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詩集<Cold Seep>

ハイテンション・ローテーション

作者: papiko

書いても書いても進まない

どこにたどり着きたいのかドンドンわからなくなるの

それでも指はキーをたたくの


まるで魔女の大鍋みたいにグツグツ煮上がってるのに

わかんなくなるの

物語は迷子


言葉が手を繋いでくれないから

物語は途中でスリーピング

そのまま、永眠しないでよ

お願いだから


あふれて、あぶれてどうしようもないの

だから、指は走ってる

脳は息切れ

酸素足りない


海抜ゼロメーターで高山病ってどういうことなの

とにかく書いてと指令が出てる

腱鞘炎になりそうだと

おサボり上手な親指が言う


ほらほら、まぶたが重くなる

目がちかちかしてきたよ


ハイテンションでダイビング

ローテーションでタイピング

一気に落っこちて

ベッドが手招きしはじめた


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― 新着の感想 ―
[一言] これは詩、という認識でいいですか? 伝わりやすくて、いいと思いました。
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