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8話 苦手克服大作戦!

やっぱりごく普通の会話が難しい。ギリギリ会話になってないぐらいが自然なのかもしれない。知らんけど…

8話 苦手克服大作戦!


「はい、目隠しと耳栓」

ソリットくんを呼び出して会った開口一番がこれである。

「いや『はいわかりました』ってつけないよ」

「え〜つけてくれないの…」

私はごねてみる。

「…わかったよぉ」

折れてくれた。

「すいせいちゃんによわい」

「ちがうもん!」

「そう…?あーでもその前に確認取らせて」

ルナお姉ちゃんが聞く。

「何?」

「今日結構大変な思いしてもらうけど大丈夫?」

「…すいせいいるなら……」

「やっぱり私に弱い…」

      「弱くない!」

…弱くないそうです。

「よしじゃあ頑張ってね」

「あぁえっと…これつければいいの?」

「うん、つけて」

耳栓をしてもらう理由はソリットくんは音の反響でその物の形や物質を感知できるからであるわけがわからん。

「…他のところでできた設定は後々面倒になるよね」

「後すいせいちゃん口調が変になっちゃてるよ」

「どこの何を聞いて2人はそんなこと言ってるの…?」

「イヤ、イツモドウリイツモドウリ」

「目逸らさないでよ…準備するよ」

「うい、りょーかい」







そんなこんなで私たちは冷蔵庫やらさまざまなところからとある物を持ってくる。

「うわーすごいな」

「これは私知らないかも」

「日本だと結構有名な感じするけどね」

「そうなんだ」

「そしてこれ…は゛!用意はしたけどどうしたらいいんだろう」

「まあこのサイズで食べる人はどこにもいない気はするけどね」

この調子でテーブルにさまざまな”とある”物を置いて行った。

「…よしこんなもんかな?」

「うん、そうだね」

「じゃあソリットの耳栓を外そっか」

その時私はソリットくんの方を見る。

「………」

「…?何?どうしたの?」

「いや、萌え袖いいなぁって」

「あぁwソリットのね。まあ確かにかわいいけど」

「いいなぁ…着替えてきていい?」

「…行ってらっしゃい」

「はーい」


ーー数分後


「どう?パーカー」

「うん、いい感じ。じゃあ耳栓外すね」

「ok、いい……あ!待って」

「…?」

※ソリットくんの苦手な物の1つは大きい音です。察しやがれください。

私はそーっとソリットくんの耳栓を外す。

「ん?すいせい、結構時間かかっt……」

「わっ!」

「わ!何…ちょっとすいせい…怖いよ…」

そう言いながら目隠しした状態で私の腕をドンピシャで掴むソリットくん。

「へへへ…w驚かしたくなっちゃった。ごめんね」

「いいけどさ……」

「すいせいちゃん、意地悪はほどほどにね」

「はーい」

「で、大方目の前に何かあるんだろうけどなに?」

「ソリットくん、苦手な食べ物って何?」

「…お刺身」

「意外…他は?」

「貝とか苦手…」

「海鮮系ダメなんだね」

「まあでも出されたら食べるけどね」

「じゃあ目隠し外すよ…3」

(何食べさせられんだろう…)

「2…1…はい」

そうしてソリットくんの目線いっぱいに広がるのは…

「うわぁ……」

「ソリット、これなんでしょう?」

そう言いながら私はソリットくんの隣に座り、ルナお姉ちゃんは正面に座る。

「…チョコレート」

「正解!」

「うわぁあぁぁー…」

そう、ソリットくんの目線いっぱいに広がったのはチョコレートである。

※ソリットくんの苦手なものの一つ、チョコレート。

「ソリットのこんな声聞いたことないんだけど…」

「いや、まあ私のせいなんだけど…前バレンタインあったじゃん」

「あったよぉ…そうだね。あったね?」

※あるんです。よかったら探してみて。

「大変なことになったじゃん」

「そう、うん…そうだね?」

「というわけで克服できないかなーっていうこと」

「ちょっと待って、ま…えー?何これ」

その時ソリットくんはとあるものに目が止まる。

「あ、気がついた?」

「知ってるよ…これ知ってる」

「何?」

「5キロの板チョコでしょ」

「www……」

「すいせいちゃんがせっかく用意できるならしてみよう的なノリで…」

「悪ノリが過ぎる…マネキンのやつ紹介しちゃったからなぁ…」

※詳しくはルナの方の8話(だった気がする)を参照してください。

「どうする?リタイアっていう選択肢もあるけど」

「…すいせいがせっかく用意してくれたから食べるよ」

「そう言えばソリットくん、食べれるチョコレートってある?」

「ホワイトチョコとか、いちごチョコとか…は食べれる」

「うん、じゃあ一旦それ食べてみよっか」

「美味しいのから行くんだね」

「うん、まあ後から色々食べてもらうけどね…はい、ホワイトチョコ」

「ありがとう……うん…おいひぃ」

かわいい…

「すいせいちゃん…悪い顔してる……」

「…ん゛ん゛で、どう?おいしい?」

「うん…」

「すいせいちゃん、美味しいってさっき言ってたよ」

「あれ?言ってた?」

「うん…言った」

「ごめんね…聞いてなかった…」

「あぁいや、大丈夫」

「ありがとう…じゃあ次は普通のチョコレート」

「普通の…チョコレートね…」

そう言いながらソリットくんは1口かじる。

「うぅぅぅぅぅ……」

非常に渋い顔をして食べている。

「どう?」

「んんん…苦い……追い込みがすごい……」

「大丈夫?はい、牛乳」

「ありがと…ん…ふぅ、牛乳ありがとう…」

「なに?追い込みがあるの?」

「うん、それが辛い。最初はまぁ…まし」

「いやでもまだたくさんあるからね。どんどん口に残っていくかも…」

「…頑張る」

「よし、じゃあ次はブラックチョコレート」

「さらに辛いやつ行ったね」

「多分だけどカップケーキとかに混ぜられるよりもブラックチョコレートの方が苦手だよね」

「うん…けど…いったん食べてみる」

そう言ってソリットくんは恐る恐る口に運ぶ。

「ん…んんん!んー!」

「なになに…wどしたの?」

「ん!ん!」

ソリットくんが牛乳を指さしてる。

「あぁはいこれ」

「…………ふぅ、ありがとう」

「苦手?」

「うん…苦手」

とりあえず頭を撫でておく。

「とりあえず…で…なでないで。ちゃんとなでて」

そう言いながら自然と体を私に寄りかかる。

「はい」

ソリットくんはちょっとだけ満足げな表情を見せる。

「…ソリット次。ピーナッツチョコ」

「ぁむ…あぃがと…んん、やっぱりこれはまだマシかな…」

「これ多分カカオの含有量で変わるんじゃない?」

「あ〜…確かに」

「それでいうとホワイトチョコってカカオ使われてない…」

「…苦手要素わかっちゃったじゃん」

「まあ一応全部食べる?」

「うん、そうする」







「この空白意味あるのか…?」

「まあいったん話に区切りつけると読みやすくない?知らんけど」

※知らんけど

「ソリットくん結構雑…」

「まあそれはいいとして、次はすいせいちゃんが前作ったチョコカップケーキ」

「ありがと…ぁむ」

「どう?美味し?」

「umm〜」

ソリットくんが唸る。

「悪くない…うん。相変わらず苦手だけどまだ大丈夫な方」

「すいせいちゃん料理技術上がってるんじゃない?」

「そんなことないよ」

「いやでもすいせい、1回しか成功しなかった料理を思い出して作るのはすごいよ」

「そう…?じゃぁ…ありがと…」

私は少し恥じらいながら言う。

「ソリットの言うことは結構素直に聞くんだね」

「いや…でもそうじゃな…いことないけど…」

「…食べる?」

「食べる」

「ん…」

「食べさせてくれるの?」

ソリットくんは恥じらいながらカップケーキを出してくる。

「ん!」

「わかったわかった…ぁむ」

「どう?すいせいちゃん。自分で作ったカップケーキは」

「うん、美味しい」

どんどんルナお姉ちゃんの口角が上がっていってる気がするのは気のせいだろうか。

「はいソリット次。これ私知らないんだけど何?」

「ドーナツだね、まぁその…結構カロリー大魔神だけど」

「そうなの?」

私がが聞く。

「カロリーって?」

間髪入れずルナお姉ちゃんも言う。

「…とりあえずルナの方から解決するね。カロリー体を動かすのに必要なエネルギー…っていうと聞こえはいいけど余ると脂肪として体に蓄えるから…簡単にいうと太る」

「あー……そうなんだ」

「で、すいせいの方の質問に答えると炭水化物と砂糖と油の塊だから…そりゃぁね」

「そっか…そりゃそうか」

「とりあえず食べればいい?このドーナツ」

「うん、いいよ」

「よし…ぁむ………あーーーーーー」

「…はい」

「ゴク……うん(ー_ー)」

「微妙そうだね」

「まあカップケーキよりは中和されてる。けど混ぜられてるんじゃないくてコーティングされてるから結構ダイレクトにくる瞬間があった」

「ほぇーそうなんだ」

「次は…こっっっれ゛…そしてこれ」

そう言って私は5キロの板チョコとルナお姉ちゃんが用意してくれたとあるものを渡す。

「これは…本家リスペクトの…」

「トンカチ☆」

「一般人は手で割れないのが確定したしそもそもそれどこから入手したの?」

「いい感じのルートで…」

「ルナは自分の世界だと人脈広いのか」

「そういうこと」

「さて…う〜んこれどう食べるのが正解なのかな…」

バキッ!

「ソリットくん」

「何?」

「そう言いながら普通にチョコレート割るのやめてもらえる?一応厚さ100円玉なんだけど」

「いやこれ多分結構いける人多いよ?」

「ほんと…かな……」

そう言ってる間にソリットくんは板チョコを口に運ぶ。

「うん、味はとっても苦手」

「スッ…」

「…うん、ありがとう」

「…これそんなに感想ないか」

「うん、次行って」

「最後、これ」

「チョコレートタルトかな」

「そう。頑張って作ったから」

「…そう言われたら頑張って食べないとね」

「お、男を見せる?」

「ぁむ……」

意外と躊躇なく行った!

「どう……?」

「……」

「…はい」

「ゴク…ありがとう。うん…」

「苦手ってことね」

「ごめん…」

「いや、いいよ。頑張ったね」

「あら?こんな時間か、ごめんね2人とも。お昼ご飯作らなきゃ」

「うん、付き合ってくれてありがとう。またね」

「またね」






しばし片付けをして終わったところである。

「ソリットくんもありがとね、こんなのに付き合ってくれて」

そう言いながらソリットくんの口周りを拭いてあげる。

「ん、ありがとう……あれ?すいせい着替えた?」

「お、気づいてくれた?」

「うん、結構大きめの袖だからさ…その……」

「ん?」

「かわいいなって……」

その時私のリミッターが切れた。

「むふふ〜…かわいいじゃんもう!」

そう言いながら私はソリットくんの頭を強く撫でる。

「わわ!すいせい…そんなに…髪乱れちゃうよ」

「いいじゃん乱れても!……ぎゅーする?」

「えぁ!ちょ…っと今日……なんか積極的…」

「したくないの?」

「………ん」

そう言いながらソリットくんは手を広げる。

「はいぎゅ」

「……//」

「どう?」

「あったかい……」

「あったかい?」

「うん…」

どの時ソリットくんの雰囲気が変わる。

…別に戦闘モードになったとかではなくぽやぽやしてる感じだ。

「…お昼ご飯何がいい?」

私は何となくソリットくんに聞いてみる。

「ラーメンとか作ってみる?材料出せるよ」

「お、いいね」

「…」

「…」

「一緒に作りたい?」

「一緒に作りたい…」

「「あ」」

ハモった。

「…いい?」

「うん、一緒に作ろっか」

「やった」


8話 終了


よし、とりあえずイチャイチャシーンは書けたからノルマ達成(?)

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