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レスティア物語  作者: マリア
第三章 遊行と躍進
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クロエの協力

 カイルは離宮を出ると、いったんレイチェル達と別れる。これから作戦のために行かなければならない場所と会わなければならない人がいる。利用してしまうようで心苦しいが、訳を話せばきっと力になってくれるだろう人だ。

 ヒルダはそのまま王宮に残って王妃であるエリザベートに会いに行くことになっている。王宮を出て以来会っていなかったし、今回の作戦でも重要になってくる人物だ。レイチェル達もそれぞれに動くことになっている。


 レイチェルとダリルはハンターギルドのギルドマスターであるエドガーに、ハンナとアミルは魔法ギルドのギルドマスターで、ハンナ同様、カイルを孫のように可愛がっているミシェルに会いに行く。ミシェル=カーラ=タイナーは見た目は優しいおばあさんという感じだが、その実、実力で魔法ギルドを取りまとめることもできるほどの傑物だ。

 統括ギルドマスターであるエドガーもミシェルには頭の上がらないところがある。何より魔法使い達に対して広いコネクションと影響力を持つ人物だ。カイルの件を知れば、その傷と怒りを知れば間違いなく笑顔のままで堪忍袋の緒が切れるだろう。エドガーもそうだ。


 トーマとキリルはカイルが親しくしている商店通りの商人達や、ドワーフというただでさえ強くて深いつながりを持つ生産者達への根回しと事情の説明だ。義理と人情と相互理解、あるいは代償に見合う対価を求める商人達や、身内を傷つけられることに何より怒り狂うドワーフ達もまたカイルの事情を知ればこちらの味方に付くと思われる。

 そして、カイルが向かう場所は騎士団本部、厨房の裏口。久しぶりに顔を見せたカイルに、厨房の皆は驚きの顔をする。特に本意ではなかったとはいえカイルを傷つける手伝いをしてしまった新人の子の事情を知るクロエ。そして、その後経緯などをそれとなく知らされた厨房係達はカイルはもう来れないのではないかと思っていたのだ。


 そろそろ昼の時間帯になるため、忙しくなっていた厨房の仕事を手伝い、賄を食べさせてもらいながら、正面に座ったクロエがカイルをじっと見てくる。そこには疑念というより気遣いがあった。

「カイル、あんた……どうして……」

「バタバタしてて、あれっきりになってたから気になってたってのもある。その、彼女のことも……」

「リリーだね。あんた、あの子をどうする気だい?」

 クロエが睨み付けてくるが、カイルは肩をすくめる。少なくともカイルに彼女をどうこうする気などない。むしろ巻き込んでしまったことを申し訳なく思うくらいだ。


「別にどうもしない。ただ、彼女としてもあのままってのは苦しいんじゃないかって思って。俺は気にしちゃいないし、恨んでもいない。でも、今もここにいないってことは自分で自分を責めて苦しんでるってことだろ? 俺もそれ、よく分かるから……だから、強要はしないけど、俺に謝ることで少しでも楽になれんなら、いつでも受ける気はあるって伝えてほしい。それと、俺のせいで辛いことさせて悪かったって謝りたい」

「あんた……あんたは…………そうかい。ちゃんと言っとくよ、可愛そうなくらい落ち込んでてねぇ。きっとあの子も救われるはずさ、その言葉を聞けばね」


「そうなりゃいいけどな。あんまり自分を責めるなって言っといてくれ。それと、自分にそんなことをさせた奴らに怒ってもいいんだってな。自分にあんまり責任がないことで泣くより、そっちの方が建設的で前向きだって」

「あんた、また少し強くなったかい? その、こう言っちゃなんだが、あんたずっと無理してたところがあっただろう?」

 クロエの言葉に、やはり見抜かれていたのかと苦笑する。子供には子供としての生き方があると知らなかったカイルの無理が、クロエには見えていたのだろう。


「そうだな、俺はまだ子供なんだって自覚した。無理して自分を取り繕ってると、余計なもん背負うことになって、あれもこれもって押し付けられて、逃げられなくて、いつか潰れちまうって気付いたんだ。俺が火が苦手だってこと……そのせいで料理もうまくできないってこの前ので気付いたろ?」

「そうだね。どうにかこらえてたようだけど、あたしに料理を学びたいって言ったのもその苦手を克服するためかい?」

「それもある。今の家族や仲間達に食べさせてやりたいってのもほんとだけどな」


 クロエは人知れずカイルが努力しているのだと分かったからこそ、何も言わなかった。料理をしている熱からとは違う冷や汗をかきながら、顔色を悪くして唇をかみしめながらも火を扱っていたカイル。それを見て、止めろとは言えなかった。

 深い事情があるのだと、たとえ辛くても乗り越えなければならない壁なのだとそう考えた。だから見守っていき、その克服のための手伝いをする気でいた。どれだけ長くかかろうと、そばで支えていこうと考えていた。あそこまでとなると、そう簡単に治せるものではないのは経験上よく分かっていたから。


 クロエはリリーのように自立者ではあるが親のいない子供達の面倒を進んで見ていた。この厨房にいる者達も多くはクロエが拾ってきて仕込んだ者達だ。その中には、幼い頃のトラウマなどによって自分ではどうしようもない衝動や恐怖を抑えきれずに閉じこもってしまう者達も少なからずいた。

 親を亡くした時や、その死を見てしまった時などの光景が忘れられず、あるいは自身が辛い思いをした時の体験が消えなくて苦しんでいる者達を。大人になっても、その恐怖と経験はそう簡単にぬぐえるものではないし、克服できるものでもない。


 その傷が深くて大きければそれだけ治療にも長く時間がかかるし根気もいる。周囲の支えが何よりも大切なのだ。無理をさせて治るようなものではない。むしろそんなことをすればさらに傷を深くしてしまいかねない。ある程度自分でも折り合いが付けば、一度その原因に向き合ってみることも大切だが、それができていないのに不意に同じ状況に追い込まれた者がどうなるのかも見てきた。

 リリーも昔いじめを受けていたことで、対人恐怖症な部分があった。人前に出るといつもおどおどしてしまい、そのために目を付けられてしまったのだろう。確かにカイルが原因の一端でもあったかもしれないが、もしかしたらもっとひどいことにもなっていたかもしれない。脅されて肉体関係を強要されるような。


 それを思えば、カイルにはむしろ感謝したいところだ。今も罪の意識にさいなまれているリリーだがカイルの言葉を聞けば少しは傷も癒えるだろう。それに、自身の普段の態度によって目を付けられたことを知れば、少しは克服しようという勇気も生まれてくるかもしれない。もう二度と体験したくはない罪の意識だろうから。

 カイルも自分と同じように、何かを恐れ苦しみそれでも立ち向かおうとしていることを知れば励みになるだろうとも思っていた。しかし、カイルの許可もなくそうしたことを話すのもためらわれたため、未だリリーは自室にこもったままだ。


「あんたがいいってんなら、そのことリリーに話してやってもいいかい? そうなった原因までは無理に聞こうとは思わないさ。でも、あんただって同じように頑張ってるって聞けば、あの子の励みにもなるだろう?」

 クロエの言葉にカイルは少しだけ申し訳なさそうな顔をする。確かに、そうした事情も含めて話しに来たのだが、あいにくとカイルはそれを乗り越えてしまった。それでリリーの励みになれるかどうかは定かではない。


 クロエはカイルの表情から断られるのかと思っていた。そして、それも無理はないと考えていたのだ。自身のトラウマを口にすることは他人が想像している以上の苦痛と労力を要する。いくらカイルといえども、無理強いはしたくなかった。

「あー、その、な。俺が、ここ二週間ほど王都を離れてたってのは知ってるよな」

「ああ、騎士団のごたごたがあって……で、その間勉強を兼ねて遠出してたんだろ? 話は聞いているさ」

「ん、俺は……そのつもりだったんだけどな。その、俺、火が怖いっていうトラウマの事みんなには黙ってたんだ。その原因も、相棒であるクロにしか話したことなかった……話せなかった」

 クロエはクロが妖魔であることは知らないが、人には話せないことでも動物や植物相手なら語れることもあるということは知っていた。まして、使い魔であり常にそばにいるならそうしたことはあっただろうと。


「それは、周りに気を遣って、かい?」

「それも、あるんだろうけどな。一番は、俺がそうなっただろう原因を認めたくなかったからだ。認めることは、自分にとって許されない罪を自覚するってことと同じように思えて、それで、たぶん無意識のうちに考えることを辞めてた。人に話せば、どうしてもその原因とか、自分でも気付かない、気付きたくない部分にたどり着いちまうだろ?」

 たとえどれほど強く見えようと、立派だろうとやはりまだ子供でもあるのだとクロエは思う。気を抜けば立ち上がれなくなるくらい辛い境遇の中を生き抜いてきたのだと分かるから。


「無理もないことさ。大人であろうと、そう簡単に向き合ったりできない。若いんだから、少しずつでもいいから前に進めばいいのさ。あんたは勇気があるよ、自分から克服しようとして努力することができるんだから。すべてから目を背けて閉じこもったりしていない。それだけであたしはあんたを偉いと思ってたんだ」

「……ありがとな。クロエおばさんみたいに考えてくれる大人達ばかりだと、よかったんだけど。俺が背伸びしてたってのもあるけど、俺に期待して強くなってほしいって思っている人達は……そんな俺のトラウマ知って、一刻も早く治したい、乗り越えてほしいってそう考えたようでな……」


「まさか、あんた……出かけてたって言うのは……」

「俺は勉強のつもりだった。でも、そんな大人達の思惑に乗せられたレイチェル達や、自覚してても必要だって考えたヒルダさんに、騙されるみたいな形でトラウマと向き合わされて、な」

「な、何てことするんだい! 折り合いも覚悟もついてなかったんだろ? それなのに、あんた、それなのに……乗り越えて、強くなって、帰ってこられたのかい?」

「……今の相棒であるクロと、その前に同じように相棒だったクロやその家族のおかげで、な。もう、駄目になるかと思ったけど。二度と立ち直れないんじゃないかと思ったけど、どうにか戻ってこられた。乗り越えて、折り合いが……つけられた」


 思わず立ち上がったクロエは、カイルの前まで来ると目を潤ませて抱きしめる。娘のように思っていたリリーも辛い思いをしていたが、それ以上にカイルもまた辛い思いをしてトラウマと戦っていたのだと、打ち勝ってきたのだと分かったから。

 カイルやクロエの話を、食事が終わっても席を立たずに聞いていた厨房係達も揃って目に涙を浮かべている。彼らもまた、その困難さと辛さに覚えがあった。それぞれに支えがあったからこそ、長い時間をかけてきたからこそ乗り越えられたものだ。折り合いをつけられたものだ。


 無茶なことをされて、二度と立ち直れなくなった者達も知っている。心を壊し、人生そのものが駄目になってしまった者達も知っている。一番信頼を置いていただろう仲間にさえ騙され、いきなりトラウマと戦う羽目になったカイルを思うと、怒りさえ覚えてしまう。なぜそんなことをさせたのかと。

「頑張ったんだね、あんた。良かった、よかったよ……。それで、今朝団長とやりあってたのかい?」

「まぁ、な。言い出しっぺはバレリーさんだし、団長だって賛同したはずだ。あの夜に居合わせて事情を知った国王様や宰相様も同じだな」


 クロエはカイルの意外な人脈に目を見張るが、確かにカイルならばそうしたこともあり得るかもしれないと考えた。そもそも国王の命で視察に出たレイチェル達が拾ってきたというなら、国王陛下とも面識がある可能性は否定できない。そして、常に国王を補佐している宰相とも。

「俺が子供だって知っていながら、それを忘れて、押して無茶させやがって。いい加減頭に来たから、ちょっと仕返ししてやったんだ。レナードさんから一本取れて大分すっきりはしたけど、でも、俺はまだ許しちゃいない。だって、誰も俺に謝ってない。レイチェル達はちゃんと謝ってくれたし、気持ちを分かってもらえるように報復もした。だから、俺に無茶させたとしてもちゃんと謝ってくれたら……それで終わりにするつもりだったんだ。そのためのチャンスだって、ちゃんと上げたのに、それでも謝ってくれなかった」


 話を聞くうち、クロエの目がつり上がっていく。子供に死ぬよりも辛いかもしれない無茶をさせておいて、それを知っていて、それでも頑張って乗り越えて帰ってきた子供に対して大人が謝りもしないなどあってはならない。少なくともクロエの中では許せないことだ。

 何より、騙された上に辛い目にあって、それでも謝ったなら許そうという度量を見せた子に対して、未だ謝罪がないなど。そのチャンスを与えられたのに、生かせなかったなど。人の風上にも置けない。親として失格だ。カイルが挙げた中でテッドだけは一人ものだが、それ以外は皆家族があり子供もいる。それなのに、子供であるカイルの気持ちを考えなかったというのか。親としての気持ちが分からなかったというのか。


「だからさ、こういうことはしたくなかったけど、クロエおばさんにも、クロエおばさん達にも協力してほしいんだ」

「なにを、してほしいんだい?」

 クロエは極力怒りを抑え、爆発しそうな胸の内をどうにかこらえる。本当に爆発して、怒っていいのはカイルなのだから。そのカイルの頼みなら、出来る限りかなえてやりたいと思った。

「今回の経緯について、広めてほしい。別に何かしてくれってわけじゃない。聞いた誰かが、自分の意志と責任で行動するなら別だけど、俺としては知ってもらうだけでいいんだ」

「でも、それじゃ、あんたも辛いんじゃ……」


「望まぬとはいえ、人の上に立つ人間を貶めようとしてるんだ。身を切る覚悟くらいしてきてる、代わりに絶対謝罪させる。いくら強かろうが偉かろうが、人としてなすべきことをしない人間は人に白い目で見られるってことを教えてやる。そうすりゃ体裁も面子もないだろ? 信用や信頼を取り戻したけりゃ謝るしかない。俺を本気で怒らせたんだ、ちゃんと謝ってくるまでは許さない」

 カイルの怒りの大きさを知り、同時にそれまであった無理や我慢を辞めたことも知ったクロエ。厨房係の中には引く者もいたが、クロエは頼もしく思っていた。こんなふうに怒ることができるなら、カイルはもう大丈夫だと。大人達の思惑によって潰されることなどないのだと確信できたから。


「そりゃそうだ。その覚悟があるなら何も言わないさ。経緯ってのは、あんたがトラウマを知られてからここに帰ってくるまでのことかい?」

「ん、大体そんなとこ。俺は話せなかったんだけどさ、その、俺のトラウマの原因になったことって、結構大ごとで……俺やこの前の王都の孤児達のことがあって国内を調査してたバースおじさんとかテッドさんの耳には入ってたみたいなんだ。で、たぶん集めた情報から、それに俺が関わってたって推測したんだと思う」

 国王や宰相の耳に入るような大事。そうなれば、それは流れ者や孤児の些細なごたごたなどではない。もっと重くて深い、人々の心に深く残るような出来事だと想像がついた。そして、そんな出来事であればこそ、カイルの負った傷もまた深く大きかったのであろうことも。


「何が……あったんだい?」

 気遣うように、カイルの隣に腰かけて背中をさすってくれるクロエに、カイルは十歳の時にカルトーラの町で経験したこと。クロとの出会いや町の人達との付き合い、その中で学んだこと。そして……偶然と勘違いと恐怖、何より偏見から起きてしまった処刑騒ぎ。その結果による相棒の死と記憶の喪失、最近になっての記憶の復活と同時に現れた症状なども含めて話した。

 あまりといえばあまりの内容に、クロエを含め厨房係は誰もが唖然とも呆然ともした顔をしていた。まさかそんな過去があったなんて、それほどのトラウマを抱えていたなんて思わなかった。火を怖がる背景が、まさか焼き殺されそうになったことからなどと誰が想像できるだろう。


「…………そうかい。それでも、そこまでされてもあんたは……。本当に、広めるだけでいいのかい? 広めても、いいのかい?」

「ん。町の人達も言ってたんだ。自分達と同じ過ちは、二度と起こしてはならないって。広まった結果自分達がどんなそしりを受けることになったとしても、当然の報いだって。罪の重さに耐えかねてとはいえ、自分達は後世に誇れるだろう偉業の先陣を切ったのだとそう思って生きていくって」

「……もう、火は怖くないのかい?」

「……怖いよ、でも、どんな力でもそういうもんだと思うから。魔法は便利だけど、使い道を誤ると恐ろしい凶器になる。それと、同じことだ。火は恐ろしいけど、たくさん助けてもくれた。どんなものもとらえ方と使い方次第だって、実感できたから。だから、怖くても使えるし、火を見てももう震えたりしない。どんなに辛い過去でも、傷でも、今の俺を作ってくれた一部だから。そん時に感じたことや経験したことを無駄にはしたくないからな」


「……そうかい。よしっ、任しときな。奥様同盟の力ってやつを見せてやるよ。あたし個人としても色々と思うところがあるしね。他にも声かけてるのかい?」

「ん、エリザ様と、中央区のハンターと魔法ギルドのマスター、後はドワーフと商店通りあたりかな」

「あっはっは。やるじゃないか、なかなかいいつてを持ってるね。見ておきな、次にあんたがここに来る時には、きっと謝らせてやるさ」

「そうなりゃいいな。俺としても、いつまでも引きずっていたくない。ああ、それと、もう一つ頼みがあったんだ……」

 カイルはもう一つの頼みをクロエに伝えると、厨房を裏口から出てそっと王宮を後にした。これから三日間、大人としての、人としての対応ができなかった彼らがさらされるだろう苦難を思うと、少し申し訳なくなると同時にしてやったりといった感情も浮かんでくる。顔を合わせた直後の一度ならず、別れ際の二度目チャンスを与えた。三度目はないことを知っておくべきだ。

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