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白雪姫が目を覚ますまで。  作者: 柊玲雄
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41*side.姫魚翠

side.姫魚翠


僕はついに、大切な人を突き放してしまった。



つゆきはおそらく、自分のなくした記憶のヒントをどこかで見つけたのだ。

そこから、最も関係がありそうな僕に真相を聞きに来た。


だけど、僕は彼女を傷つけまいと勝手に思って、彼女を突き放した。

僕なりに残酷に。


「…なにやってるんだろう」


玄関を締めた瞬間、後悔がじわじわと心から溢れ出す。


僕がつゆきから離れられるわけがないのに、何をしているんだろ。

完全に自爆だ。

もうすでに彼女に会いたくて仕方ない。



どんよりとした気分のまま、ベットに腰を下ろし、携帯の画像フォルダをスクロールさせていく。

景色の写真ばかりだけど、その中に1枚だけ、僕にとって最も大切で愛しい写真があった。



僕の実家のベランダで、新しく届いた中学の制服を着たつゆきが振り返ってこちらに向かって笑っている写真。


彼女の記憶にまだ僕がいた頃の、最後の写真だ。


新しい制服を僕に見せに来て、「もう子どもじゃないもん!」なんて言ってはしゃいでいたつゆき。

僕はそんな彼女をからかいながらも、制服を着てもうすっかりお姉さんになった姿に泣きそうになっていた。

彼女がオムツをしている時からお世話をしていたから、この前までハイハイしてたのに…なんてことも思っていた。

それと同時に、よりいっそう彼女を愛しく思った。


「あとちょっとすれば、翠くんのお嫁さんになれるね」


…そう言って嬉しそうに笑うつゆきを僕はまたからかって、でも嬉しすぎて、抱きしめたんだったかな。



幸せだったな、あの時は__

GW楽しんでますか!!!

おはようございます、柊です。


やっっっっと暇になったので更新します\(^^)/

4.5日と部活の試合に行ってわけなんですが、ふと、眠森くん陸上部設定が思いつきました。


うん…すごくいい…!!!


はい、ということで今回から姫魚視点ちょっと続きます!


次回もお楽しみに!

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