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白雪姫が目を覚ますまで。  作者: 柊玲雄
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49*夢と現実

*********

また、あの男の子だ。

私の方を向いて立っている。


私は、思い切って話かけてみた。


「あの!」


男の子は、少しだけ驚いた表情をした。


「あなたは誰?」


聞いては見たものの、答えてくれるはずはない。

だって、これは夢だから。


そう思って、諦めて後ろを向こうとした時だった。


「ごめん」


突然の謝罪に、私は男の子に向き直った。


…何に対してのごめんなさいなの?

私はそんな言葉を聞きたいわけじゃない。

あなたの正体を知りたいの。


「僕は…僕は」


*******


ピピピピ…ピピピピ…


「んん…」


アラーム音に目を覚まして、時計に目をやると8時丁度だった。


「起きなきゃね…」


重たいまぶたをこすって、のそのそと起き上がる。

起き上がりながら、ふと、今日見た夢を思い出した。


…私、自分の意思であの男の子に話しかけたんだっけ。

結局、言葉を最後まで聞けずに起きちゃったけど。


「何がごめんだったのかな」


男の子は、悲しそうに顔を歪めて「ごめん」と言った。

…私にはその真意がわからない。

どうして私に謝るのだろうか。

なにか、男の子には後ろめたいことがあるのだろうか。


そんなことを考えながら、ゴソゴソと私服を漁る。


デートに行く訳では無いので、普段通りの服__楽なのでワンピース__を選んでおく。


…コットン生地のワンピースに、淡いピンク色のカーディガン、靴はいつも履いてる白のパンプスでいいかな。


これがもし、姫魚さんとのデートなら、あと2時間は服選びに費やしてただろうな…なんてことを思い、私ははたと思い当たる。


…伊野先生が言う「自覚」って、これのことなのかな。


姫魚さんとデートだなんて、すごく緊張してしまう。けど同時に、すごく嬉しいし楽しみだと思う。


…こんな風になるのが、「恋」…なのかな。


そう自分で気づいた瞬間、顔が妙に熱くなった。勝手に気づいて勝手に照れてるなんて恥ずかしい話だ。


「ごはんごはん…」


私は気を紛らわせるようにキッチンへ向かった。

皆さんお久しぶりです、柊です。


…更新サボってました、深く反省しています。

いやあの!話はできてたんすよ!!投稿してなかっただけで!!あ、はいっ、すいません…。


お詫びに小話をお一つ…つゆきちゃんは中学の頃、ものすごい箱入り娘でした。(後から話にも出てきますが)親兄弟ともども過保護だったんすねー。ですが、弟はそうでもなく、つゆきちゃんがお外に遊びに行くのは弟がこっそりと連れ出す時でした。うふふ、実は弟が一番つゆきちゃんのこと好きなんすよ。お姉ちゃん大好き。


ということで、次回はいよいよ先生と路地裏へLet's goします。


次回もお楽しみに!

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