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プロローグ

私、山中莱は小学校3年生より以前の記憶がない・・・。

お兄ちゃん達が言うには、その頃に誘拐され、そのショックで忘れたといってるのですが、どうも違う気がしてなりません。

何故?と聞かれても困るのですが・・・。

うっすらと記憶にあるのが、私と女の子と男の子一人ずつで合計3人でいつも遊んでいたこと、とても大事な人だったこと。

二人が誰か分らないですし、お父様はお前はずっと家にいたから誰とも会ってるはずがない!と言い張っていますし・・・確かめようがないんです。

誘拐・・・。

確かに私の家は結構有名らしいですけど・・・。

何故ずっと家にいたはずの私が?

そんな疑問を持ち始めたのはつい最近です。

ですが、確かめたくてもはぐらかされると分りきってるので諦めました。

んー。誰に向かって言ってるんだろ・・・。

自問自答?

まぁいいや・・・。

お父様の用事ってなんだろ。

家の外に出れる・・・わけないかぁ・・・・・。

はぁぁぁ・・・・。


コンコン。


「お父様、話とは何でしょうか?」


そう言って父の書斎に入る莱。

自分の運命に影響されるとは思わずに・・・。


「あぁ。他の三人には言ってあるんだが。お前ら兄弟4人だけで暮らしてみろ。理由はそのうち説明する」

「・・・本当ですか?」

「あぁ、ただし条件がある」

「な、何でしょう・・・」

「性別を男と偽り中学校を送り、普段の生活も男と偽ること、だ」

「・・・・・・・・・」


え・・・?

今なんて・・・・。

確かに外に出れるのは嬉しいけど男の子!?

私女の子なんですけど・・・?


「ほら見ろよ親父。莱こまってっぞ。娘が心配なのは分るけど親ばかなのもたいがいにしろよな」

「大和は黙ってなさい。これは既に決まってるし、転校届けも出てる・・・。嫌か?莱、お前が決めろ」

「確かに・・・私は男の子としてというのは嫌ですが、それでも、友達を作ってみたいです。ですから、それくらい我慢します」

「よく言った。よし、じゃぁ来月引っ越すからな。準備をしておけ」

「はい。でわ、失礼します」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやいやいや。

過保護すぎでしょうお父様!?

男の子・・・かぁ。

男装とかはお姉ちゃんにからかわれてした事あるけどなぁ・・・。

ずっとって言うのは大丈夫かな・・・・。

はぁ。

考えるのは似合わない・・・。

ささっと決める!そう決めたじゃん。

やりきってみせよっかな。

絶対に・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


これが、私が男の子として生活していくことになった理由です。

自問自答・・・?

違うのかもしれない、でも何故か落ち着くなぁ。

初めての学校・・・頑張ろう!

友達は、あんまし作らないほうがいいかな。

クラスメイトとして接しよう・・・うん。

よーし、準備準備ーー!!

えーと、初めてなので書き方とか誤字脱字などがあったら指摘してください。

莱が男の子として生活していく姿、ばれないかな?と不安な気持ちを出していけたらな、と思っています。


ご感想などありましたら送ってください。

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