私のお隣は大量殺人鬼

始まり。

今、私こと堂島（どうじま）　美波（みなみ）はある男性とお茶をしている。

男性はとても整った顔立ちで、黒い髪に黒い目にはある種の芸術を感じるモノだ…私みたいな…チンチクリンが一緒にお茶をする相手にしては、レベルが高すぎる。

まさに、月と鼈だ…泣きたくなってきた。

何故、幼児体系と馬鹿にされる私がそんな男性とお茶をしてるかというと…

「あそこにいるカップルは暗殺者だから、気をつけろよ」

「はい…」

彼…神崎（かんざき）　真（しん）は大量殺人鬼で殺し屋だ。