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中学生の憂鬱  作者: 高橋夏生
episode 5 唯side
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唯side


今日もいつもと変わらず部活終わりにひろ君と帰る予定だ。

部活が終わり、先生とひろ君と3人で鍵閉めを終え、昇降口へと歩いていた。その時私は教室に傘を忘れてきてしまったことに気がついた。

「教室に荷物取ってから行くから、門のところで待っててー!」

「りょーかい!」

そのまま私は教室に向かい、傘を取ろうとした。そのとき。

「部活お疲れさん。」

背後から聞き慣れた声がかかった。

「なんだー!たか君かぁ!驚いたよー?いきなり声かけないでね!ひっつきしちゃうから!」

隆貴がドアのところに立っていた。

「どうしたの?こんな時間に。もうとっくに部活終わったんじゃないの!?」

「え。ま、まぁ終わったけど、部長はいろいろ忙しいんだよ!」

「あー。部長は大変だよねー。私も部長だからわかるけどさ。」


会話が途切れた時、隆貴がゆいのそばまで寄ってきた。

「ん?どした?もう私帰るよ?祐武待たせてるからね。」

「いや、あの…。あのさ!」

「ん?なにー?用事ないなら帰るよ?」

「あのさ、俺、ゆいちゃんのこと好きなんだ。」

隆貴は顔を真っ赤にして俯いた。

唯はいきなりのことに対応しきれず、立ち止まってしまった。

「え?いきなりだね、ちょっと頭が付いて行ってないんだけど。」

「本気でさ、俺、ゆいちゃんのこと好きだからさ……!付き合って欲しいんだけど……。」

「ごめん…。気持ちは嬉しいよ?でもね……。」

「まさか彼氏でもいるの?」

唯はまだ祐武と自分が付き合っていることを言っていないことをとても後悔した。

「いや…、そういうわけじゃないんだけど……。」

「ならいいじゃん、俺と付き合ってよ。」

隆貴が意外にも食い下がってきて、唯は困った。

「ごめん、今までずっと言おうと思ってたんだ。実はね…。」

「いいや、それ以上言わなくて。無理なのはわかったからさ、悩まないでね?俺、もう唯ちゃんのことは諦めるからさ…。」

「いや、言ってなかったことあるの……。」


投稿が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません!!


作者は入試まであと39日になりました泣


絶対志望校に受かって中学生の憂鬱をちゃんと更新していきたいと思っております!


気長にお待ちいただけたら、嬉しいです…


投稿がさらに遅くなってしまうと思いますが、何卒、よろしくお願いします!



2015年1月8日 めんたこ

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