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darkness blood  作者: 華麟
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死神の日記

〜ある死神による記録〜


いつからだろうか。こんなに血に飢えを感じたのは。

もちろん、私も、その仲間たちも、吸血鬼などというゲタものなどではない。

死神という魂の収集、記録、管理を行う神聖な生き物…と、言われている。少なくとも下界では、だが。


中界、所謂人間が主となって住む世界。そこで私たち死神は神聖な生き物などではなく、ただの神話とされ存在していないものとなっているらしい。あくまでらしい、だ。


随分と話がズレたが…私が、否私たちが血に飢えを感じているのは異常だと言える。死神は本来、食を取らなくても生きていけるものであり、何かに感じる飢え、というものは確実にあり得ないと言える。


中界、下界があるのならば上界があるのだろうとこれを読む者は思うだろう。いや、これをそもそも読む者はいないだろうが。この記録は誰にも見せる気は無いし取っておく気もない。もし見られているとすれば…私は何かあったのだろう。


上界、それは確かに存……………

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