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反省会はお済みでしょうか?

「申し訳ありません、兄上。私の見通しが甘かった」

 ジルベールが兄の自室で頭を下げていた。私的な場で使用人は皆下げた。兄弟二人きりである。

「いや、お前にだけ負担をかけた。すまない。こちらも情報不足だった」

 第一王子クロヴィスが苦虫を噛み潰した顔で嘆息した。

 これまで、国内重視で臣下とばかり婚姻していたフォートリエ王家は今代で初めて他国と縁づくことにした。長姉を隣国に嫁がせ、クロヴィスには北の小国から側室の子供だが魔力が高めの姫との婚姻だ。外交に力を入れようとした矢先に聖女候補が現れて、フォートリエ王家は選択を迫られた。

 聖女を他家には渡せない。しかし、ちょうど釣り合う相手はジルベールしかいないのだ。


 代々、宰相を務めてきたアルシェ家か、それとも稀代の聖女か。


 アルシェ家は20年ほど前に公爵の実兄が病死したのを皮切りにわずか数年で次々に不幸に見舞われた。

 火事に食中毒、馬車の横転事故に船旅で遭難など、まるで呪われているかのような不運が続き、主な分家筋が絶えてしまった。辛うじて、本家は無事であったが親族の不幸に気落ちした夫人は寝たきりで領地で療養生活だ。

 あまりの災厄続きにもしや他国からの謀略か、はたまた呪詛かと神殿や魔術師団にも要請がでて調査が入ったが、原因は不明。本当にただの不運だったとしか言いようがない。

 アルシェ家当主は宰相職を辞して、他国へ移住するつもりだった。不幸な思い出ばかりとなったウェルボーン王国でレティシアを育てるよりも、祖母の出身地であるダールベルク帝国の方が夫人の身体にもよかろうと判断したのだ。帝国の親族の領地は気候も良い観光地として有名なところで、アルシェ公爵はこれまでの財産を元に商会を起こすつもりでいた。

 しかし、ジルベールの婿入り話がでて、公爵はこの国に留まることにした。


 そのアルシェ家よりも、聖女の方が王家の利になると判断したのに、まさか旗幟替えの先が泥舟だったなんて、一体誰が思うものか。


 アルシェ家を引きとめた王家から婚約解消するわけにはいかなかった。流行りの断罪劇を利用してレティシアの非を咎めると難癖つけて婚約破棄を狙ったのに結果は散々だ。

 女王である母には反対されていたから、女王が他国へ弔問にでている隙を狙ったのだが、帰国次第兄弟揃って往復ビンタのお仕置きを受けた。子供の頃以来で、父も監督不行き届きで連帯責任だと同じ目に遭っていたのが気の毒だった。

 父は貴族では珍しく恋愛結婚で母には激弱だ。あくまで女王の支え役に徹して表舞台に立つ気はないのだから、王位継承者に対する抑止力は弱い。

 治療に治癒術は禁じられ、ようやく人前に出られる顔になっての兄弟談義であった。

 聖女候補に関しては神殿に任せられていた。神殿がフェリシーの魔力の不安定さの改善に魔術師団を頼り、その結果は女王に報告されていたが、クロヴィスにまでは知らされていなかった。

 神官長はフェリシーから伝えた方がよいと、レナルドには何も教えていなかったから、ジルベールにも情報が回ることはなかった。

 クロヴィスには王太子として独自の情報網や諜報機関があるが、やはり女王には及ばない。ジルベールに至っては言わずもがなである。

「義姉上はレティがお気に入りでしたが・・・」

「・・・頼むから聞かないでくれ」

 案ずる弟にクロヴィスは死んだ魚のような目を向ける。

 妻のマリアーナは頼る者のいない他国に嫁いできて、将来の義姉妹になるレティシアと仲よくなった。それが今回の件でご破算だ。恨まれるのは当然で、結婚以来最大の夫婦の危機だったりする。

「レティシア嬢から手紙がきたそうだな」

「ええ、お母上の療養に付き添ってダールベルク帝国に行くそうです」

 レティシアとの婚約は破棄ではなく、双方の話し合いの末の解消と体裁が整えられた。

 レティシアが大事にしてほしくないと望んだからだ。フェリシーが現れてからのジルベールとの距離を感じていたレティシアは婚約者に抱いていたのが友情だったこともあって、婚約解消の可能性も考慮していた。まさか、断罪劇を行われるとは予想外だったが、壮行会の茶番劇で完全に友情も吹っ切れた。

 次の相手を探すのに断罪劇での婚約破棄なんて醜聞に晒されるのはうんざりだと、はっきりと言われてしまっていた。

 今回の件でアルシェ公爵は多額の慰謝料と公爵家への不干渉を王家からもぎ取り、当初の予定通り帝国への移住を叶えるつもりだ。女王が国の中枢機関を司り己の右腕とも言える宰相の願いを了承したのは、アルシェ公爵の王家への忠誠がジルベールの愚行のせいで見事に摩滅してしまったと嫌でも理解せざるを得なかったからだ。

 公爵はすぐにではないが、宰相職の辞意を表明しており、後継者に引き継ぎを終え次第、療養の名目で先に帝国へ赴いていた妻子と合流するのだ。レティシアは帝国貴族と縁づかせる予定で帝国の親族と連絡を取り合って社交界デビューの計画を練っていた。


『長年の友情がこのような形で終わるのは残念だけれどーー』

 そう綴られた手紙を思い浮かべて、ジルベールはほろ苦い思いを噛み締めた。


 レティシアとの間には確かに友情があった。しかし、ジルベールの心情では、恋情を抱かないようにしていた、と言った方が正しい。

 彼女と出会った頃にはすでに兄に尽くすことを決めていたのだ。第二王子という地位は国のため、王家のためとなれば、例え愛おしい相手でも敵に回さなければならないのだから、特別な相手を思うことはできない。

 ジルベールは王族としての義務をよく理解していたから、聖女を王族に取り込む案を兄に示唆された時も、より利になるならばとアルシェ家を切り捨てる方針に従った。

 レティシアよりフェリシーを気に入ったわけではない。政治的判断だ。だが、それが情報不足の上の読み違いだったとは、未熟さの限りで情けない事この上ない。

 

「次の宰相にはオベール家のエリク殿が候補に上がっている」

「大丈夫でしょうか。エリク殿は、その、少しばかり杓子定規というか、融通が利かないというか・・・」

「だが、人格には問題ないし、何より伯母上の推薦が凄い」

「あー、それは・・・」

 父は押し切られるし、母も断りづらいだろうから、確定する可能性は高いな、と兄弟は頷き合った。


 オベール公爵家は母の姉の嫁ぎ先で、エリクは彼らの従兄弟だ。

 法律関係に強いオベール家は法務部勤めが多く、弁護士も何人も輩出している清廉潔白な家柄だった。清濁併せ呑む宰相職にはいささか心許ないが、跡を継ぐはずだったジルベールの失態を思えば伯母の申し出を無下にはできない。

 女王は5人姉妹の末妹だ。先代が男児を諦めきれずに姉たちの嫁ぎ先を次々に決めてしまったため、末っ子が跡継ぎになった。

 長女だけは男嫌いで婚姻を拒んで地方の土着信仰の女神教に出家してしまった。今では巫女職を務め、迷える女性たちの味方だと女性専用のホームを運営している。

 離縁や死別で生活に困窮している女性や暴力夫に怯える妻子の保護に力を入れているのだ。もし、神殿がフェリシーを完全に見放していたら、彼女の後ろ盾を申し出ていただろう。

 次女はアルシェ家の分家に嫁ぎ、不運に巻き込まれて夫や子供と共に亡くなり、三女は港町を有する貴族との婚姻で交易に目覚め、騎士団勤めの夫に代わって領地運営に取り組んでいた。

 四女がオベール家に嫁いだ問題の伯母で、三人の男児に恵まれた。エリクは末子で爵位だけ子爵位を譲り受けて王城勤務だ。

 宰相となれば公・侯爵家の家格が必要で、繰り上げられるのは必然だ。息子の出世を望んでいるのだろう。

「アルシェ公爵の許諾があれば、エリク殿に打診する予定だ。数年は宰相補佐として学んでもらうことになる。実務に関われば、少しは丸くなるのではないかと期待しているのだが・・・」

「ならば、魔術師団の研究開発部門に放り込んでやるのがいいと思います。あそこの研究欲に侵されたら、一般常識が吹っ飛びますよ」

「いや、吹っ飛んじゃマズいだろ⁉︎」

 兄のツッコミに弟は虚ろな笑みを向けた。

 断罪劇でのあっけらかんとしたジェスターの様子から、研究開発部門は魔術バカの非常識集団の噂が密かに出回っているのだ。


「レティシア嬢たちはいつ出発予定なのだ? もう会えなくなるかもしれないぞ。最後に会っておくか?」

「謝罪は手紙で伝えました。合わせる顔がありませんし、義姉上にも殴られそうですからやめておきます」

「そうか・・・」

 クロヴィスは静かに目を伏せた。

 ジルベールは断罪劇からレティシアには会っていなかった。婚約解消の話し合いは親同士で行われ、当人には決定事項として伝えられた。

 ジルベールはクロヴィスに子供が生まれるまでは王位継承権を保持する。もし、兄が子宝に恵まれなかったら、彼の子供を養子として王家に差し出さねばならない。もしもの場合の保険で、跡取りが生まれたら王位継承権は揉め事の種にならないように返上の予定だ。

 臣籍降下は変更ないが、爵位はアルシェ家を慮って伯爵家と通常より下の家格だ。王領地から税制の安定している小領地を譲られたが、当分は社交界には顔をだせないだろう。しばらくは領地経営に専念するしかない。おそらく、女王は安定した収入から立て替えたアルシェ公爵家への慰謝料のとりたてを計算しているに違いなかった。

 卒業前の学生の身分だからこそ、これだけの処分で済んだ。当初の計画通り卒業パーティーで事を起こしていたら、平民落ちもあり得た。格下げを黙っていたフェリシーだが、壮行会でと言いだしてくれた事には感謝だ。

 正直に話してくれたらと恨む気持ちがないわけではないが、思えば彼女とは運命共同体だった。お互いに相手を利用して最大の己が利を得ようとしていたのだから、今回の結末はお互い様だろう。

 辺境の神殿預かりになるフェリシーと会う機会はもうないだろうが、不幸になればいい、などとは思わない。まあ、元気でいて欲しいと思う。

 ジルベールはほとぼりが冷めたら、王家の利になる相手ーー断罪劇の影響次第では、他国の貴族になるかもしれないーーと婚姻になるだろう。

 

 駒として生きる決意を固めている以上、仕方のないことだと第二王子は覚悟していた。


「あら、悪巧みの反省会はお済みかしら?」

「義姉上・・・」

 ジルベールは廊下で出会った義姉から揶揄いを含んだ問いかけをぶつけられて、つい情けない顔になった。それを遠慮なくマリアーナに笑われる。

「まあまあ、反省は十分なようね。これに懲りたら、お兄ちゃんっ子は卒業なさいな」

「お兄ちゃんっ子って・・・」

「ふふふ、言いなりになるばかりが忠義の道ではなくてよ? 時には、不興覚悟でも諌めなければならないこともあるの。臣下ならば、主を止める覚悟もいるわ。貴方はまだ身内意識で甘えがあるの。だから、あんな悪巧みにのせられたのよ」

 マリアーナは扇で口元を隠して、ほほほと優雅に笑う。

 マリアーナはレティシアがお気に入りだったから、婚約解消するにしてももっと他に手段があっただろうとクロヴィスに批判的だ。手足となった実行犯のジルベールにも手厳しい。

 ジルベールは顔に縦線貼りつけてどんよりと沈んだ。

 これから、女王とも話し合いがあり、母親として詰られるのが確定しているのに、前哨戦で早くも心がバキバキに折られそうである。

「まあ、あたくしからあれこれ言われてもお嫌でしょうから、これでやめておくわ。クロヴィス様はお部屋にいらっしゃるわね?」

「・・・はい。あの、義姉上、どうかお手柔らかに」

「あらあら。だから、お兄ちゃんっ子だと言うのよ」

 マリアーナは躊躇いがちに申し出たジルベールに『困った子だこと』と言いたげだ。


 兄弟仲がよいのはいいのだが、臣下になるからにはジルベールにはもっとクロヴィスとは別視点を持ってもらいたかった。宰相家の婿入りだって、もしもの場合はクロヴィスを諌められるようにとの思惑があったのだから。


 マリアーナはぱちりと扇を閉じて、背後に控えた一人の侍女を手招きした。

「紹介しておくわ。王宮の接客係から、あたくしの侍女に抜擢したコレット・ベローよ。子爵令嬢なのだけれど、病気の妹のためにお勤めしているの。健気でしょう?」

 深く礼をする侍女は眼鏡で顔がよく見えなかったが、ジルベールは気にしなかった。彼が臣籍降下で王城を去る日も近い。早々、顔を合わせる機会もないだろう。

「それは大変だな。よく勤めれば、義姉上はちゃんと報いてくれる。励むといい」

 鷹揚に励ましてジルベールはマリアーナと別れた。その後ろ姿を見送ってマリアーナは首を傾げた。

 ジルベールには不審なところは何一つなかった。コレットの名と事情にも興味なしだ。

「どうやら、シロかしら。やっぱりクロヴィス様の独断なのね」

 コレットは聖女候補のデビュタントで身支度を手伝った一人だ。そして、聖女候補の装飾品をブロンデル伯爵家の荷に紛らせた人物でもある。

 王族からの指示に従った彼女は病気の妹の治療費にと報酬を得ていた。

 断罪劇の詳細を知ったマリアーナは聖女候補に関わる一連の出来事を改めて調査し、コレットが給金以上の治療を妹に施しているのに気づいた。問い質してみれば、彼女は報酬と妹に危害を加えると脅されて事を起こしていた。

 クロヴィスが裏から手を回したのはわかっていたが、ジルベールも承知していたのかは不明だった。コレットとの直接対峙で何か反応を得られるかと思ったが、無反応で義弟は関与せずのようだ。

 マリアーナは閉じた扇を顎に当て、ふうと吐息を漏らした。


 流行りの断罪劇だが、実は婚約破棄後の成功例はあまりない。考えてみれば当然のことだ。

 下位貴族が高位貴族の礼儀作法や教養を身につけるだけでも大変なのに、更に上位の王族に嫁ぐとか無理難題だ。下地がないのに、王妃教育などされても身につくはずがない。

 華やかな恋物語に浮かれていられるのは庶民だけ、貴族なら誰しも現実を弁えている。それでも、断罪劇が廃れないのは発端のボードレールでの成功例が大きすぎるからだ。

 見事に王太子の心を射止めた下位貴族の娘は今ではボードレールで王妃として鮮やかに君臨している。教皇の覚えもめでたく、一男一女と見目麗しい子供たちにも恵まれて幸せの絶頂にいる。


 しかし、それはなるべくしてなった事だった。各国の王位につく者なら、発端の断罪劇の裏側をそれとなく察しているものだ。


 王妃となった娘は実は教皇の隠し子の子供、つまり血のつながった孫なのだ。教皇は身分違いの恋でできた我が子を幸せにできなかった。その埋め合わせで孫を信任厚い下位貴族の養子にし、ゆくゆくは高位貴族に嫁がせるつもりで教育を施していた。

 最初から高位貴族の教育を受けていた娘だからこそ、国母・王妃が務まっているのだ。

 ぽっと出のそこらの下位貴族や平民出が至高の存在になれる訳がないのだが、裏事情に精通していない者は派手な表舞台にだけ気を取られて無謀な試みを企てては失敗していた。

 もちろん、王位継承者のクロヴィスは知っていたからこそ、ボードレールにあやかって色々な裏工作を行っていた。それが、装飾品の紛失騒動や聖女様の側近への名指し事件だ。外堀を埋めてしまえば逆らいようがないだろうと、側近希望のレナルドに何やら吹き込んで仕掛けていたが、強制で忠誠心が得られるはずがない。

 駒となる弟を案じて少しでも助けになるように取り計らったつもりだろうが、クロヴィスは強引に事を運びすぎる。

 クロヴィスは男児を欲しがっていた先代の祖父に可愛がられて帝王教育された結果、少々暴君の兆候があった。女王はそれを案じて第一王子を王太子に定めたものの、未だ王位の譲渡は未定だ。クロヴィスの資質見極め中なのに、今回の件は弟可愛さで暴走気味の謀だった。

 クロヴィスの制止役と期待されていたジルベールはお兄ちゃんっ子で女王の期待から逸れた。女王の期待は今はマリアーナに向けられている。


 マリアーナはやれやれと肩を竦めた。

 縁あって折角嫁いだのだ。夫が何かやらかして王位は孫に譲るなどという事態になっては堪らない。ジルベールには懇願されたが、手加減は無用、甘やかしは夫のためにならない。

 ぶっとい釘刺しをせねば、とマリアーナは足音高く侍女たちを引き連れて伴侶の自室へ向かうのだった。

次で第一部は終了予定です。


注意書き

訂正で数行追加しました。「誰も悪くない」話だとの意見があったので、わかりやすく書き足しました。

作者としては、痛み分けのつもりで書いております。と言うのも、卒業前の温情での処分で軽めなのは三部との対比のつもりなので。

ネタバレは好きではないのであまり詳しくは言いませんが、誰も悪くない話にするつもりなら悪役令嬢は出しません。病死はフェリシーの出した結論とは別の意味の方ですので。

悪役令嬢の話は二部後半にだすつもりです。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 一生懸命に、「誰も悪くなかった」というお話にしているみたいで、気になります。子供の話ですすめていますが、上級貴族の親や親戚がいるのだから、処分ではない幕引きに違和感がありました。こんな…
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