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5話 風邪をひいた

展開思い付かないお

5話 風邪をひいた

私は起きた。時計を見たら8時ぐらいだった。そう思った瞬間に2つの魔方陣が出現した。そして目の前が眩しくなった。

「すいせい、大丈夫?」

なんとそこにはソリットくんとルナお姉ちゃんがいた。

「どうやってこっちに来たの?」

「昨日召喚魔法じゃなくて、移動魔法としてパラレルワールドを移動する方法を見つけたんだよね」

「なるほど...私使える?」

「多分すいせいちゃんは無理かな...」

「すいせいにかかってる召喚魔法の制限さえなければ使えそう...?」

「なるほど。ってそうじゃなかくて!こっちに来たってことは何か用があるんじゃないの?ケホッケホッ」

「ほら、ルナ。やっぱりすいせいもだよ」

「うん、そうだね」

「何が?」

私はなんのことを言ってるのかさっぱりだった。

「すいせいちゃん、風邪引いてるんじゃない?」

「いや、そんなことない...ケホッケホッ」

「...本当にそんなことない?」

とういうわけで速攻ベッドに入れられた。

そういえば前体調崩したらまずいみたいなこと言ってたな...フラグ回収が早すぎる。




「ごめん、迷惑かけちゃって」

「別にいいよ。すいせいはちょっとお姉ちゃんみたいなところあるし」

珍しくソリットくん照れてる。かわいい。

「あ、そうだ!ソリット、私が風邪引いた時にくれたやつ。あれすいせいちゃんにも食べさせてあげて!」

「なるほどね」

そう言うとソリットくんは魔法のポケットみたいなところから葉っぱに包まれた何かを取り出した。

「はい、これ。すいせいは馴染みあるんじゃないかな」

ソリットくんが出したものに私はびっくりした。

「それってもしかして豆腐!?」

「うん、そうだよ。色々試行錯誤したらうまく出来たんだよね。醤油もあるから好きなように食べて」

まじか、ソリットくんとんでもない料理人なのか?

「うん、美味しい」

「それ食べたら寝てて。僕は別でやることがあるから」

「わかった、お休み2人とも」

そう言って私は眠りについた。



「ふあぁぁ」

私は目が覚めた。起きたらすぐ横にソリットくんがいた。

「あ、すいせいおはよう」

「どのくらい私寝てた?」

「2時間ぐらいかな?気持ち良さそうに寝てたよ。はいリンゴ」

まじか。私の寝顔見られたのか、ちょっと恥ずかしいな...

「そういえばソリットくんは何してたの?やることあるって言ってたけど」

そう言うとソリットくんはポケットからネックレスを取り出して見せてきた。

「はいこれ、あげる。すいせい弱いから不安でさ」

「ん?どういうこと?」

「このネックレスをつけてるときは何かあったときはクロに危険信号が送られるようになってる」

「不意打ちとか強盗とかも防げるってこと?」

「そういうこと」

なるほど、ちゃんとチート能力してるな。

「あれ?ルナお姉ちゃんは?」

「ルナは娘たちが心配だからってさっき戻ってたよ」

「そっか、もう少しお話ししたかったな」

「まあ戻ってくるでしょ」

とりあえずリンゴ食べるか。せっかく切ってくれたし。

「ん!」

美味しい!青森のめちゃくちゃいいブランドのリンゴっぽい!

「ふふ、美味しいでしょこのリンゴ」

心を読まれてる!なぜわかるんだろうか。そんなに私の表情わかりやすいのかな...

「...何で笑ってるの?」

「美味しそうに食べてる姿がちょっと抜けてるお姉ちゃんみたいな感じで平和だなーって」

「ソリットくんってたまに発言40歳ぐらいになるよね」

そう言うとソリットくんはちょっと怒った顔をした。かわいい。

「そんなこと言わないでよ」

会話をして2人で笑ってた時だった。

「まったく2人ともそんなにイチャイチャしないの」

声のする方を見たらルナお姉ちゃんがいた。

「え!?ルナお姉ちゃん、いつからいたの!?」

「何で笑ってるのあたりから...」

そう言われた瞬間私の熱い体がさらに熱くなった気がした。

「何で言ってくれなかったの...」

そう言いながらソリットくんの方を見たら顔が赤くなっていた。

「まったくかわいい妹と弟だな!」

そんなことを言いながらルナお姉ちゃんは私とソリットくんの頭をなでた。ちょっといい気分。だけどしばらく撫でてもらってるとその時ソリットくんは小さく声を出して泣いていた。

「え!?ソリット、大丈夫?」

「ソリットくんなにかあったの?」

ソリットくんって泣くことあるんだ。

「僕って物心ついた4歳ぐらいから家族とかいなかったらだからこういうのやってもらえあうっえ...」

最後の方は嗚咽でほとんど言えてなかったけどどれだけ日本でソリットくんが苦労してきたかがわかってこっちも少し泣いてしまった。大人っぽいソリットくんもやっぱり子供なんだなって感じがした。





その後ソリットくんは夕方にはもう帰った。

「ソリットにとって最近私たちが家族って認識されてきたのか」

「ソリットくんは頑張って耐えてきたんだよ。だからこそ私たちで甘やかさないと」

やっぱりソリットくんは守って行かないと。

「守りたい、あの笑顔」

「...?すいせいちゃん、それ...なに?」

伝わらなかった!

「私がいた世界で有名なセリフだから気にしないで...」

そんな会話をしていたらもう夜になっていた。その時ルナお姉ちゃんが時チラッとみた。

「あれ!?もうこんな時間!ごめんすいせいちゃん、もう帰らないと、またね!」

そう言ってルナお姉ちゃんは帰っていった。

「またね!」

ちなみに風邪は1日寝てたら治った。案外すぐ治った。またなにかお礼しないと。


5話 終了

小説書いてるとすごい頭熱くなるのどうにかしたい

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