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大韓民国

韓国が現在占領している竹島は、国際法・国際条約上において日本の領土です。

韓国は明確に敵です。

他の国があくまで仮想にとどまるのに対して、現在進行形で敵です。


しかし竹島の奪還方法は、武力による必要性はありません。


日韓首脳会談があれば、必ず一番目の話題にする。

拒否すれば、次策として国際司法での判決に委ねる。

国際司法に関しては、韓国が受けないと成立せず、ほぼ負ける韓国拒否していますけどね。


これ、米国大統領に仲介を要請すればよい。

この竹島に関して、米国も関係者なわけですし、日米首脳の親密さはやたらアピールされますが、この話をされたことはないのではないでしょうか。


なんなら、裁判をアメリカの裁判に任せても良い話です。

こちらの方が裁判費用がアメリカに落ちる分、米国大統領を動かしやすそうです。


それでも韓国は出てこないと思いますが、その時は、これらを理由に、経済制裁を掛ければよい。

経済制裁すら掛けられないなんて言い出したら、話にもなりません。

日本政府・日本の政治家に、日本を守る気が微塵もないと判断せざるを得ません。

そして経済制裁を掛けてなお、韓国が裁判に出てこないとは思えません。


レーダー照射(2018)とか、ディスカウントジャパンとか、色々やってる韓国に対して経済制裁すら掛けないのは、相当不自然な対応です。


裁判に持ち込めたとして、十中八九勝てますが・・・一、二負けます。

半世紀近い実効支配。

それに対して日本は抗議するだけで、明確な対抗措置は出していません。

日韓首脳会談での議題にすらせず、国際司法への単独提訴でさえほとんど行っていません。

その上で日韓友好だなんだとやっています。


これ、冷たい目で客観的に見れば、日本は竹島奪還を諦めている、優先事項ではない、竹島奪還しなくても大勢に影響しないと判断している。

そう見られても仕方ないのではないでしょうか。


裁判官の判断がどうなるかは、実際にやってみないと分かりませんが、おそらく裁判官全員が日本領と判断することはないでしょう。

過半を取れれば良いだけではありますが、不安は残ります。

実効支配は「領域主権が継続的かつ平穏に表示されている」を条件と考えている場合があるが、抗議文しか送らず、竹島自体は平穏な状況をどう取られるやら。


対策としては、米国や英国など外国の法律事務所あたりにも支援の依頼や、模擬裁判などをやって確実に勝てるようにしておくべきでしょう。


国際法・国際条約上、勝てるという単純な判断だけでは、捕鯨の裁判(2014)の二の舞です。





さて、竹島に関しては、国防に関わる重要なエピソードがあります。


1950年6月 朝鮮戦争勃発

1950年10月 日本特別掃海隊出動

1952年1月 李承晩ライン設定

1952年4月 サンフランシスコ条約発効

1953年4月 独島義勇守備隊が竹島駐留

1953年7月 朝鮮戦争休戦協定

1954年6月 韓国沿岸警備隊の駐留


 隣国を助ける国は亡ぶ マキャベリ


この実例ですね。

朝鮮戦争において、韓国を支援したら竹島取られた。

と言う因果関係は把握しておかなければいけません。


この事実をどれほどの人が識っているでしょうか。

うっすらと昔の事。

朝鮮戦争のしばらく後くらいに思っていなかったでしょうか。

朝鮮戦争と絡めて考えた人はどの程度か。

下手すると日本の首相も防衛大臣も識らない可能性があります。

アメリカの一般人は、まず識らないでしょう。

大統領も多分識らない。

在日米軍基地司令官なら、あるいは、というところ。


ちなみに、義勇隊だったり、警備隊だったりで軍隊ではないのは、当時アメリカが韓国の軍事党政権を持っていて、動かせなかったからですね。

もちろん、アメリカが竹島侵略を許可するわけもないですし。


また、1952年4月、サンフランシスコ条約と同期して、日本国とアメリカ合衆国との安全保障条約が結ばれており、竹島の武力奪取は米軍出動しないとおかしいのですが、してません。

日本側が空気を読んだのか、要請しなかったんですよね。


米韓の仲の悪さを見せつけたら、朝鮮戦争が混沌、または負ける可能性が高くなる。

また、要請して米軍が断ったら、この条約が空文であるという事実を露呈させてしまう。

それは、他国を乗じさせてしまうかもしれないと、考えたのかもしれません。


こういう事例を知ってなお、米国大統領が自国の裁判所にすら韓国を引っ張り出すのを拒否するようだと・・・米国の条約・約束自体の信憑性を疑うべきでしょう。

約束とか道理とか義理とかを軽視しているってことですから。


また、この事例は、朝鮮戦争再開時には韓国が日本に攻めて来ることを示しています。

次は対馬でしょうかね?

対馬には現在自衛隊が駐屯していますが、仮に朝鮮戦争で韓国に協力して、ここから出動・空にするようなことがあれば、取りに来るでしょうね。韓国が。

この様な実例がありながら、日本に韓国防衛の負担を主張する者がいたら、日本の国防を度外視しています。



さて、別視点、韓国が日本を攻めてくる可能性を検討します。

韓国の戦力は対北朝鮮を意識せざる負えず、陸軍よりの構成になっている。

それは、海洋を渡って日本に侵攻する力は、基本的にない事を意味する。

・・・遠洋能力のある戦艦を欲しがったりと、日本を攻撃するつもり満々ではありますが。

仮に日本が攻めてくる事を想定していたとしても、近海での争いになるので、遠洋能力は要らないんですよね。

太平洋側から日本を攻撃するつもりがなければ。


しかし、大規模な戦力を遠洋戦力につぎ込めるわけもなく、日本が油断したり隙を見せたりしなければ、手も足も出ない。

ただし、やる気はあるのだから、油断したり隙を見せたらやられます。

警戒を怠ってはいけません。



もう一つの観点、度外視して、韓国を味方、味方陣営とした場合、つまり日本の防衛を集団的自衛権とかで、朝鮮半島の38度線にした場合である。


結論から言えば、無理。


それは、日本が島国という利点、強大な堀・海という防壁を無意味にする行為。

または、逆に海を渡って援軍を送るという難事に挑む事。

世界一の軍事力かつ韓国に基地を置いている米国とは、色々異なるのです。


これをやろうとすれば、現在の軍事費の桁を増やす必要があります。

つまるところ、よく軍事費が足りないとかいうのは、これを想定しているからですね。

海を頼って防衛するのならば、そんなに掛かりません。

それほど、海という防壁は難所であり、陸続きの他国というのは防衛が困難なのです。

国防が手段で軍事費増額が目的な人なら、主張するでしょう。


日本からすれば、韓国を防衛圏内にいれて38度線を維持するよりも、朝鮮半島がロシア、または中国領になっても、海上を防衛ラインにした方が、守り易いのです。


加えて、韓国内には親北派が無視できない勢力として存在します。

下手をすると、民主主義的手法で、北に寝返る可能性さえあるのです。

ロシアがウクライナでやったようなインチキではなく、ガチで。

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