、見せろっ!』

 地の底から響くような声と共に、一瞬にしてすべての氷が蒸発して消える。白ではなく黒い蒸気に閉ざされた中、魔王は歓喜と共に立っていた。魔王とは魔界の王、魔の者の頂点、そして魔を操ることにおいて他の追随を許さない存在。

 長く生き、数多くの強者と戦ってきた。多くの強者を屠ってきた。それらに比べ、カイルの力はまだまだ劣る。それなのに、どうだ。見たことのない魔法、考え付きもしなかった使い方。魔の者にはない、出来ない発想。

 霧の中から黒い雷を纏うカイルの剣をよけながら、魔王の口元から笑みが消えることはなかった。これだから、これだからこそ人というものは侮れない。魔の者にとって、魔界にとってなくてはならない存在なのだ。


 雷を纏い、縦横無尽に走るカイルは攻撃と離脱を繰り返しながらも、タイミングを計る。最も有効な時を、最大の攻撃のチャンスを。

 魔王の魔力を喰らおうにも、魔眼は通用しない。魔王の特性か実力不足か、ともかく周囲の瘴気をかき集めるようにして補充する。思っていたよりも属性強化エレメントブーストの魔力消費が大きい。長期戦は難しいだろう。

 蒸気がほとんど消えた時、魔王の姿もぶれて消える。物理的に移動したわけではない。例えるならリリーの移動法に似たものだろうか。鳥肌が立ち、動こうとするがそれより前に後ろから頭をわしづかみにされる。


 骨がきしむ音が頭の中に響き、次の瞬間にはすさまじい衝撃と痛みが全身に襲い掛かってきた。何が起きたか分からず、ただ自分の体が宙を舞っていることだけが分かる。だが、地面に落ちるより前に真横に吹き飛ばされ背中から岩に叩き付けられた。

 体が岩にめり込み、空気と共に大量の血を吐き出す。かけていたほとんどの魔法が解ける。気功が解けなかったのが幸いか。動くことができないため、魔眼での治癒もできない。そんなカイルの前に魔王が悠然と歩み寄る。

 カイルの胸倉をつかみ、岩から引き抜くと釣り上げたまま魔王が眉間にしわを寄せていた。手加減はしている。魔人化したと言え、元人であるなら自分とここまで戦えただけでも偉業だろう。だが、物足りない。ルアースやディルグから聞いていた驚異的なまでの進歩はどうなっているのか。


 いくらリリスの計らいとはいえ、戦うに値しないと思えば乗る気などなかった。だが、日々彼らから報告される内容。それは魔王をして驚かせ、興味を抱かせるものだった。

 いくら拡張された時間の中で日々鍛錬をしているとはいえ、この短期間で四天王に匹敵する? そんな馬鹿なことがあるならば、魔界の格付など何の意味もない。だが、魔王は知っている。そんな馬鹿なことを引き起こせるとすれば、その可能性があるのは人だけであると。

 魔王以外では領域を統べる王以外は知らないだろう、世界の理の一つ。理の中にありながら、理外の存在となれるのはただ一つ、人だけであると。


『この程度か? 人の、お前の可能性はこの程度か? 魔界まで来て、この俺にかしずいても人界に戻ろうという者が、この程度だって?』

 苛立ったような言葉に血を吐きながら、他の魔法は解けてもこれだけは維持していたもの。それを返事の代わりに解き放つ。

 カイルは戦いに挑む前から、挑みながらも考えていた。魔王に一撃を入れられるとすればそれはいつだろうかと。普通に戦っていたのでは無理だろう。あまりにも実力が離れすぎている。

 だが、どんな存在だろうと油断する時はある。たとえ刹那でも隙があるなら、そこにかけるしかないと。


 落胆したようにカイルから目を離した一瞬、カイルの口から小さな黒い玉が吐き出される。それは血と共に魔王の額に触れ、次の瞬間には爆発的に膨れ上がり魔王を飲み込む。カイルを持ち上げていた腕は肘のあたりで切断される。

 解放されても受け身を取ることもできず地面に投げ出される。そのまま黒い球体を見ていた。魔王を飲み込んだ球体は一度直径一mほどに収縮するとビリビリと震え、そして元の大きさに戻るとボロボロと崩れるようにして消えていく。

 中から現れたのは真っ黒に焼け焦げた人影。右手は肘からなく、地面に倒れ伏す。


『……なんという……魔王様は…………』

 ダミアンは目の前の光景が信じられなかった。ルアースやディルグでさえ声が出ない。日々自分達と戦っていることから、多少であれば魔王にも対抗できるのではと考えていた。それでも圧倒的なまでの実力差がある。

 例えかすり傷であろうと、魔王を傷つけることなどできない。それが四天王に共通した見解だった。自分達四人がかりだろうと致命傷はおろか一撃入れることも難しいと考えていたのだ。


 今まで見ただけでも相当な手加減をしていることは分かる。あるいは自身に制限をかけた上で戦っていたのか。魔王の動きは全力でも本気でもないことはすぐに分かる。それでもだ。どれだけ油断しようと力を制限しようと、魔王が少しでも手傷を負う場面など想定していなかった。

 先ほどの氷結の魔法と言い、今の不可思議な黒い球体といい、魔界の中でも魔法に詳しい四天王であってもカイルが何をしたのか理解しきれなかった。そもそもにおいて昨日までは一度も使ったことのない魔法。

 偶然編み出したのか、あるいは温存していたのか。どちらにせよそれは予想外の結果をもたらした。


『なるほど……面白いことを考え付くな。周囲の環境を魔法に反映させる、あるいは取り込む、人ならではの発想といえるな』

 紛れもない魔王の声。だが、それはカイルの前で黒焦げになっている人影から発せられたものではない。黒こげの体と残された腕がボロボロと崩れ落ちると、そこに無傷の魔王が立っていた。

『お前がディルグによく使っているという影人形シャドウゴーレム、なかなか使い勝手がいいな。手加減するにもちょうどいいかと思っていたんだが、少々過小評価していたみたいだ。認めてやろう、カイル。お前はこの俺が、直に相手をする資格があると』


 カイルは両手で体を起こすとそのまま後方に飛んで距離をあける。おかしいとは思っていた。いくら油断と手加減があったとはいえ、うまく行き過ぎた。まさかかつて自分が使ったのと同じ、それ以上の精度で影人形シャドウゴーレムを使っていたなんて。

『持てる力の全てを出しきれ。そうでなければ生き残れないぞ? 龍王への義理はあるが絶対じゃない。興味が失せたら気まぐれに殺すかもしれないな。嫌なら、死に物狂いで俺を楽しませろ。それがお前が生き残る道だ』

 それが冗談でも脅しでもない、本気であると聞き返すまでもなく悟った。押しつぶされそうな恐怖に抑えようもなく体が震える。同時にかつて飲まれそうになった野性的な生存本能が騒ぎ立てる。


 だがそれに身を任せてしまえば、抵抗する間もなく叩き伏せられるだろう。工夫もない力押しで魔王と拮抗できるはずがない。それこそが魔の者にとっての土俵なのだから。

 とめどなく湧き上がり、意識を押し流そうとする力の奔流を無理やりにでも制御下に置く。歯を食いしばり、生命の危機に瀕して増大していく力を飲み込む!

「おぉぉぉぉぉっ!」

 意識するよりも早く自身に強化を施し、大地を蹴る。それは先ほどまでとは比べ物にならない速さで魔王に肉薄した。勢いを殺さないままに最短距離で剣を振りぬく。しかし、それさえも流れるような動きで回避されていく。


 このままでは駄目だ。人としての戦い方だけでは触れることさえできない。ならどうする? 今の自分にある武器は?

 魔人化した際に現れる翼や尻尾。大きさを変えて小さくできるということは、逆もまた可能であるということ。カイルはこれまで魔王の手伝いで多くの魔人や魔物、妖魔とも戦ってきた。彼らの戦いで共通していたのは、いかに自身の形を有効活用できるかということ。

 魔人と妖魔。姿形が違うだけではなくできることも違う。例えば魔人であれば自身の肉体以外に武器が持てる。例えば妖魔であれば、彼らはその多くが自身の大きさや体の一部を変形させられる。


 カイルが持つ尻尾はクロと同じ。今までクロとの戦いの中でどう使っていた? そして翼、数は少ないがその特異な使い方についても眼にしたことがあった。

 できるかどうかなど今は関係ない。やれることをやらなければ、全てを出し切らなければ魔王は満足しない。納得してくれない、生かしてはくれないだろう。

 人の時になかった部位を意識する必要などない。手足を使うのと同じだ。意思の力で、自在に操る。

 剣を振る動作の延長上で回し蹴りを放つ。空を切り裂くどころか、音を切り裂く鋭さであっても魔王にはかすりもしない。躱されれば魔王に背を向ける形になり大きな隙ができる。


 だが、視覚以外の探知・感知手段を多く持つならば背後と言えど死角ではない。これでもぶっつけ本番で高位の魔人相手に眼を閉じて戦ったのだ。

 再び頭をつかもうと伸ばした魔王の腕を長く伸びた尻尾が捕え巻き付く。そしてそれまでは鳥の翼と変わらない形状だった羽が高質化し、さらには魔力を纏って背後に向けて射出される。伝導性の高い金属に変質させた羽を、雷属性を持って打ち出す。

 音速など目ではない速さで、さらには一mも開いていない距離だったにも関わらず、尻尾でとらえていた魔王の腕の感触が消える。というより、尻尾の感覚が消える。


「ぐっう、ぁぁ」

 遅れて痛みが伝わってくる。瘴気によって形作られた部分と言えど、肉体の一部であることに違いはない。手足を断ち切られる痛みに等しいが、いつまでも痛がってはいられそうにない。さらに周囲の瘴気を取り込み、魔眼で回復させる。

 振り返った先にいた魔王は、いまだ自分の腕に巻き付く尻尾を面白そうに眺めた後、振りほどく。そして、カイルに向き直ると口元に笑みを浮かべる。ゾクリとした寒気を感じ、思わず飛びかかっていた。

 だが、魔王に触れられる位置に来た時、いきなりすべての魔法が解除されると同時に、すさまじい倦怠感が襲ってくる。


 息をすることさえ難しく、闇に沈んでいく意識の中、魔王の声だけが鮮明に耳に届く。

『今日のところはこれで終りだな。あまりやり過ぎると加減が利かなくなる。もっと腕を上げろ、工夫をこらせ、己を磨け。次はもう少し楽しませてみろ』

 その言葉を最後に、カイルは地面に倒れ伏す。魔人化も解け、かろうじて息をしているという状態だ。慌てたようにやってくるクロとクリアを見ながら、魔王は笑みを浮かべたまま踵を返す。

『眼が覚めるまではこの空間の中にいるといい。出たければ言え』

『……うむ、そうさせてもらおう』


 クロとしては言ってやりたいこともあるし、思うところもある。だが、先ほどの戦いを見ていて自身であっても到底届かない存在であると再認識できた。カイルのためにもここで行動を起こすことは得策ではない。

 それに、今外に出ればカイルの回復のため何日費やすか分からない。恐らくそれはカイルも魔王も望むところではない。魔王はより長く、より多く遊ぶため。そしてカイルはより強く、より多く学ぶために。

<主様……>

 クリアは気を失ったカイルを心配そうに見つめながら、しょんぼりとした声を出す。クロはそれを慰めるようにぺろりとクリアを舐めた。


 そんな彼らを背景に、四天王を従えて魔王は玉座に戻る。いつものように玉座に腰かけるが、いつものような気だるげな顔ではない、未だ収まらない笑みがあった。

 肘をつき頭を支えている右手の指が、かすかに傷がついた頬を撫でる。この程度すぐに消えてしまう。だが、紛れもなく先の戦いでつけられたもの。カイルの戦果だ。


『魔王様……カイルはどのような魔法を使ったのですか? カイルの放った魔力量では考えられない氷結に、謎の黒い玉、私も長く生きておりますが初めて目にしました』

『ああ、あれか。あれはな、あらかじめ周囲に水分を含ませておくことで、より少ない魔力でより広範囲、大規模な効果が表れるようにしたもの、だな』

『より少ない魔力で……確かに人らしい発想と言えますが、そのようなこと』

 そんなやり方は聞いたことがない。魔法を組み合わせるのではなく、魔力を混ぜ合わせるのでもなく、魔法の効果を上げるため、あるいは使うために周囲の環境を変化させるなどということは。


『魔界は場所によって周囲の環境が決められている。だが、人界などでは同じ場所でも日々刻々と環境が変化するらしいな。それを参考にしたんじゃないか? そして、あの黒い玉。あれも似たようなものだがより凶悪だな』

 魔王は影人形シャドウゴーレムと言えど、無残な姿に変えた魔法を実に楽しそうに解説する。魔力感知が使えずとも、闇の魔力を基盤とした魔法であればすべて見ただけで理解できる。だからこそ面白いと思う。奇想天外な発想で、予想外の結果をもたらした魔法が。


『あれは、俺の人形が溶かした水、水蒸気を雷で分解した空気を集めて圧縮したものだ。たぶん、それも偶然発見したものだろうけど。水を雷で分解した空気というものは、どうやら火種があれば爆発するらしいな。それを空間の膜で閉じ込めることでより威力を増し、一点集中させる。並の相手であれば木っ端みじんになるな』

 魔王の口からは小さな笑いがこみ上げてくる。手加減するための影人形シャドウゴーレムとはいえ、それなりの強度と性能を持たせていた。原型は残ってもそれを焼き焦がすほどの威力と逃走を許さない展開の速さ。

 下準備が必要であっても、優に最上級魔法に匹敵する威力を有するだろう。それだけの魔法を独自に編み出した。これだから人は面白い。


『ふへ~、そんなことになってたんだ~』

『ああ、そして生粋の魔人に劣らない体の使い方。楽しくてあのままだとやり過ぎてしまいそうだったからな。一度間を置くことにした。その方が次が楽しそうだ』

『あいつ、俺の時は隠してやがったな! 次は、本気で勝負だ!』

『全くだね、舐められたものだよ、僕達も』

『……ほどほどに願いますよ。彼の実務や事務面での働きも馬鹿にできませんので』

 ほぼダミアン一人で担っていた事務。カイルのおかげで溜まっていたそれらも少しずつ片付いてきているのだ。使い物にならなくされては困る。


『……知っているか? 俺達魔の者が”進化”するために最も効率がいい相手が、なぜ人であるのか』

 各々好きなことを言う四天王を見ながら、おもむろに魔王が切り出す。だが、答えられる者などいない。誰もが知っている常識なのに、誰もがその理由を知らない。

『我らと相反する存在、だからでしょうか?』

 自分達にないものを持っているから、だからそれが糧になるのだろうかと。だが、魔王は意味深な笑みを浮かべる。

『それもないわけじゃない。だが、重要なのは人とは俺達と違って、日々進歩、変化し続ける存在だってことだ。ほんの些細な要因で、出来事で揺れ、うつろい変わりゆく。いわば進化の種を持っている。変幻自在にして千変万化、あらゆる可能性を内包する”種”だ』


 そこまで言われて、ダミアンも魔王の言いたいことが理解できた。

『なるほど、つまり私達は人からその種を糧として得ることで、自らをもまた進化させる礎になっている、と』

『ああ。といっても、大概の奴はその種を芽吹かせることもなく一生を終える。だが、その種は誰もが持っている。そして、時折いるんだ。その種を芽吹かせ、成長し、花を咲かせたり実を付けたりする人間がな』

 それは時として英雄と呼ばれたり、伝説として名を残す職人や魔法使いとして頭角を現す。そして、そうした者達が人の歴史を大きく動かすのだ。


『俺達は本能的にその”種”の存在と成長具合を感じ取れる。より成長した種ほど大きな糧をもたらしてくれる、というわけだ』

 だからこそ魔王は楽しみでならない。未だ成長途中のあの新芽が、どれほどの大きさになり、どんな花を咲かせ、どんな実をつけるのか。

 だからこそ魔王は試練を与える。それこそが魔の者の存在理由であり、魔王としての役割だから。魔の者は人の可能性の”種”を芽吹かせるために存在する。魔王自らは決して語ることのない真理。

 知っていても直に見ることのなかったその種を眼にしたからこそ、引いた。手折ってしまわないように、けれどより強く成長させるために。

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