琉球独立ともし私が・・・ (7)
琉球が独立した後、追い出されることになる在沖縄アメリカ軍をどうするか?私は、日本各地で受け入れが可能だと思っている。
防衛施設庁は基地等の賃借料として年間約900億円を支払っていると公表している。しかし、その詳細は公開していないので、ここで私が勝手に大雑把な推測をさせてもらう。
アメリカ軍基地の75%が沖縄にあるのだから、
900億円×0.75=675億円
675億円÷140万人≒4.8万円
(ただし、東京など都市部にある軍用地と沖縄北部にある軍用地の坪当たり賃料が同じという前提になるが。)
つまり、日本政府からオギャーと生まれたばかりの赤ちゃんから寝たきりの老人まですべての沖縄県民一人当たりに毎年5万円弱がアメリカ軍基地の賃借料として支給されている計算になるのだ。しかも、驚くべきことにこれには税金がかからないそうだ!
また、沖縄県が現在主張しているとおりに3,000億円もの一括交付金も配分されるようになれば、沖縄県民一人当たり年間21万円強を別に支給する計算になる。他にも、基地従業員という雇用に、基地施設そのものの整備という公共事業、基地周辺等整備費という名目の防衛予算から支出される公共事業費も受け取れる。政府はこれらのアメリカ軍基地を受け入れている自治体が享受している特典をしっかりと国民に公開するべきだ。そうすれば、大阪の知事以外にも「うちでもアメリカ軍を受け入れます。」と表明する知事が何人も出てくるはずだ。少なくとも原発を受け入れるよりはアメリカ軍基地を受け入れたほうがずっといいと私は思っているのだが。