ガンダム哲学 ニュータイプ論 流派東方不敗編
筆者なりにNTについて、説明や考察をした雑多な内容。
前回より遥かに独自研究が多い。
よって他の場所で、この内容をひけらかして。
どんな反応をされるか、筆者は保証しない。
タイトルは流派東方不敗編。
何故かは最後まで読めばわかる。
●前提:NTはミノフスキー粒子の相互作用の糸電話
NTの出す特定の感応波は、ミノフスキー粒子と反応する。
作用するという事は、反作用もある。
NTは糸電話の様に、ミノフスキー粒子を使い。
他者とテレパスし、ファンネルを操作する。
この感応波は、適性✕媒体の質✕量で表される。
天才的なNT、サイコフレーム等の高品質な媒体、大量のNT。
そう言ったアプローチで、強度を高められる。
そして機体の装備では説明の付かない、奇跡的な現象の一部は。
ミノフスキー技術との、類似性がみられる。
例えばアクシズショックは、サイコフレームがアンテナとなり。
周囲の感応波を集約し、ミノフスキー粒子に大規模な干渉を行い。
大質量を支えられる、ミノフスキー技術たる。
ミノフスキークラフトと、同種の状態を再現した、と見做せる。
極まったNTは、無意識的に。
ミノフスキー粒子を、高度に操作できる。
特に感応波が集中し、ミノフスキー粒子が可視化された様な。
特異な場が形成された状態を、サイコフィールドという。
以降の項目はほぼ全部、この前提を元に記す。
●独自研究:NTの身体能力向上?
初代のアムロといえば、幼馴染の女子が家に来ても。
タンクトップとトランクスの、下着姿で出迎える様な奴だ。
機械いじりが趣味の、オタク・ナードだ。
間違っても、筋トレを趣味になんかしない。
なのにラストではシャアに、フェンシング勝負で勝ってる。
NTでも体を動かすのは、普通の人と同じと。
訓練された正規軍人として、有利な勝負を仕掛けたにも関わらず。
シャアは、ヘルメットがなければ即死だった。
また、クェスが生身で、宇宙空間に出た事もある。
オールドタイプのギニアスは、より年齢が低かったとはいえ。
事故により同じ体験をして体調を崩した、という対比もある。
※ただしギニアスの事故は詳細不明で、恐らく同種の体験を伴う事故と思われる、程度なのは留意
ちなみに他にも、正規軍人であるジェリドを殴ったカミーユを。
更に一方的に制圧した、武道の達人のウォンさんを。
更に更にジュドー達が殴った、という事例もある。
NTとしての覚醒段階と比例して、肉体が強靭になるのかもしれない。
●独自研究:Iフィールドのボトルネックとフィンファンネルバリア?
装置が非常に巨大な為、従来は巨大MAにしか搭載されなかった。
MSサイズでの完全な実現は、V2のAパーツまで待つ事になる。
それまではユニコーンの盾等、限定的な効果に限られていた。
しかし時代に逆行して、実現したMSがいる。
ご存知νガンダムの、フィンファンネルによるピラミッド型バリアだ。
一部ではIフィールドとは別物の、低出力なメガ粒子の膜とされるが、筆者は否定的だ。
その理屈では、高速の実弾と高出力ビームを防ぐなんて、到底不可能だからだ。
ちなみにターンエーで登場した、スモーのIフィールドは実弾も防ぐ。
ミノフスキークラフトが存在する以上、Iフィールドの究極系が。
斥力バリア化するのは、ある種当然ではある。
フィンファンネルバリアはその、先駆けだろうと思っている。
またこのバリアが、本来の機能でないのも明白だ。
もし機械的に再現できるなら、この時点でIフィールドは実現されている事になる。
特にユニコーン等に、搭載されない理由がない。
つまりアクシズショックと同じく、NTオカルトの1つだ。
そしてフィンファンネルの、ジェネレータと粒子貯蔵量で、バリア形成が実現できた以上。
Iフィールド発生器小型化の障害は、粒子制御が大部分なのがわかる。
宙域の粒子濃度が高かったので、周辺から掻き集めて。
貯蔵量をカバーした……のかもしれないが、それなら。
艦艇と連携すれば粒子の外部供給で、Iフィールドが実現できていた筈なので。
結局は誘引という制御がネック、という結論になる。
NTとサイコミュの組み合わせは、ミノフスキー粒子操作のエキスパートだ。
Zの巨大サーベルもそうだが、媒体にしやすい機械さえあれば。
本来想定されてない現象さえ、個人技で再現できる好例だろう。
●独自研究:ミノフスキー粒子はアナザー系世界にもある?
UCでない世界にも、ミノフスキー粒子はある。
そう主張する理由は、ターンエーの黒歴史設定だ。
全てシリーズ作品の終着点、とされている以上。
直線上か、HUB状のブリッジ経由か、はともかく。
各作品の世界は、全て繋がっている。
そしてミノフスキー粒子そのものは、UC独自の発明等てはなく、自然界に分布するものの発見だ。
なら他作品に同粒子がないとするのは、重力がないレベルの不整合だ。
他作品に登場しないのは、未発見であるか、利用シーンの描写がないかだろう。
そしてミノフスキー粒子がある限り、それに適応した人類が生まれる可能性がある。
つまりNTという概念がない作品でも、無自覚にそうである可能性は否定できない。
●独自研究:ターンエーはサイコミュの塊?
まず御大将はターンXの機体越しに、サイコミュ的精神波を感じ取っている。
機体とパイロットに、何らかのリンクが行われている示唆だ。
しかも御大将は自己と機体との、境界が曖昧になった発言をしている。
これは強力なフィードバックによる錯乱だろう。
何よりブラディシージを、ミノフスキー粒子のある戦場で実現するには、特殊な通信技術が必須となる。
各種特徴から見て、ターンXはサイコミュとの関連性が強い。
そしてターンエーも、サイコミュ搭載と思われる。
兄弟機というからには、何らかの技術的共通事項がある筈だが。
武装等がまるで違っている以上、内部に共通性があると見ているからだ。
そしてターンエーの搭乗後に、ロランにはアザができている。
これはレバーやペダルといった、通常の操縦方式なら不要な負荷だ。
思考制御といった、より高度な操縦を実現する為の直接接続の跡。
NT適性の多寡を、機械的にカバーするアプローチと思われる。
特にターンエーはIFBD(Iフィールドビームドライブ)が採用されている。
ターンエーの首が回ったり、ターンエーがバラバラになったりするのは。
関節に機械的な機構を持たず、ブロック構造の各部位を。
操り人形の様にIフィールドで動かす、方式を取っているからだ。
そしてνの例から見てIフィールドを、最も効率よく制御できるのはサイコミュだ。
IFBDの為に、サイコミュを使ってるとも。
サイコミュの為に、IFBDを使ってるとも言える。
●独自研究:DG細胞=ナノマシン=サイコミュ?
ターンエーには、ナノマシンが大々的に登場する。
装甲もナノマシンの集合体、ナノスキンだし。
月光蝶はナノマシンという、獰猛なバクテリアだ。
そしてGにも、ナノマシンが登場している。
実はGのビームは全て、ナノマシンの集合体だ。
ボルトがグラビトンハンマーを、ビームで牽引できるのも。
ゴッドがビームロープの反動で、加速できるのも。
全てナノマシン由来の、純粋物理だからだ。
東方先生の手拭い・マスタークロスも、ビームとは付かないがこの技術の筈だ。
それにターンエーは、Gとの強い関連性を示唆されている。
ターンエーの一部機体の型式番号が、ネオジャパンの命名規則と一致。
シャイニングフィンガーの存在。
※ただし正式名や使い方からすると、ゴッドフィンガーの方が近いが
特にナノマシンと、DG細胞の類似性は顕著だ。
マウンテンサイクルの埋蔵の旧世代MS群で、ムーンレイスの最新鋭MSと張り合ったのは。
例え完璧な整備状態だったとしても、絶対にあり得なかった筈だ。
DG細胞由来の自己再生・自己進化の側面が、強く表れている示唆だろう。
月光蝶の性質は、暴走したDG細胞そのものだし。
そしてDG細胞には暴走すると、パイロットに強烈なフィードバックを起こす特性がある。
これは負荷の強いサイコミュに、よく見られた症状だ。
そもそもデビルガンダムは非人間型で、ペダルやレバーはもちろん。
モビルトレースシステムでも、到底操縦できないのは明白だ。
触手類の操作はそれこそ、ファンネル的な思考制御でないと破綻する。
またパイロットを、生体ユニットとして取り込んだのも。
ターンエーと同様の、読み取り精度向上の為とも取れる。
少なくとも、エネルギー源としての価値はない。
類似性が認められる以上、ターンエーのナノマシンも。
サイコミュ系の技術である可能性がある、という理屈だ。
実際に御大将も登場中、言動が若干おかしかったし。
●独自研究:流派東方不敗=NT?
東方先生の語り草となる、圧巻の初登場シーン。
並み居るデスアーミーを、手拭いで絡め取り、足場ごと持ち上げてひっくり返す。
何より格ゲーとか、ドラゴンボールとかで。
見慣れているので、簡単に受け入れがちだが。
人間は体から気を出して、何かを破壊したりしない。
何故そんな事ができるのか、その原理は何なのか。
ここにNTとミノフスキー粒子を持ち込んでみれば、整合的に解決できる。
まず上記の通りGの世界にも、ミノフスキー粒子はある。
そして極まったNTが、ミノフスキー技術を生身で再現できるという前提なら。
石破天驚拳はビーム兵器の、人力再現版と見做せるし。
デスアーミーをひっくり返したのは、小規模なミノフスキークラフトの再現と見做せる。
生身でのマスタークロスは、ナノマシン=サイコミュの制御だ。
というか石破天驚拳は、ビームそのものではなく、ナノマシン制御の方かもしれない。
そしてそんな事が生身でできる、人間といえば。
もちろん我らがNTだ。
ドモン達の体や機体が、極限状態で金色に光る現象も。
Zのハイパー化やサイコフィールドに見られる、粒子の可視化現象と類似する。
少なくともドモン以外も光るので、個人・機体特有の現象ではない。
何よりガンダムファイターといえば超人揃い。
上記のアムロとシャアのフェンシングに見る、身体能力向上とも一致している。
筆者はヒキニートのアムロが、士官学校出のシャアを倒した事を大きく評価してる。
その強力なNTバフを、元から強力な鍛えた人間に持ち込めば。
ガンダムファイターという超人が生まれる、という理屈だ。
あと地味に流派東方不敗に、他の門下生がいないのも根拠だ。
劇中の描写を見る限り東方先生は、かなり幼いドモンを引き取って。
マンツーマンで修行を、行なっていた様だ。
武術は万人に再現可能な、汎用的技術の筈だ。
なのにドモンに拘ったのは、特別な資質・適性を必須とするからではないか。
つまりはNT適性を必須とする、という訳だ。
●独自研究:アムロに見るNTの身体能力のヤバさ?
もう1回、アムロのフェンシングの話に戻る。
ガンダムファイターレベルに比べたら。
アムロとか屁みたいなものじゃないか、と思われるかもしれないが。
20kgとかの荷物を背負って、行軍訓練してた筈のシャアを。
体作りとかしてないアムロが倒したとか、そういうのは全て些細な事だ。
注目するべきはただ1つ。
シャアのヘルメットのシールド(バイザー)部分を、貫いた事に尽きる。
現実の宇宙服のシールドは、ポリカーボネート製だ。
これは機動隊のライオットシールドや、バイク用ヘルメットにも使われている素材だ。
金属製ハンマーで叩いたって、おいそれとは壊せない硬さだ。
UCのヘルメット素材が、コレより上な事はあっても、下な事はないだろう。
固定したマネキンに、このヘルメットを被せて。
包丁とかでこれを刺し貫ければ、もう奇跡と言っていい。
それをよりによって、レイピアでやってのけたのだ。
しかも劇中では、装飾品として壁に飾られていた剣だ。
最大限アムロ有利な条件で、模造刀ではなく、使用可能な美術品だったとしても。
レイピアの様な突剣は、硬いものに刺せばしなる。
そして何よりシャアは、マネキンと違い固定されてない。
むしろ該当シーンでは、前に飛び出していた。
しかもヘルメットは球体で、完璧に真っ直ぐ突き立てないと反れる。
ハンマーで砕けない硬さの、動く丸い物体を、レイピアで突き刺す。
おおよそ最悪な条件で、実現は困難極まりない。
いわゆる心技体が揃った、奇跡の一撃が必須となる。
そしてアムロはそれを実現するのだ。
筆者が何故あのシーンを評価し、NTの身体能力に着目しているかわかるだろう。
……そう言えばドモンの修行に、錆びた刀で大木を切り倒すってあったな。
ちょっと変わっているが、剣で実現困難な目標を達成するってところは類似している。
もしかしてアレの達成で、NTレベルを推し測れるのか。
そう思えば過酷な修行って、NT開花とストレスの関係とも合致するし。
いかがだっただろうか。
前回のNT論より、更に踏み込んだ内容だ。
実は他の項目は、最後の項目の前置き、に過ぎなかったりする。
作品世界の構造的に、全てがNTとミノ粉に、集約していくから仕方ないけど。
東方先生達の身体能力を、アニメ的メタに逃げない場合。
筆者はやはり、NTの亜種という結論しか出せそうにない。




