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レスティア物語  作者: マリア
第二章 王都センスティア
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クロの墓参り

カイル→レイチェル→カイルサイド

 カイルの熱が下がり始めたのはその日の夕方になってから。そして、目を覚ましたのは次の日の朝だった。追悼祭の日、それまでの五年間続いていた主の遠吠えは聞こえてくることはなかった。町はそのことにより半数は恐怖にかられ、半数は諦めと贖罪の気持ちで来るべき時が来たのかと覚悟していた。


 町を逃げ出そうかと考える者もいたが、周囲全てが主のテリトリーであったため、町から出ることはむしろ的になることではないかと誰もがおびえて夜を過ごすことになった。疫病が流行った時以外に感じることがない、死への恐怖を感じながら朝を迎えたのだ。

 レイチェル達も交代で寝起きしながらカイルの看病を続けた。熱が下がったことで、体にあざが浮かぶこともなくなり、アミルも休息を取ることができるようになっていた。




 カイルは朝の光を感じて目を覚ました後、体を起こすことなく天井を見ていた。初めに感じたのは、なぜ自分がここにいるのかということ。確か自分はレイチェル達の思惑通り、半ば騙されるような形でカルトーラの町に来たはずだった。

 そして、何度も倒れそうになりながら広場へと向かった。そして……そして…………。そこに考えが至った途端、どっと冷や汗が浮かんでくる。胸の奥が痛んで、激しい頭痛に視界が歪む。息を吸っても吸っても苦しくてさまよわせた腕に触れた、よく知る感触を思わず腕の中に抱きしめる。


 眠るカイルに寄り添うために小さくなっているのだろう体には痛みを感じるくらい強く抱きしめているのに、文句も言わずに気遣わし気な視線を向けてくるクロ。

 カイルはあの広場でもう一度あの日を体験することで、記憶がよみがえった後もずっと忘れていた、封印しようとしていた思いに、許されない罪に気付いてしまった。そして、なぜこれほどまでに強いトラウマとして自身の中に残ってしまったのかを知った。


 カイルはあの日、クロを逃がそうとしながら、クロの生存を願いながら同時にクロの死を願ってしまった。一人で死にたくないという、あまりにも自分勝手な思いに、大切な相棒を巻き込んだ。クロは最期までカイルを助けようとしてくれたのに。自分が死ぬことを悟っても、カイルに生きろと言ってくれたのに。カイルは、クロの死を……望んだのだ。


 クロは頭がよかった。クロはいつだってカイルの望みに気付いてくれた、いつだってそれに応えてくれた。だから、あの場面でも……死ぬ可能性の方が高いと分かっていたあの場面でも、命を懸けて応えてくれた。

「俺のせいだ……俺のせいで、クロは…………」

『カイル……』


 小さな、クロにしか聞こえない声でつぶやくカイルに、クロが声をかけてくる。この町の人達はカイルとクロに対して許されない罪を犯したかもしれない。でも、カイルもまたクロに対して申し訳が立たない。

 クロの首元に顔をうずめていても、自身のベッドの周りにレイチェル達がいることは気配で分かった。でも、今はレイチェル達の顔でさえ見たくない。見ればきっと八つ当たりをする、ひどい言葉で罵ってしまうかもしれない。


 思い出したくなどなかった、知りたくなどなかった。クロとの思い出を、綺麗なままで終わらせていたかったのに。こんなことではいけないと、心のどこかが叫ぶ。それでは駄目だと頭の片隅で思う。でも、張り裂けそうな胸の痛みが何もかもから背を向けて逃げ出してしまいたいと強くカイルを誘惑する。

 なぜ、もう少しでいいから待ってくれなかったのだろう。せめて、せめてもう少し、ほんの少しでも傷を癒すことができていれば。ちゃんと覚悟をして臨むことができていれば……。カイルはレイチェル達が思っているほど強くなんてない。


 何度も闇の誘惑に負けそうになった。自分でもおぞましいと思える考えに囚われたこともあった。それでも、それでもどうにか切り抜けてきた。立ち直ってきた。ずっと一人で、自分なりにやり直してきたのだ。それなのにっ!

 カイルは喉元まで上がってきた言葉を、今持てる最大の自制心を使って押しとどめる。一度口にしてしまえば止まらない。たとえどんな無様をさらしたとしても、そんな醜態をさらすことだけはできない。それが今のカイルに出来る、精一杯の意地だ。


 クロの体に触れ、クロの匂いで少し心を落ち着けたカイルは、ふと思う。そういえばクロの……子犬のクロの墓はどうなったのだろう。カイルはクロの死を見届けたが、クロがそれからどうなったのかは見ていない。

 主は代々寝床かその近くに死した一族の墓を作る習性がある。子犬のクロもそこに眠っているのだろうか。謝ることなんてできない。謝って許されることではない。それでも、もう一度クロに会いに行かなければならない。そんな気が、する。


「カイル君、体調はどうか……」

「悪い、今は……みんなと話したくない」

 心配そうな声で言ってくるヒルダに、顔も見ずに答える。息を飲む音が聞こえてくるが、それでさえ鬱陶しく感じてしまう。申し訳ない気持ちと同時に、なぜこんなことで驚くのか、自分達が何をしたか理解しているのか? という、腹立たしさも浮かんでくる。


 カイルは無言で起き上がると身支度を整える。靴を履き、防具を付けて剣を帯び、それから部屋を出るために歩き始める。レイチェル達には一瞥もくれない。

 カイルが部屋の扉を開けたことで、ようやくレイチェルから声がかかる。

「カイル? どこへ……」

「みんなには関係ない……付いてこないでくれ。顔も、見たくない気分なんだ」


 カイルは仲間達に対する申し訳なさを断ち切る様に、後ろ手で扉を閉めた。そして、この町に来て初めて顔を上げて歩き始める。あれほど鮮やかに脳裏によみがえってきた記憶は、今見えている町の光景と同じく色あせて見える。

 あちこちでカイルやクロを見て口元を押さえたり、物を落としたりする人々がいる。あれほど怖いと思っていた視線も、今はただただ鬱陶しい。いい加減嫌になってきたカイルは、適当な路地に入る。光の入らない建物の影に入ったところで、壁にもたれて、無言で付いてきてくれたクロを見る。


「クロ、町の外に出られないか? あいつの……主の子のクロの墓を探したいんだ」

『よいのか? おそらく、辛いぞ?』

「でも、行かなきゃいけない気がする。行かないと、たぶん、俺、駄目になる。経験があるんだ。あれだけはっきり見えてたのに、精霊達も霞んで見える。このままだと俺、最低な人間になる。今でも、俺のために行動してくれて、心配してくれたみんなにあんな言い方しかできない」


『……よかろう。だが、覚えておくがよい。我はいつでも、そして最後まで主と共におる』

「分かってる。ありがとう、クロ」

 クロの足元から生まれた影がカイルを包み込み、闇の中に沈む。完全に沈んでしまう前、仲間達の呼ぶ声が聞こえた気がした。




 レイチェルは目を覚ましたばかりのカイルが取り乱さないところを見て、少しだけ安堵する。しかし、いつもなら目が覚めればすぐに動き出すのに、天井を見つめたまま動かないところを見て不安に駆られた。

 声をかけようとしたが、突然冷や汗が吹き出し苦痛の表情を浮かべるのを見て言葉を飲み込んでしまう。手をさまよわせ、触れたとたんにクロを抱きしめて顔をうずめてしまう。クロの体に腕が食い込むほど強く。


 何も言えずにその様子を見ていたが、手の震えがおさまったところでヒルダが声をかけようとした。どこか調子が悪いところはないかと。しかし、全てを言い切る前に、カイルがその先の言葉を断ち切ってしまう。

 今まで聞いたことがないくらい冷たく、固い声で。何の感情もこもっていない無機質な声で。思わず息を飲んで黙り込む面々だったが、カイルが奥歯をかみしめる音を聞き改めて自分達の行動を思い返す。


 自分なりに頑張っていたカイルに、無理強いをしたレイチェル達。どれほど怒りを覚えているだろうか。それなのに、レイチェル達を罵り、怒鳴りつけたりはしない。

 奥歯を噛みしめるほどの怒りを感じているのに、噛み締めて溢れ出しそうな言葉もまた飲み込んでいるのだろう。


 カイルは黙々と身支度を整える。けれど、その間も一度もレイチェル達を見てくれない。あれだけ真っ直ぐ人を見てくるカイルが、一度として顔を向けてこない。

 そのまま部屋を出て行こうとしたため、思わず声をかけたのだが、返ってきたのは強い拒絶の言葉。己の中に一切踏み込ませない、付いてくることを許さない言葉。

 顔も見たくないと言われ、レイチェルは切り裂かれるような胸の痛みに涙が浮かんできた。


「……嫌われちゃったかしらね。無理もないわ」

「なぜ、なぜそんなに落ち着いていられる! カイルに、カイルにあんなことを言われて、なぜ!」

 頬に手を当てて、あまり傷ついた様子もないヒルダにレイチェルが噛み付く。


「レイチェル、カイルは今はって言った。気分だって言った」

「それが何だと……」

「カイルの気持ちや態度が今だけの、今の気分だけのものということですわ」

 誰だって虫の居所が悪い時はある。喧嘩をしたりして、相手の顔さえ見たくないと思うことも。

 けれどそうした苛立ちをぶつけたり、態度を示したりしても、落ち着けば、仲直りすれば元通りの関係に戻れる可能性があるということだ。


 何より、そうしたことは相手を信頼していないとできない。相手なら、そうされても本当に見放されることはないと信じているから。

 レイチェル達との縁を切るつもりならあんな風に答えることはしない。自身の怒りや言葉を飲み込んだりしない。

 言葉に感情がこもっていないのは、そうしなければ感情の奔流を抑えられないからだ。それで、どうして縁が切れたと言えるだろうか。


「どっか行きたいとこでもあるのかな?」

「歩きながら考えたいだけかもしれんが……」

 この町に住んでいたことのあるカイルなら、どこか思い出の場所があるのなもしれない。それに、キリルは自身の感情や考えをまとめたい時に町をうろつくこともある。


「でも、大丈夫ですの? 昨日町の方々の視線をあれほど怖がっておりましたのに」

 アミルの言葉に、全員が視線を合わせる。たとえ町の人達がカイルに気を利かせてくれたとしても、昨日のフランのようについ、ということもある。

 昨日の一件でささくれだっているところに、また何かあれば、今度こそカイルは自分達を、あるいは人そのものを拒絶してしまうのではないか。


 同時に同じ考えに至ったレイチェル達は、慌てて部屋を出てカイルを追いかける。カイルの拒絶に足が止まり、また誰かが行くのではとみんな部屋に止まってしまっていた。

 宿から二手に分かれ、走るレイチェルは、前方にクロを連れたカイルを見つけた。昨日何度もあったように路地裏に入っていく。


 やはり気分が悪くなったのか。心配したレイチェルが、路地の入り口から奥を覗きこんだ時、カイルは影の中に飲み込まれていくところだった。夢中で名前を呼んで手を伸ばすが、何も掴むことなく宙を切りカイルは影の中に飲み込まれていた。

 レイチェルの目にそれはカイルが闇の底に引きずり込まれたように見えた。クロの魔法であると頭では分かっていても、カイルが自身の手の届かない闇に落ちてしまったように感じて、その場に座りこんだまま身動きが取れなくなってしまった。




 カイルは草原の中にある潅木の影からクロとともに飛び出す。影を伝っての移動は走るよりは早いが気持ちのいいものではない。

 辺りを見回して今いる場所を確認すると、カイルはまず主の寝床を目指すことにする。おぼろげな記憶だが、おおよその方角は分かる。


 クロの背にまたがり、体をクロの背中にくっつけるように低くする。こうすることでクロも走りやすくなるし、落下しにくい。

 背中から指示を出して、草原を駆け抜ける。途中で出会った走狗や犬の群れは慌てたように逃げ出す。さすがにクロの正体に気付いたらしい。


 魔獣にはありえないほどの速さを出しながら、周囲に影響を与えない滑らかな走り方を見ればそうなるだろう。カイルは風の生活魔法で、体に当たる風圧を軽減しているため振り落とされることもない。クロ自身も影を使ってカイルの体を固定してくれている。


 十分もかからないうちに、主の寝床に着いた。突然の闖入者であるはずのカイルとクロだったが、主である走狗は落ち着いた態度で出迎えてくれた。あの時と同じ、全てを分かっているかのような顔でカイルを先導してくれる。

 黙ってついて行った先にあったのは、主達の墓場、その中の一つの前で主が腰を下ろしていた。


「ここが……クロの…………」

 少し盛り上がった地面に丸い石を置いてあるだけの墓。それでも確かに、ここにクロが眠っているのだろう。カイルはクロの墓の前で膝を立てて座り込む。クロもまたカイルの背を支えるように、包み込むようにして体を伏せた。


「……クロ、俺……お前の事、忘れてしまってたんだ。この歳になるまでずっと、クロの事……思い出すこともなかった」

 あれほどたくさんの思い出をくれたのに。孤児達を救う道標を見つけてくれたのに、命を……救ってもらったのに。それなのに、カイルはクロのことを忘れて、自分の罪を忘れて生きてきた。


「お前は、俺を助けてくれたのに……俺は、そのことさえ忘れてた」

 二度と返事の帰ってこない墓に語り続ける。父や母にもこうして語っていた気がする。でも、それはこんなふうに胸の詰まるものであっても、胸が痛むものであっても、こんなに苦しいものではなかった。


「俺、さ……俺とお前が見つけたやり方で、あの後も同じような孤児達を表通りで暮らせるように頑張ってきた。お前に言われた通り、覚えてなくても生き抜いてきた。お前が願ったように、俺達の約束を引き継いでくれる相棒にも出会えたんだ……」

 カイルはクロを撫でながら、泣きそうになるのをこらえる。クロの墓の前で泣く資格なんてない。クロはカイルのせいで死んだのだから。カイルにそれを悲しむ権利などないのだ。


「全部、お前があの時俺を助けてくれたから……できたことだ。俺は……俺は、諦めてしまったのに。あの時、俺は生きることを諦めた。死にたくないって思いながら、死を受け入れてた。お前は諦めてなんかなかったのに、俺は……俺はお前と一緒に死ぬことを願ったんだ!」

 クロは最後まで死に抗った。自身のためではなく、カイルのために。逃げられたのに逃げず、最後までカイルと一緒にいてくれた。カイルがそれを願ってしまったから、口に出さなくても望んでしまったから。だから、きっとクロは死んだ。


「俺の……俺のせいで、俺のせいでお前を殺してしまった……」

 カイルの言葉にクロが反論しようとする前に、主が動いた。爪が生えているのとは逆の前足の甲で座り込んでいたカイルを弾き飛ばす。

 カイルは横殴りの衝撃に数m飛ばされ、地面を転がってから体を起こし、主を見る。主は牙をむき、威嚇するように低いうなり声をあげながらカイルを睨み付けていた。クロが間に入るが、カイルは恐怖など感じなかった。それ以上に主から伝わってきた意思に衝撃を受けていた。


 主は怒っていた。カイルの言葉に、カイルの心に。カイルが言ったことは主の子の、クロの誇りと生き方を汚すものだと叫んでいた。そんなことを思わせるために助けたわけではない、命をかけたわけではないのだと。

「だ、けど。あの時俺が、クロと一緒にいることを望まなければ……」


 カイルを殴った前足が地面をかく。カイルが願ったから、それだけで主の子がカイルと共にいることを選択したと思っているのか、と。主の子もまた、自らの意思で残ることを決めたのだと、そう伝えたはずだと。

「あ…………」


 そうだ。クロもまた、カイルと同じように死ぬ瞬間まで一緒にいることを、自分で選択したのだ。カイルが死を受け入れ、クロと共に死ぬことを願ったからではない。クロもまた、カイルと同じ気持ちだったのだ。

 助けを呼びながら、死を感じながら、生を願いながら、それでも死ぬならカイルと共に、と。カイルが生死の境を彷徨っていた時、主の子もまた死の淵にいた。あの怪我では、いくら生命力の高い主の子といえど、魔獣といえどカイルが目を覚ますまで持つはずもない。


 それでも、生き抜いたのはなぜだろう。カイルとまだ一緒にいたかったということもあるだろう。けれど、それ以上にカイルに伝えたいことがあったからではないのか。気力だけで、魂をすり減らすようにして命を繋いだのは、カイルに最後に伝えたいことがあったからではないのか。


 逆の立場だったらどうだろうと、カイルは考える。もし、あの時クロがカイルの指示通り逃げて助かり、その後で救出されたとしても自身が死の淵にいたとするならば。それでもカイルはクロと共に死ぬことを願っただろうか。望んだだろうか。


 きっと、違う。死ぬことが分かったなら、せめてクロには生きていてほしいと願う。自分に様々な思いを託して、願って死んでいった家族や子供達のように。自分の思いを、願いを受け継いで生きて、生きて、生き抜いてほしいと願う。死が避けられないなら、それをちゃんと伝えてから死にたいと考えるだろう。


 カイルはクロの墓に顔を向ける。

「そうか……お前は、俺に命を繋ぐために……頑張ったのか。あんな怪我で、俺が目覚めるまで生き抜いたのか……ちゃんと、俺に託したから……俺が、受け継いでくれると信じてくれたから……安心して眠れたのか?」

 主の顔が穏やかになり、再び腰を下ろす。カイルもクロの墓の前に戻ってくると、丸い石を撫でる。かつてそうして撫でていたように。


「俺、そんなことにも……気付けなかったんだな。バカだよな、大人ぶってみても……ガキだったんだな。安心して……眠ってくれ。今度こそ、約束は守るから。お前の名前を受け継いでくれた相棒と一緒に、頑張るから……冥界にいるお前の元に届くくらい名を上げる。お前にもらったこの命、大切にするよ。生き抜いてみせる、どんな敵にも立ち向かえる勇気を……お前にもらったから」


 最期まで生き抜こうとしたクロの姿勢が、今のカイルの根底にある。だからカイルも最後まで足掻くことを辞めない。どんな敵にでも立ち向かっていく。そんな勇気を、小さな体で戦い抜いた相棒にもらったから。

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