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第5話 ザ・ナイトビフォア

ビリー「今度は何を殺した?バンガロウ」


ビル「…」


今にでも戦いが起こりそうなピリピリとした緊張感が伝わる。ビリーの目は獣へと変わっていた。


健司「ビルと知り合い?」


ビリー「まぁ、そうとも言えるな」


ビル「…仕方がなかったんですよ」


ビリー「仕方がないで済まされると思うか?」


ビル「…これは、私なりの“償い”なんです。もう二度と、あんなことしません」


ビリーが背中にある大剣を手に取り、いつでも切れるように構えている。


ビリー「健司、こいつ見張ってろ」


健司「見張る?今やるんじゃないの?」


ビリーの脇にナイフが刺さる。


ビリー「ッッ!!」


健司「ビリー!!大丈夫か!?」


ビリー「感覚的にナイフが投げ飛ばされたって感じではないな…」


健司「だとすると…」


ビリー「この暗闇を生かして高速で移動し、しっかりと刺す、って感じだな」


ビリーが再び大剣、ゲッティング・ベターを構える。健司は短剣を構える。


健司「ビリー、今言うのもなんだけどさ…」


ビリー「んだよ?集中してんだから邪魔すんな」


健司「ビルが逃げた」


ビリー「は!?」


気づくとビルが消えていた。今あるのは足元を照らしてくれていた懐中電灯のみ。


ビリー「見張れっつったよな!?」


健司「ほんとごめん…」


ビリー「今は敵に集中するぞ」


健司は懐中電灯を拾い、周りを照らす。以前として敵は見つからない。


ビリー「こういう時、あんたならどうする?」


健司「そうだな…勘?」


ビリー「なんかこう…戦略とかねぇの?」


健司「そう言われても…」


ビリーは大振りに大剣を振るった。だが、敵の足に少し当たった程度であった。


健司「見事作戦成功だぜ!この野郎!!」


ビリー「本当に騙されるとはな…バカすぎだろ」


男が足を抱え、悶え苦しんでいる。


ビリー「名は?どこのやつだ?」


男「私の名はナイト・ビフォア!我が友デズモンドの為、我が友の妻モリーの為、貴様を殺す!!」


ビフォアは一瞬にして消えた。だが足を怪我している為、少し動きが鈍い。


健司「…なんか少し厨二っぽくない?」


ビリー「…」


ビリーはビフォアの動きを目視で確認している。明らかに速度が低下している。


ビリー(今ならやれる!!)


健司「ビリー!奥から人きてるけど誰?」


ビリー「うっせぇ!!話しかけんな!!」


ビリーが鉄球投げのように回りだした。


ビリー「“ゲッティング・ベター”!!」


すると、ビリーに向かって飛び出してきたビフォアが斬られていく。


ビフォア「グアッ!!」


やがてビリーが止まり、血まみれになったビフォアが地面に横たわっている。


ビリー「…それで、俺たちのことは許したんじゃないのか?モリーは」


ビフォア「個人的な…恨み…だ」


健司「他にもいるの?刺客は?」


ビフォア「……さぁ?」


ビリー「健司?さっき言ってた奥にいた人って?」


健司「あぁ、なんか白色のを羽織ってた3人組?みたいな?」


ビリーは一瞬、嫌なことを考えた。白色の羽織、3人組、そしてここまで来るほどの実力者といえば1つしか当てはまらない。


ビリー「いや、まさかね…」


健司「?」


ビリー「もしかして、バンガロウと同じもん羽織ってた?」


健司「…何か似てた気する」


ビリー「いいか?よく聞け。多分それは第2探索部隊“ホワイトアルバム”だ。ロンリーハーツ部隊の次に最強の部隊と言われてるほどヤベェ奴らだ」


健司「…ビルとはなんの関係で?」


ビリー「バンガロウは元ホワイト・アルバム部隊だ。今は無所属になっているが、今でも強いやつだ」


???「そこにいる2人!黙ってこっちを向きやがれ!」


ビリーと健司は言われるがまま声のした方に向き、手を挙げた。


ビリー「この声、ヘルターか…」



しっかりとは見えないが、3人、立っているのが見える。

双刀を持った男、銃を持った男、そして何も持っていない女の姿。


健司「バンガロウなら奥へいった!俺らも探している!協力してくれないか?」


双刀を持った男がこちらへ飛び降り、目の前に現れた。やや眼光が鋭い、獲物を見つけた肉食動物のような目だ。


ビリー「気をつけろ!そいつの異名は…」


銃の男「黙れ!!ヘルターはそれのこと気にしてんだよ!!」


ヘルター「言うな!!バカ!!」


女「…呆れた」

        

ビリー「異名は、無秩序マンソンだ!!」


ヘルター「言うな!!バカ!!!」


健司「…」


ヘルター「…バンガロウは?」


健司が右に指を刺す。


ヘルター「行くぞ」


ヘルターが1人で奥へ歩いていく。続けて女も歩いていく。

銃の男が健司に謝る。


銃の男「どうもすみませんでした。我々は第2部隊、ホワイトアルバムです。あの物騒な人がヘルター、あの女の人がジュリア、そして私はサボイ・トラッフルです」


健司「えと、第64部隊、グラスオニオンの健司です」


サボイ「よろしくお願いいたします」


サボイが地面に横たわってる男を見る。


サボイ「…この人は?」


ビリー「敵だ。そして俺が勝った」


ビリーは誇らしげに言った。


ビフォア「…ホワイトアルバムか」


ビリー「まだ生きてたんだな」


ビフォア「ヘルターは…指にマメでもついたのか?」


サボイはビフォアの頭に弾丸を打ち込んだ。


サボイ「…」


2つの部隊はそれぞれフィクシングという暗闇に堕ちていった仲間を救う為、歩を進めていく。


ホワイト・アルバムはバンガロウ・ビルを探しに。

グラスオニオンはエリナ・リグビーを探しに。








ナイト・ビフォア


年齢 34歳

誕生日 6月5日

身長 168cm

体重 54kg

武器 グッドナイト(ナイフ)

趣味 散歩

特技 計画調整

好きな音楽 ポップ

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