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序章〜哀愁〜

序章〜哀愁〜



「私が世界を捨てたんじゃない・・・世界が私を捨てたのよ・・・」


少女は道を見失っていた。完全に・・・。暗き闇はどこまでも続く。一歩、足を踏み出したところで目が覚めた。頬には涙が伝っていた。もう一度寝ようかと目を瞑る。しかし、母に早く起きろと急かされた。毎日の光景。傍から見れば、微笑ましいとか言う人もいるかもしれない。しかし、少女にとって毎日とは退屈の繰り返しであり、それ以上、それ以下でもない。ただ、ひたすらに退屈なのだ。いつものように通学路を通り、登校し、いつものように教室に入り席に座る。「おはよう。」などと声をかけてくれる友達は誰もいない。時々、言ってくれる人もいるが、それは気が向いたから言っている、ただ、それだけの事。しかし、これも少女にとってはいつもの・・・退屈な光景なのだ・・・。


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